中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

子どもの相談・小布施町、高山村で行動して今月全地区で入党者を迎えることに!

2008年02月08日 20時59分26秒 | 活動日誌
                  (シンピジューム)

 
 中学校の先生からてこずっている子の相談がありました。わがままで、思いが通らないとパニック的になってしまうとのこと、小学校からそのような状態があって、母子関係に問題があるのではと心配もされていました。

 同時に、現場の先生方のご苦労が伝わってきました。手をかけたくても、かけてあげられない忙しさ。

 お伺いした様子から、軽度発達障害(アスペルガー)をまず疑いました。これを消去しないと対策が間違ってしまいます。
 
 このような相談は、発達相談で保育園にいくと必ずあります。「この子の言動をどう理解したらいいのかわからない・・・」と。こんな形で発見されることが多いです。早く手立てを取れば、症状は必ず落ち着いて、その子の力が発揮できるようになるのですが・・・・。

 一昨年の全障研大会でいっしょになった30歳の女性の話は深刻なものでした。

 「私がアスペルガーとわかったのは最近です。学校でも人とうまくいかなく、就職してもうまくいかず、仕事は転々、そのうち引きこもりになって10年、追い詰められた母と精神科の門をたたいて初めて私が障がい者だったことがわかりました。ショックと同時に私のせいではなかったと安心もしました。やっとこのようなわかってもらえるところには出てこれるようになりました。しかし、精神障害者のリハビリや働く施設はあっても、アスペは救われません。どこもいくところがありません」

 文科省は特別支援教育を打ち出しましたが、本当に軽度発達障害の子に手厚く手立てを取るための方策にしてゆくためには、まったく予算が不十分です。

 第一、教員の配置が少なすぎます。例えばせっかく作ったコーデュネーターの制度も、校長や自立支援学級の担任が兼務になっているところが圧倒的で、担当の先生の仕事を増やしているだけです。機能するわけがありません。

 先生を増やすらしいとうれしく思えば、増やすのは管理職だけ、管理が強くなるだけです。私たちがほしいのは子どもと向かい合って頑張る先生なのです。

 選挙、勝ちたいですね。

 さて、小布施町・高山村で議員と支部の皆さんと訪問活動をしました。今月に入って、北部地区だけが入党者を迎えてなかったので、何とか入っていただいて、全県の奮起につなげたい、と願っていたら、一区の演説会に行ってくださった方が、入党!よかった、よかった!
 
訪問先でテレビから聞こえる声は「志位さんだ」、今日は志位さんの質問の日でした。
「この時間は訪問するより、テレビをみてもらったほうが得策だね」

 私は志位さんの質問を聞きそびれたので、あしたの「赤旗」を楽しみにしています。
 

 
 
コメント
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