霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ゴロンタさん

2010-05-26 19:31:14 | 野菜
水はけの悪い畑をトラクターで掘ると土が小さく砕けずにゴロゴロした大きな塊りとなることが多い。
そんな歓迎できない土の塊を「ゴロンタさん」と勝手に命名して呼んで来た。

「ゴロンタさん」が乾いて固くなった畑での作業は管理機でも鍬でも難儀を極める。
それを水はけの悪い田んぼを畑にしたことの「宿命」と諦め、泣きながら作業をして来た経緯があった。

ところが、土を十分に乾かしてからロータリーの回転速度を最高の4速にし、逆にトラクターの進行速度は最低にして掘り進むと「ゴロンタさん」をかなり解消できることに先日気がついた。

こんなことはベテラン百姓であれば「常識の範疇」なのかもしれないが、そこが新参者の悲しさ。
そんな「常識」も知らずに条件の悪い耕土に耐えながら「しなくともよかった苦労」を重ねて来たようだ。



ブログ仲間である山蔵農園の「真瑠さん」からのリクエストにお応えして行者ニンニクの花をアップ。
いずれ種を回収して増やしたいと思っているが、そこまでフォローできるかどうか・・・。
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ハウスの屋根の撤去

2010-05-25 21:37:52 | 野菜
仕事の中心が畑に移行しつつある。
先日まで苗箱が並んでいたハウスは既に片付けられて、野菜の種が播かれたり苗が植えられたりしている。

トマトやピーマンのようにハウス栽培が適している野菜以外は屋根を外して栽培する。
今年の手初めに三号ハウスの屋根を取り外した。

元々取り外すことを前提にしていない作りなので結構手がかかるが、取り付けと違って外すのは一時間半程度で終えられるので、それほどの負担とはならない。

このハウスには既にニンジンとモロヘイヤの種が播いてある。
ニンジンは今年もコンスタントに出荷する予定なので、順次他の畑にも種を播いていく。
ここのニンジンの出荷が始まる頃には多分オバサンも元気を取り戻しているに違いない。



「更年期」との先日の記事に対してピンクちゃんからクレームが入った。
「その歳で更年期とは言わない。老人性欝というのが正解」とのこと。
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2010-05-24 20:00:00 | 天気
昨日の夕方から降り出した雨が一日中止まなかった。
それどころか今夜は大雨になるかも知れないとのこと。
田んぼはご覧の通りの「湖状態」。
明朝は一旦雨があがる予報なので、その間に田んぼを一巡りしなければならない。



雨が降ると「道の駅」の来店者も少なくなる。
好評で即日完売を続けていたアスパラガスも今日は少し残ってしまった。
しかし、そんな悪条件下にもかかわらずタラノメは今日も好調を維持していた。
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精神疾患

2010-05-23 20:22:50 | 家族
受託育苗で神経を使い過ぎたオバサンは「何もやりたく無い病」に罹ったらしい。
それでも表面上は普通に仕事をこなしているのが驚きだが、更年期障害かもしれない。

こんな時は何もせずに「ボー」としていれば治るのだろうが、主役であり指揮官でもあるオバサンが不在では全業務がたちまちストップしてしまうのでそれは許されない。

これからはマイペースでできる産直出荷がメインとなるので、オバサンも次第に元気を取り戻すものと思われる。



昨日、つー助さんが出荷の途中で立ち寄り、家の前の畑で栽培指導をしてくれた。
受託育苗に追われて「わき芽かき」も「ネット張り」もしていなかったニムラサラダスナップだったが、夕方にはどちらも終えることができた。


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ダンプ

2010-05-22 20:58:45 | 経営
二台ある軽トラの内の一台をダンプ機能付きに更改した。
受注生産らしく、注文してから二ヶ月近くしてようやく昨日納車された。

ダンプ機能を年中使う訳ではないが、育苗用の土や堆肥の運搬等に活用するつもでいる。
使っている内に用途が開けて来るような気もしている。

使用頻度からすると無駄に近いような装備だが、土の搬入の時にスコップでチマチマ下ろす気力も体力も無くなって来たこともあるが、一番の決め手は作業時間の大幅短縮。
「遅れて来た百姓」としては「費用対効果」だけでなく「時間」も重要な判断要素となる。



女房や畳に限らず新しいものはやはりいいようで、従来と同じホンダ車だが運転席がグンと広くなって乗り心地や操作性が随分改善されていた。
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