大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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ロシア S-300v4配備で防空識別圏3倍に・・・新防空ミサイルシステム

2021年01月11日 11時48分28秒 | ロシア軍

S-300v4
ロシア軍は最も危険な西と南の方向の防空システムを近代化し、最終的に防衛範囲の拡大につなげました。つまり、守備範囲が実質半分になり、効率が20%向上しました。したがって、ロシアにはすでに最も効果的な対空シールドで覆われています。とよ。
S-300Vはロシア陸軍の野戦防空システムの最上層部を構成し、航空機や巡航ミサイルを迎撃する長射程の地対空ミサイルであり、さらに準中距離弾道ミサイルの迎撃が可能な弾道ミサイル防衛システムでもあります。なお9M82および9M83ミサイルは共に大気圏内迎撃用です。

参考:実はこの地対空ミサイルは陸軍の管轄で、名前が似ている空軍のS-300とは設計が全く異なる別物です。単にS-300だけだと空軍の物の方を指すので、陸軍の物を指す場合は少なくともS-300Vとまで書かなければならないという、ややこしい命名となっています。
代表的な長射程地対空ミサイル(長SAM)
S-300V系(ロシア陸軍)
9M82・・・全長9.9m 重量4685kg 2段式
9M83・・・全長7.9m 重量2290kg 2段式
※発射車両は戦車と同様の履帯式
※9M82は2連装、9M83は4連装
S-300P系(ロシア空軍)
5V55・・・全長7.2m 重量1500kg 1段式
48N6・・・全長7.5m 重量1900kg 1段式
40N6・・・最新型で詳細不明、S-400用 2段式
※現行型S-400の当初の名称はS-300PMU3
※S-300後期型以降は中射程の9M96も使用可能

@このS-300v4は、昨年暮れに我が国固有の領土”択捉”にも配備されました。ロフテッド攻撃やハイパーソニックミサイルの存在すら知らず、専守防衛だ、憲法9条だと、平和ボケと言うか現状認識に欠ける目出度いアホが国民の半数を占める中、今の日本なら北朝鮮が攻めてきても独自で守りきることはできません。戦車を作るより、防空システムの充実化と敵基地攻撃能力の整備を早める事です。