霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

あわや大事故に

2020-06-27 20:52:32 | 穀物
昨夜も屋根に音を立てるような雨か降り、週間天気予報には連日傘マークが付き「麦刈り」は
当分出来そうにない状況となった。

しかし、今日一日と明日の午前は「梅雨の中休み状態」なので、その間隙を狙って「麦刈りを
終わらせたい」と思った。
JAのライスセンターからも「多少水分が多かったとしても決行すべし」と朝に電話が入っていた。

雨が降り出さないことを祈りながら早めの昼食を済ませ、乾きの早い高森の畑に向かった。
幸い、2時過ぎからは薄日が差すようになり、コンバインも快調に動いてくれた。



事故は、家の東の畑でグレンタンクの小麦を吐き出した(上の写真)直後に起きた。

斜面で旋回する際に上手く行かず、ギヤをバックに入れようとした瞬間、突然コンバインが
急斜面の下に向かって動き出し、10mほど突進して梅の木に激突してしまった。

梅の幹が音を立てて折れ、梅の実が運転席にバラバラと落ちて来て、「今年の麦刈りも終わった」
と思わざるを得なかった。

驚いて駆け付けた妻が「梅の木に助けられた」と呟くのを聞いて、そのまま急斜面を突進したら
大きな人身事故に繋がり兼ねなかったことに気付き「ゾッ」とした。

30分ほど掛けてコンバインと梅の木を分離し、刈取り部前面のカバー等の破損部分を取り除き、
ダメモトで刈り取りを開始してみたら正常に動いたのは「不幸中の幸い」だった。
コメント (2)
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