佐川氏の証人喚問を車中で聞きながら移動の日。証人喚問になっていない腹立たしさ!それは今は脇において。
ヒバクシャ国際署名長野県推進連絡会の総会が開かれ出席しました。設立してちょうど1年になります。
写真では代表世話人の無言館館主の窪島さんがあいさつしていますが、シングソングライターの清水まなぶさん、百蓮坊の若麻績住職、長野県婦人連合会お中条智子さん、被爆者の藤森さん、前座さんが来てくださいました。
藤森さんからの報告や、実践の交流など行われました。
核兵器禁止条約が国連で採択されてから、核兵器は非人道的「悪の兵器」であり、国連憲章にも国際人道法にも反することが明確になりました。
廃絶の世界的世論が高まり、廃絶も決して夢ではないという、歴史的な情勢を迎えています。学生のころからずっとやて来た原水爆禁止の署名運動が実ったのですから、力が湧きますね。
そんな中で、長野県議会も、「禁止条約」への賛同と批准を求める意見書を採択しました。画期的なことです。傍聴した方にお聞きしたら、記名投票だったそうです。それにもかかわらず採択されたことに、世論の力を実感します。
しかし、このような意見書を出すのは日本政府が禁止条約に背を向けているからで、世界の皆さんに実に恥ずかしい思いです。
長野県の署名目標は100万人です。3000万署名と一体のものですから一緒に行っていますが、こちらは2020年のNPT会議に向けて頑張りたいと思います。
現在の長野県の到達点は、127407筆です。集約されず、事務所に積んである署名は入っていませんが。
ひとつ、心に残ったこと。
署名数の集約の欄の「個人から」の項目に、「清水まなぶさん52筆」とありました。戦争経験者の声を聞き取りながら平和のメッセージの歌を歌うだけでなく、署名行動もしていることに、清水さんのお人柄が偲ばれました。
余談ですが、窪島さんからの報告で、2020年には、無言館の作品展示をニューヨークで行う予定で、先だって今年の6月には長崎で開催するとのことです。
無言館の画学生の中に、2人の被爆者がいるそうです。