S-500「プロメテウス」(ロシア語名55R6M Triumfator-M)は、現在ロシアの防衛会社Almaz-Anteyによって開発中の、ロシア製の最新の地対空防衛ミサイルシステム。ロシアの情報筋によると、S-500はS-400の高度なバージョンであり、最大200 kmの高さで弾道ミサイルを迎撃するように設計された専用コンポーネントを備えています。S-500は、大陸間弾道ミサイルの迎撃と、空中早期警戒管制および妨害航空機に対する防空のために設計されています。S-500の最初の開発は2009年に開始され、最初のプロトタイプが2012年に完成しました。2011年、Almaz-AnteyはS-500の最初の生産システムが2014年に完成することを発表しました。2015年12月、新聞ウェブサイトスプートニクは、2016年にロシア軍が次世代S-500防空システムの最初の試作プロトタイプを受け取ることができると発表しました。S-500は、最大600 km(370以上マイル)、同時に最大10個のターゲットを索敵します。システムは極超音速で弾道標的を破壊することができます。S-500の迎撃機は185km以上の高度で動作します。システムの応答時間は約3〜4秒で、定格が9〜10秒のS-400よりも大幅に短くなります。また、S-400に比べてレーダー範囲が拡張されています。ロシアの国防相アレクセイ・クリボルチコは2019年12月28日土曜日に、ロシアが2020年に最新の防空ミサイルシステムS-500プロメテウスの予備試験を開始することを発表しています。
ロシア軍 NNIIRT Nebo-M 55ZH6M-航空監視レーダー複合体
@ミサイルの速度を速くすることは意外に簡単ですが、ステルス戦闘機をどう検知するか、結局は索敵レーダーの性能をどこまで引き上げる事が出来るかという事です。我が国が先行開発した窒化ガリウム(GaN)素子が、その性能を左右します。
NNIIRT Nebo-M 55ZH6M
ロシア軍 NNIIRT Nebo-M 55ZH6M-航空監視レーダー複合体
@ミサイルの速度を速くすることは意外に簡単ですが、ステルス戦闘機をどう検知するか、結局は索敵レーダーの性能をどこまで引き上げる事が出来るかという事です。我が国が先行開発した窒化ガリウム(GaN)素子が、その性能を左右します。
NNIIRT Nebo-M 55ZH6M