サムエル記第一 13章
金曜日にスーパーで。清算が済んだ物を二人でそれぞれの袋に入れたのですが、素早い動きにレジの方には競い合っているように見えたようで、三人で大笑い。ちょっと楽しい体験でした。
イスラエルの東のアンモン人を破り、彼の王としてのスタートは順調でした。その勢いをかって、サウルはペリシテと戦いを交えようとしました。
ところが、息子ヨナタンが敵の守備隊長を殺害したことによってペリシテ側の恨(うら)みを買い、ペリシテ軍がイスラエル側のミクマスという場所に大集結してしまいます。イスラエルの兵士たちは恐れ隠れ、中にはヨルダン川を越えて東に逃げる者もいました。
そのような中でも、サウル王は何とかヨルダン川の西のギルガルという地に留まっていました。しかし、彼もペリシテの強大な力の前に恐れおののいていたのです。自分たちを力強く導いてくれるはずの、しかも自分たちが危機にある時こそ指導力を発揮してくれることを期待されている王自身が、不安と恐れの中にあったのです。
サウルはサムエルを頼りにしていました。しかし、頼みのサムエルがなかなか来ないので、兵士たちの離反を恐れたサウルは、自分がしてはならないことをしてしまったのです。どんなに優秀で、尊敬するべき人物であっても、神の替わりにはなりえないことをここから思います。
あなたは誰を信頼しているのかと、心に問われる出来事です。