大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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米軍 我が国が先行開発実用化しているGaN素子のAESAレーダーAN / TPS-80をやっと開発配備

2017年03月31日 12時31分04秒 | 運命共同体としての日米同盟 互角の日米安保体制構築 日英共同訓練

AN / TPS-80 常に戦場の最前線に移動して設置運用できる事が素晴らしい。

ロッキード・マーチンは、先般のシンポジウムで、360度範囲をカバーする次世代型長距離探索・弾道ミサイル防衛用レーダー[TPY-X]を提案した。
このレーダーは、半導体素子に従来のガリウム砒素(GaAs)ではなく窒化ガリウム(GaN=gallium nitride)で作る集積回路で送受信ユニット(T-R Unit)を作っている。このGaN素子T-R Unitを千個から数千個もレーダー面に並べ、電子的に探査ビームをスキャンするのが、AESA(active, electronically scanned array)レーダーである。GaAs半導体素子に比べ新しいGaN素子は、出力が3倍にもなり同じサイズでより遠距離の探査が可能になる。GaN素子使用のAESAレーダー技術の実用化では我国が米国より先行している。例として、F-2戦闘機搭載の三菱電機製J/APG-1(改)レーダー、ヘリ空母「ひゅうが」級および護衛艦「あきずき」級以降の艦艇に搭載しているFPS-3改レーダーなどがある。

参考:AN/TPS-80 Ground/Air Task Oriented Radar Sバンド 2-4G帯使用。敵対的なUAVを追跡することから、空を舞台にしたアフィリエイトをベクトル化してロケット、ミサイル、無人機、長距離砲弾などありとあらゆる飛行物体を検知することができます 。

@ここでも何度も書いてきましたが、AESAレーダーは我が国が世界に先駆けて開発した優れ物のレーダーシステムです。