大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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ミンダナオ島でイスラム系テロ組織が蜂起。内戦状態で戒厳令敷かれる。 イスラム過激派「アブサヤフ」と「マウテグループ」が一部市内占拠。

2017年05月28日 09時36分47秒 | アジア フィリピン タイ マレーシア ベトナム インドネシア シンガポール
ミンダナオ島でイスラム系テロ組織が蜂起。内戦状態で戒厳令敷かれる。イスラム過激派「アブサヤフ」と「マウテグループ」が一部市内占拠。

内戦状態のミンダナオ島
フィリピン南部のミンダナオ島周辺地域に対し5月23日にドゥテルテ大統領が戒厳令を布告、イスラムテロ組織と国軍の間で戦闘が激化しているが、現地から伝えられる状況ではもはやテロ組織との戦闘というレベルではなく「内戦状態」という深刻な事態に陥っている。
テロ組織には複数の外国人メンバーの参加も明らかになっており、イラクやシリアでテロ攻撃を続けるイスラムテロ組織「イスラム国(IS)」が本格的な東南アジアの拠点作りにミンダナオ島で乗り出したとの見方が強まる中、ドゥテルテ政権は国内治安対策だけでなく、国際テロ問題への難しい対応に直面している。

2つのテロ組織vs国軍
ミンダナオ島西部にある南ラナオ州の州都マラウィで同島を拠点とするISともつながりのあるイスラム過激派「アブサヤフ」のイスニロン・ハピロン幹部の捕獲作戦を23日午後に国軍が開始した。激しい銃撃戦になったところへ現地で勢力を急速に拡大していた「マウテグループ」と呼ばれる別の組織が参戦、二つのテロ組織と国軍で本格的な戦闘に発展した。
両組織は合同してマラウィ市の主要拠点を次々と確保、国軍は一時劣勢に追い込まれた。この状況を国軍首脳から訪問中のロシアで受けたドゥテルテ大統領は国軍の進言を受け入れて23日夜にただちにミンダナオ島と周辺地域に「戒厳令」を布告した。

@中東で追い詰められたISが確固たる基盤のあるアジアのイスラム社会(インドネシアやフィリピン・ミンダナオ)へ、その拠点を移してくる事は極く自然の流れで、起死回生を狙うISは、最終的にeuや米国本土に於いてテロ(小型の原爆を爆発させる位の)を実行する可能性も否定できないと思われます。厳重な監視が必要です。
また国内に於いても、そうした連中を誘い入れる可能性のある組織(ミンダナオのイスラム社会や神学校を支援しているNPO等)の壊滅を期すため、一日も早い共謀罪(テロ等準備罪)の成立が求められています。