高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

黙祷。

2009-11-03 | 筆者の徒然なるままに

 今日は文化の日。そして、故高橋誠司さんの4周忌です。

 恩師の上野さんと懇意にさせて頂くきっかけ「なにわ旬菜 語ろう会」を主催して下さったのが、高橋さんでした。この勉強会を通じて今までに見たこともない料理法や食への取り組みを知ることが出来たのです。

 実は先日、高橋さんの旧友の方から私のブログを通じて高橋さんのことを知り、連絡を頂きました。その方は今はタイに在住していて、ふと高橋さんのことが気になって調べたところ私のブログを読んでくださり、高橋さんがお亡くなりになったことを知ったそうです。そして、今度帰国した際にはお墓参りにいかせて頂きますというメッセージを頂きました。

 もし、高橋さんが生きていたら、もっともっと関西の食・恩師の料理や考えが広まっていたに違いありません。

 それに比べたら今の自分の活動はほんとに微力なものだと思いますが、ほんとうに何も持っていなった自分でも少しでも食や農に貢献出来るようのですから、志さえあえれば誰でもそういうことが出来るのだと思います。

 高橋さんへー僕は不器用なので、高橋さんみたいに誰からも愛されるような生き方は出来そうにありません。ですが、少しずつですが自分らしい生き方を選択する勇気がもつことが出来るようになってきたと思います。
 誰にも恥じないように、自分の心に嘘をつかないようにこれからもコツコツと頑張りますので、どうぞ見守ってやって下さいね。

 心から感謝の意を表し、御冥福をお祈りいたします。

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