日本酒ゴーアラウンド@大阪にむけて。

日本酒ゴーアラウンドの準備。

10月1日に開催される日本酒ゴーラウンドに
久しぶりに参加させて頂きます。

前回は屋号が「旬菜　桜花」でした。
開業当初は本当に苦しい時期もありましたが、
なんとか軌道に乗り始めました。
以前は大阪産の食材を前面に、
カジュアル和食ということがびったりなお店でした。

その後、屋号を日本料理　「高麗橋桜花」に変更しました。
一番のモチベーションは、日本の文化をもっと楽しんでみらいたいと
思ったからです。
花を活けるようになり、軸をかけるようなり、
和紙と水引で季節の御挨拶をするようになり、器をそろえるようになり、
それぞれの専門家の方とふれあう度に、
日本の文化の豊かさを感じてもらいたい、と
強く思うようになりました。。

桜花には特別なサプライズはありません。
こだわりは比較でも排他でもなく、
受け止める器の奥行きなのだと思うようになりました。

敷居が高くないけれど、どこか非日常で上質な時間。
自分へのご褒美に、友人を誘える範疇で、
それでも日本の文化の粋を感じることが出来る。
相反するようなことを、本気で実現したいと思っています。
美味しさと同じくらい、心も豊かなになってほしい。

今の桜花はもしかしたら中途半端なのかもしれません。
厳しい選択をしたな、と思うこともあります、が
その先には必ず新しい価値観の創造があると信じ、
その感性が日本人には存在すると信じてます。


閑話休題
今回のゴーアラウンド参加に間に合うように、
お店の内装を整え、器も用意致しました。


振る舞い酒は磁器作家の北野勝久氏にお願いし、
平盃型で限りなく薄い酒器を御用意致しました。
見た目は大振りですが、その軽さと薄さは
ぜひ手に取って頂きたいです。
参加証代わりのバッチもまだ取り扱っております。
提供する御料理は河内鴨ロース煮や枝豆醤油漬け、
するめの黄金和えなどの前菜の盛り合わせです。
是非、早目の時間帯がおすすめです。

沢山のお店が参加されておりますので、
短い時間になるかと思いますが、
そんなことを感じて頂ける時間になればと思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

9月２７日のつれづれ。

昨夜はゆったりとした営業だったのですが、
先日蔵見学にお邪魔した御代桜醸造の蔵主　渡辺さんがお越し下さいました。

全然規模は違いますが同世代。
理想や背負うものなど、いろいろと共感することが多かったです。

残念ながら1日は蔵主さんはお越しになられませんが、
杜氏さんがお越し下さる予定です。

蔵見学後ということもあり、
津島屋さんの銘柄も数多く取り揃えておりますので、
お越しの際にはぜひご賞味くださいね。


渡辺さんのハイテンションに飲み込まれて、パシャリ！！

9月25日のつれづれ。

9月も早いもので最終週ですね。

昨日の御休みは久しぶりにお店のスタッフは
お客様と岐阜　御代櫻醸造　津島屋さんの
酒蔵見学に行ってきました。

木曽川から程近い、宿場町として
栄えた街の一角にある蔵は思っていた以上に
立派な建物でした。
地元で愛さる銘柄御代櫻とともに
2012年から醸し始めた津島屋ブランド。
純米吟醸蔵として、
若い蔵主さんと杜氏さんの思いが、
これから稼働する準備を始めた蔵から
伝わってきました。


蔵見学後、昼食を頂きながらの試飲時間。
酒米の個性を活かした造りを心懸けているという
言葉通り、どれも異なった味わいがとても楽しかったです。
やはり、現地でお話を聞いたり、体感すると
思いがこちらに乗り移ってきますね。

桜花にお越しの際には、
是非津島屋さんを味わってくださいね！！

10月1日のゴーアラウンドはもちろん、
この中からいくつかの銘柄は楽しんで頂けます。

今週もどうぞよろしくお願い致します！！

9月22日のつれづれ。

雨にもうじきあがりそうですね。
明日は祝日ですが営業しております。

外食の時間って、何ですか。
コストパフォーマンスに刺激を受けたり、
他のお客様ともワイワイ盛り上がったり、
楽しみに方はいろいろ。

提供するお店側は
お客様の御要望にお応えするのと同じくらい、
どのような時間をお過ごし頂きたいか、
なにを大切にするかが重要となります。


順調なら明日の施工で
桜花の店内の雰囲気は大きく変わると
思います。
それはよりゆったりと、心地良い
時間をお過ごし頂きたいから。

この市松柄の床も今日で見納めです。
皆様のお越しをお待ちしておりますね。

9月21日のつれづれ。

ようやく暑さも一段落。
外歩きが気持ち良い季節となって来ましたね。


長月というだけあり、今月ははやりお月見に
ちなんだお料理からスタートです。


お月見とろろに自家製の塩辛を詰めたつぼつぼ。
新蓮根の酢物は菊華、はては叢雲か。


気づけば今月も後半戦。
月見で一献、
是非ご賞味下さい。