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日本の鉄道全線は、2018年1月2日に100%乗車しています。他に西宮ストークス、広島カープの記事も。

近鉄宇治山田駅

2008-10-13 | 近鉄電車
 この3連休は、近鉄週末フリ-チケットで文字通り近鉄三昧しておりますけど、今日はゴルフなので鉄活動は。お休みです。

 近鉄のこの切符を利用して、まず最初に訪問したのはココ宇治山田駅です。この駅で降りたのは小学校の修学旅行以来になりますので、実に43年ぶりです。

 それでも駅舎は、その時から変わっていないです。その時(昭和40年6月)どころか この建物は、昭和6(1931)年に近鉄の前身参宮急行電鉄線全通に際し、駅が開設された時に同時に出来たものです。

 「神都」宇治山田市(1955年に伊勢市と改称)の新たな玄関口となる伊勢神宮最寄りのターミナルとして開設され、当時から長距離列車の始終着駅として賑わい、また貴賓室があるため天皇をはじめとする貴賓客や正月恒例の内閣総理大臣の神宮参拝の乗降駅となってきました。

 幅120mもある堂々たる壮大な高架ターミナル駅で、コンコースの高い天井や、火の見櫓として消防署も一時期利用した4-5階部分等、デザインに優れた昭和初期の名建築が現在も残っております。

 ホームは1・2番線は鳥羽方が櫛型の行止りホ-ムとなっており、当駅での折り返し列車が使用し、3・4番線のみが鳥羽・賢島方面に通じています。建物は古いですけど現在でも充分機能しており、開業当時からの経営センスが伺えますね。

 また一番ホ-ムの外側には地上とスロープでつながっている場所があり、かってはバスが乗り入れてくることができました。今でもその行止りにはバスタ-ンテ-ブル(一番下の写真参照)が残っています。

 昭和初期にこんなスゴイ駅舎が出来ていたのかと改めて感じさせられました。阪急宝塚駅が、ちょうど3階にホ-ムがあって電車を建物が包む構造なので、似ているように思いますね。






 ↑10月11日 近鉄宇治山田駅

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