とんど祭りの当日は、朝の7時に釜たけさんに到着。 焼豚の最終の仕込みを終わらせて、現地に。 いつもみる高津神社の風景が一変。 テントやステージが設置させていて、なんか変な感じでしたが、お祭り気分が盛り上がってきます。
すでに先発の方々がかなりの準備をしてくださり、周りの方のほとんどが初対面の私は、邪魔にならないように だけ気を付けていました。 10時を少し過ぎたところで、スタートまで少し時間がありそうなので、周りのテントの様子とお参りだけ済ましてテントに戻るといつの間にか行列が。すんません・・。 普段は釜たけさんに無いメニューの焼豚と肉釜うどん。最初はなかなか出なくて少し焦りましたが、少し時間が経っ てから徐々に売れ初めて、13時前には完売しました。 (売れ残ったら釜たけさんに申し訳ないなと思っていたのでほっと一安心。少しはお役に立てたでしょうか。)
お店の方は、ずっと40分待ちの行列が11時前から終わりの16時くらいまで、ずっと続いていました。(長い時間並んでうどんを食べてくださったお客様に、心からありがとうです。) うどんは16時30分頃に売り切れになったのだと思うのですが、流石に終わりの方は少しバテました。ただ、釜たけさんの人徳なのでしょうね、一緒に働いた方はとても素敵な人ばかりで、とても楽しく働くことが出来ました。
とんど祭りは旧年のお札や正月飾り、注連縄等を小正月にお焚きあげする行事のことだそうで、起源は平安時代にまでさかのぼり、この火にあたると若返るとか、餅を焼いて食べると病気をしないとか、書初めをかざしてそれが高く舞い上がると字が上手になるなどと言われていたようです。
「浪華百景」や「摂津名所図会大成」という18世紀後半頃に書かれた中でも、高津神社は景勝地として紹介され、今では考えられませんが、上町台地からは遠く明石まで眺望することが出来たそうです。また、春には美しい桜が咲く、花見の名所でもあります。
長い時間、お客様に待って頂かないとけないので少し複雑な気持ちになりますが、くいだおれの大阪・「ねぶち」のあるものを大切にする大阪人が、このような祭りでたくさん集まってくれるのはとても嬉しいことです。
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