霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

第二の開拓 その二

2006-08-19 14:45:12 | 野菜
この写真は「道」ではない。
畑を休んで牧草地にしていた所を畑に復活させようとして、一部を試行的に小型トラクターで掘ったもの。道路沿いにある細長い土地だが、予想以上に面積があり、また日当たりの方も心配するほどのネックとはならないと見た。これなら十分に立派な畑として活用できそうだ。

減反政策のあおりか、田や畑の耕作を止めてしまった土地が結構ある。
「里山ビジネス」とは別に、本来の「アグリビジネス」としてそれらを一つひとつ畑として復活させたいと考えている。
その第一弾が先日紹介した里芋畑で、今回は第二弾となる。ここにはニンニクや花を栽培したいというのがオバサンの構想だ。




昔は、畑作物は自家消費する以外は、市場に出すか行商スタイルでの直接販売しかなかった。亡くなった祖母は野菜を背負って行商をしたそうだが、それは作る以上に大変だったという。
今は「産直」という有力な販売ルートができている。この販売チャネルを活用しない手はない。

畑作物は手がかかるので余計な稼働がまた増えることになるが、手間ひまかけることには抵抗感は無い。もの作りの喜びの方がそれを上回ると思っている。

この第二の開拓は、「お客様は来ているのに売るものが無い」という「道の駅」や「新鮮館おおまち」の嘆き解消にも役立ち、勿論お客様にも喜ばれる「三方一両得」の取り組みと自負している。

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2 コメント

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Unknown (ぴんく)
2006-08-19 18:08:08
この間は、お世話様でしたしばらくは、無言の日々で過ごしました。とうきび、トマト、すごくおいしく、懐かしい味が、しました。また季節の味を、楽しみたいので、そのときはよろしくお願いします。
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Unknown (「霜後」のオバサン)
2006-08-20 22:02:47
ぴんくさん コメントありがとうございます。
生産者としては味の違いの判る人に食べてもらうのが一番だと思っています。
今後とも食の安全と味に拘りを持った野菜作りをして参りますので、よろしくお願い致します。

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