先日紹介したように「美味しい枝豆」を選ぶポイントは、
「品名」、「鮮度」、「適期収獲」の三つ。
生産者は、美味しいと評価の高い品種を選び、「朝採り」に拘れば、前二者は容易にクリアできる。
しかし、三つ目の「適期収獲」は簡単ではない。
「収獲適期」は、枝豆が一番美味しい時期を指すが、その期間は決して長くはなく、品種によって
異なるものの3~5日程度のようだ。
(高森の枝豆の播種は遅かったが、「収獲適期」は逆転して早く訪れた)
適期収獲は販売とセットでクリアしなければならないので、雨続き等で客足が遠のく日が続いたり
すると困ってしまう。
産直の店頭に「やや旬を過ぎた枝豆」が並ぶことがある背景には、そんな事情がある。
なお、消費者が「適期収獲の枝豆か否か」を判断するのは決して難しくはない。
莢の膨らみが「パンパン状態」ではなく「適度に膨らんでいる」枝豆を選べばいい。