栄村の仮設住宅に、お肉と毛布を持って支援に行きました。栄村は積雪1メートル50センチ。仮設住宅も雪囲いで豪雪に備えていますが・・・・。
「まだまだ序の口・・これからだ」とみなさん
18日の「県民のつどい」で募金のお願いしたとき、「一部を栄村の民さんの支援に使いたい。豚汁など暖かいものを送りたい」との訴えに応えて沢山の方から募金が集まりました。「栄村の方に暖かいものを」など心のこもった言葉も添えられていた募金封筒も、たくさんありました。
そこで、炊き出しをする事は難しいので、仮設住宅のみなさん一軒一軒に、豚肉をお持ちしました。家族が多いところは沢山、おいてきました。
実行委員会には共産党も入っているのですが、「それなら私たちも一緒に」と独自に毛布を用意しました。
実行委員会から、中央法律事務所の栗岩さん、長野中央病院理事長の山口さん、それに私です。共産党からは、県委員会の板本さん、地元栄村の議員2人と元村議の広瀬さん、支部のBさん。
村からは、高橋元村長、村役場のAさんが休み返上で出てくださいました。
3人一組になって行動。行く場所を分担しました。
「毛布はありがたいです」「他に困り事はありませんか?」
「県民のつどい」からのメッセージをお渡しして「つどいに参加のみなさんからです」と説明しながらお肉を渡し、「毛布はいかがですか?」と。
「毛布はどうかな」と思っていたら、予想に反してみなさん「ありがたい。欲しい」と大好評でした。寒さがきつくなり、仮設住宅は底冷えするのではないでしょうか。
「暖房は全部電気。灯油は危なくて使えない。だから電気代が大変で節約しているすけ、節約すれば寒いしなあ」
「売店ができたので、本当に助かってます。買い物は行けないすけ、いつもいつも人頼みではなあ。今のところ除雪してもらって助かってます。これから、屋根に積もったら、困る」
「お肉で暖かいもの、作ってください」「嬉しいこと、ありがたい」
お肉も大好評でした。「これで正月が迎えられます。ほんとにみなさんの世話になって」と涙を流して喜んでくださった方もいました。売店ではブロックのお肉は売っていないそうで、重宝していただけて、私たちも嬉しかった。
先のことを考えると、みなさん不安があります。村営住宅の建設もありますが、家族の都合で自宅を建て直す予定の方もいます。「お金がねえ・・・」と、そこが一番の問題です。
「仮設を出たときのことを考えて、少しのお金も節約です」とおっしゃっていた方もいました。
「県民のつどい」で募金を託してくださった方に、報告と共に御礼を申し上げます。心からありがとうございました。
「ご苦労様でした」。私のとなりの方が、高橋元村長さん。
栄村からの帰り、飯山市を通過。とても良い景色です。冬の千曲川の辺も美しい、長野は本当にいいところだと思いました。でも、景色が美しいだけはくらしは成り立ちません。この広い田んぼがダメになったら・・・・・!TPPは許さない!
年末で娘たちが寄ってきました。松本の娘と長野に引っ越してきた娘と、私たち夫婦で、今晩は4人で鍋を囲みました。
明日は須坂市と中野市に入ります。