1970年の「よど号ハイジャック事件」で北朝鮮に渡った実行犯のうち、最年少だった元赤軍派の柴田泰弘(58)が大阪市浪速区内の自宅で死亡していたことが大阪府警などへの取材でわかった。23日夜に遺体で見つかった。府警は病死とみている。 柴田は高校在学中の16歳の時、ほかの赤軍派メンバー8人と東京発福岡行きの日航機「よど号」を乗っ取り、北朝鮮の平壌に強制着陸させた。ひそかに帰国したが、88年5月に旅券法違反の疑いで兵庫県警に逮捕された。よど号事件や首相官邸襲撃のための軍事訓練をした69年の「大菩薩峠事件」に関与したとして有罪判決を受け、94年に刑期を終えて出所した。 平壌にいるよど号グループの1人、若林盛亮容疑者(64)は「突然のことで、たたただ驚いている」と話した。警視庁によると、よど号グループでは若林容疑者ら4人は平壌で暮らしているが、田宮高麿・元リーダーら3人が既に死亡、岡本武容疑者(65)も死亡したとの情報があるという。
@まだ若いのに・・・。
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