大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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東南アジアからISIL合流 各地に波紋 イラク初、マレーシア人が自爆テロ(攻撃)

2014年06月29日 06時48分54秒 | アジア フィリピン タイ マレーシア ベトナム インドネシア シンガポール
イラクとシリアで勢力を拡大するイスラム過激派組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」に、東南アジア諸国から多数の若者が「義勇兵」として合流していることがわかった。東南アジアの過激派をめぐっては、1990年代のアフガン戦争に参加した域内の若者らが帰還後、インドネシアなどで自爆テロを展開した経緯があり、治安当局は一連の動きを強く警戒している。
マレーシアからの報道によると、イラク西部アンバール県で5月26日、マレーシア国籍の男(26)が爆弾を積んだ四輪駆動車で警察特殊部隊の本部に突入し、隊員ら25人を殺害した。イラクでマレーシア人による自爆テロが確認されたのはこれが初めてだ。男はマレーシア西部スランゴール州の工場に勤める傍ら隣の州にある地元過激派組織の秘密施設で軍事訓練を受け、今年3月以降にトルコ経由でシリアに入りISIL傘下に入ったとみられている。

米警備保障会社の調べでは、シリアにはこの3年間で1万2千人以上の外国人義勇兵が流入した。大半が中東の周辺国の出身者だが、テロ専門家のマリア・レッサ氏によれば、約200人がオーストラリア人、約50人がインドネシア人、約20人がマレーシア人という。シリアの国連代表は、同国で死亡したマレーシア人のISIL戦闘員は15人(6月18日現在)いると発表した。フィリピンやシンガポールの出身者もいるとされ、一部はイラクで戦っているとみられる。
ISILは東南アジア諸国の過激派組織と連携し、戦闘員の募集や活動資金集めを活発化させている。
これに対し、マレーシア治安当局は4~6月、ISILとつながりのある過激派構成員18人を逮捕するなど、域内各国の治安当局は取り締まりを強めている。
しかし、世界最大のイスラム人口を抱えるインドネシアでは、死者202人を出した2002年のバリ島爆弾テロを首謀した東南アジアのテロ組織ジェマ・イスラミア(JI)の流れをくむイスラム団体ジェマ・アンシャルット・タウヒド(JAT)が今月、本拠地のジャワ島中部ソロでISILの旗を振って大規模デモを展開。動画投稿サイト上では、インドネシア語を話す若者がシリアまたはイラクで、小銃を片手に「聖戦」を呼びかける映像が多数確認されている。インドネシアの対テロ当局幹部は地元メディアに、過激派構成員が高い戦闘能力を身につけて帰国し、テロ活動を行うことが「真の脅威だ」と話している。

@イスラム社会における世界的な風潮としてトルコのような世俗主義が蔓延れば、当然狂信的な原理主義のもとで原点回帰を求めるグループが出てきてもなにも不思議ではない。一神教なるが故の必然なのだ。原理へ原理へと原理を追求し分派亜流が種々発生し、我々こそが唯一絶対の神(真理)のしもべであると勢力を誇示したがるものなのだ。