滝沢しんいちさんのお母さんは、元保育士。当時、私の娘たちや今は孫もお世話にっているかざぐるま保育園で働いていました。
今日は、その時の保護者が中心の「お母さんを囲んで滝沢しんいちさんを励ます会」でした。
30人が集まり昔の話しをしながら、「ぜひ、市議会へ送ろうね」と誓い合いました。
挨拶する滝沢しんいち市議候補 「あの時、確か先生のおなかの中にいた子だよねえ」
各テーブルにはひまわりとスイカ。夏らしい心配り。
さて、ここで話題になったのが「酔って決めてしらふで実行する」集団の話し。
真ん中の子のクラスには、愉快な仲間が一杯いました。年に一度、子どもとその家族でスキー合宿をしていましたが、今考えるとすごいことですねえ。北志賀の高井富士の宿が拠点でした。
この合宿は、子どもが卒園した後も、かなりがなく続きました。子どもの生まれ順に、世話役をしていました。
だけど、皆さんが社会的立場が忙しくなって、なんとなく中断。さびしい限りですね。
さて、卒園の年の合宿の時、「卒園式の時、何かしよう!こんなに保育園がいじめられているのに、黙って卒園するわけにいかない。そうだ、式が終わったら長野駅に繰り出して、ソーラン節を踊って、全員が一言づつスピーチしよう!」と、破天荒な発想が出たのです。
「よし、やろうやろう!子どもがちゃんと育つ保育園を作れ、保育料を下げろって訴えようよ!!」
さんざんに酔った勢いで決めたのでした。
さっそく、その晩から練習です。わらび座が大好きなKお父さんが先生でした。夜中の2時まで練習したと、今日のつどいでの発言にありました。若かったねえ。
さて、しらふに戻った私たち、「え、ほんとにやるの!」の声はありましたが、誰もが止めるといいません。
当日、式を終え、礼服を脱いで法被に着替えた親と子30人は、チャーターしたバスに乗り込んで、保育園の先生に見送られ、長野駅に向かったのでした。(11人のクラスでした)
東急前の広場で「保育料をさげて」の大きな横断幕をかかげ、太鼓をたたいてソーラン節を踊りました。
そして保護者は全員、思い思いのスピーチをしました。
「さっき卒園式でした。ちの子は卒園するけど、子どもが喜ぶ保育園を」「先生の待遇をよくして」「保育料が高すぎる」と、思いのままに。
とっても注目を浴びましたね。
新聞記事にもなりました。
この事件以来、「酔って決めてしらふで実行」が、私たちの合言葉になったのですが、今日のつどいは、「しらふで決めてしらふで実行」でしたよ。
ある年の合宿では、スキー場祭りでそばの早食い競争がありました。こんな時もわがグループは何人かが上位に入ったし、(一番は野々村市議!)ムカデ競争ではダントツの一位。
何にでも貪欲な集団でしたね。今もかな??
こういう独創的なエネルギーが、今は、エネルギッシュで個性的ななデモにも見る、若いママや青年の行動にでているんだなあ・・・と頼もしく思っています。
余談ですが、「酔って・・・」のグループから、共産党議員が二人生まれました。
一人は今回の長野市議選でがんばる野々村ひろみ市会議員、もう一人は辰野町の根橋俊夫町会議員です。
私は今でも、あの時の躍動感を思い出します。今もやってみたいよ!!やらなくっちゃ!!いろんな形で。