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NPOと市民参画

未唯へ。6月オープンの環境学習設備のイベントの検討に参画しました。

会社を5時に出て、6時半過ぎに新焼却場に着きました。30分の運転はきついですね。市民活動だと、6時半始りだと、皆が集まるのは7時過ぎなのに、定年後のインタープリターが中心のために、全員揃っていました。びっくりしました。

今回はインタープリターとNPOに任せて「よそ者」の感覚でなるべくしゃべらないようにしていました。その代りに、携帯用白板にマジックで書き込みをしていました。結局6枚書きました。それをデジカメで残していました。超アナログで、「これは使える」と自分で感心していました。

議論自体は、「地区の会議の延長線の」会話が中心で、なかなかまとまりません。このインタープリター中心の議論に、「環境」「地球温暖化」「理念」はタブーみたいです。定年後のひと時をいかに過ごそうかという感じのときに、そんな難しそうな話は避けたいということなのでしょう。

NPOを今となっては、週日に動いてくれるのは、このインタープリターだからということで、実際に何をやるかだけにポイントを絞っています。だから、誰も決めようとしないからペンディングだらけです。まあ、イタリア人のように、最後には格好つけ、感激のフィナーレにするぐらいの技量はNPOは持っているだろうから心配はしてません。

一番、気になったのは、イベントの目的がマスコミに「絵」を撮らせることと、幼稚園児を飽きさせないことが中心になっていたことです。その部分だけはコメントさせてもらいました。

 来館者の満足よりもインタープリターの満足を先に考えて欲しい

これは愛知万博のボランティアリーダーをやったときに、半年間考え、行動した結果の結論です。なぜ、市民がボランティアをするかというと、折角、地元で行う万博に参画して、自分達が満足したいから。それを手伝うのがボランティアリーダーであり、事務局の役割だと。それがあって、初めて、お客様をお迎えするあいさつも笑顔も知恵も出る。

このことを話したら、どうにかまとまる方に動き出しました。

それにしても、一昨年のようなT-GALsがあるとないとでは、こんなに違うものなのでしょうか! 市民参画にはやはり、市民側の事務局であり、若い女性が主役のT-GALsの必要性を痛感しました。
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