大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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ロシア軍 移動式ステルスキラー PRIMA  P-18-2 

2022年09月30日 11時21分37秒 | ロシア軍

最新P-18-2 レーダー:

P-18-2 Prima 高移動性 2D 監視および捕捉レーダーは、PJSC NITEL および PJSC NPO Almaz によって開発および製造されています。
レーダーは、ジャミング環境とクラッター環境の両方で敵味方としてさまざまなクラスとタイプの空中ターゲットを検出、追跡、位置特定、識別し、ジャマーの位置を把握し、レーダー データをユーザーの自動コマンド アンド コントロール システムにフィードするように設計されています。 .
VHF 帯で動作し、ステルス機を含むあらゆる航空機を検出できます。その範囲範囲は 320 km を超え、標高範囲は最大 45 度です。最小検出範囲は 500 メートルです。開発者は、妨害環境、困難な地形、および悪天候でのレーダーの動作を保証するために、多くの技術ソリューションを導入しました。レーダーは、混雑した環境で低速で視界の悪いターゲットを自動的に検出して追跡します。

ロシアの防衛企業のROSOBORONEXPORT(ロゾボロンエクスポルト)社は、ステルス機を探知できるモバイルレーダーシステムを中東やアフリカ、東南アジア諸国に供給し始めました。
米軍のF-22に日本も配備するF-35、そして、ロシア軍のSu-35、中国のJ-20。これらは第5世代戦闘機と呼ばれる最新鋭の戦闘機であり、全てステルス機です。レーダーに探知されにくく、敵に見つからずに接近、先制攻撃をしかける事が可能な機体です。米露中ではステルス爆撃機も開発しており、近い将来、空は見えないステルス機での戦闘がメインになります。各国ではステルス機も検知できるレーダー、通称「ステルスキラー」の開発に躍起です。
​​ロゾボロンエクスポルト社のレーダーシステム 「PRIMA P-18-2」はVHF帯を用いた低周波数レーダーでステルス航空機を含む、ドローンなど新たに出現する低視認性ターゲットを効果的に検出する独自の機能を有し、低 (ステルス) シグネチャで標的を識別できます。
この新しいレーダーシステムの重要な利点はその機動性です。​レーダー及び発電機など関連機器はすべて一台の車両に搭載され、高度な自動化機能を備えており、約5分以内に展開および収納できます。乗員は二人のみで、レーダー320 km以上の範囲をカバーし、最小探知距離は500 mです。​このレーダーは厳しい天候や地上の状況下でも作動することができ、衛星ナビゲーションシステムも装備しています。

@10年前に開発された、 P-18の最新バージョンです。対ステルスレーダーでは、ここでも何度となく取り上げてきたロシアのNebo-M 55ZH6Mが有名ですが、そのモバイル版です。ハイパーソニックミサイルと、こう言う事に関してロシアは、悔しいですがずば抜けています。