「溝切り」は梅雨入り前後の蒸し暑い時季に行う作業なので、稲作農家に
とっては出来れば避けたい重労働のひとつとなっている。
就農時に田圃の周囲に排水用の塩ビパイプを埋めていたので、以前に比べる
と格段に排水が容易になったことから、数年前に「溝切り」を手抜きしたこと
があった。
しかし、稲刈り時にコンバインの腹が着いて動けなくなる事態を招き、それ
からは大変でも「欠かすことの出来ない作業」としている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/72/b45f2a29b6b06fe8a90997d5e6cdf46d.jpg)
ネットによると「溝切り」は「中干し」だけが目的ではなく以下のような
効用があるとのこと。
・水の管理がスムーズになり中干しがしやすい
・有毒ガスが放出され稲の生長が阻害されない
・根が強くなり倒れにくい稲になる
・土もしっかりとして収穫が簡単になる
それでも、猛暑下での作業は一時間半が限度。
午後の三時過ぎ、本日二度目の挑戦をしたが熱中症に近い症状に襲われ途中で
断念してしまった。
その後、一時間ほど休憩しても回復しなかったので、残りは明朝の涼しい時間帯
に行うことした。
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