中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

大会二日目です。

2011年07月31日 06時18分54秒 | 活動日誌

 おはようございます。大会2日目、ホテルからです。

 やっぱり大阪、夕べは暑苦しくてクーラーを入れないと寝れませんでした。そのおかげに、けさは咳と鼻水です。風邪を引いたらしい。弱った。

 朝晩の長野の涼しさは、本当に貴重です。

 今晩長野に着くのは、夜中の12時ごろです。自宅にはおそらく1時を回るかも・・。それで、今日の報告は明日になりますね。と言うわけで、朝のうちにご挨拶しました。それではまた。

 

 

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全障研大会で大阪です。

2011年07月30日 22時07分31秒 | 活動日誌

 

 全国障害者問題研究会の全国大会が、大阪で開かれ、参加しています。長野県からの参加者はバスを借り切っての参加、実は、バスでまとまって参加しているには長野県だけなのでそうです。

 朝4時に自宅出発、川中島を5時出発で一路大阪へ。

 ことしは直接大阪の会場で合流した人も含めて、20数人の参加でした。

 

会場に着きました!バス仲間全員で記念写真。

友達になったNちゃんとツーショット。

オープニングは仲間の太鼓の演奏。すばらしかった。

会場は2000人の参加者で熱気いっぱい、暖かさいっぱいでした。

 基調報告は震災と原発事故と障碍者の関係に触れ、人権をまもるために乗り越えていこうと基本がすえられ、特別報告では、障がい児の通園施設である仙台の菜の花ホームの加々見ちづ子さんから、震災下での子どもの様子と「早く復興を」との胸に迫る話でした。

 記念講演は、家平悟さん。中学生のとき、プールで頚椎を損傷して障害を得ました。車椅子生活で、腕も思うように動かせません。

 思春期のとき、結婚をきめたとき、子どもが生まれたとき、父親が亡くなったとき、それぞれの節目に、「自立して生きるとは・・・」と考え行動し、自立支援法の違法性を裁判でたたかってもきました。その生き様の話は心に響きました。

 結婚したとき、「夫婦げんかができる間柄に」の話は印象深かった。障害があると、たとえば「出て行け!」の言葉はジョークでもいえない。なんでも言えるような対等な関係を作るためにも、「制度」「ととのえて行こうと、積極的な話に聞き入りました。

 おふたりのお子さんがいるのです。このお子さんが人生をより豊かにしていることが伝わってくる、とてもいい話でした。

 最後にご自身の書いた本の宣伝です。「59ページが値打ち。子どもが『これだれー』といった人物は妻ですウエイディングドレスを着ています」と会場を沸かせました。

 実は、今日の日程を終えてから、今まで長野支部の懇親会だったのです。今年はH作業所の若い仲間がたくさん参加してくれたので、とてもたのしいひと時となりました。それで、私も生ビールをしたたか飲んだわけです。

 だから、たくさん楽しい話はあったのですが、もう、眠たくなってしまいました。明日は、分科会です。私は「障害者基本法と制度改革」に出る予定です。たくさんの分化会があるし、友人の小児神経科医の林マリさんが特別講座の講師を務めるし、ほんとに、どこに出るか迷いますね。

 夫にメールを打ちました。「大阪は思ったより、今日は暑くない」と。なんと返事が来たと思いますか。笑いました。「了解です」だって。

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一日、栄村に入り、新たな要求をお聞きしました。

2011年07月29日 20時54分13秒 | 活動日誌

 

 一日、栄村に入りました。県委員会の宮下さんと出向いて、地元の山本村会議員と、仮設住宅などの訪問をしてくらしの様子をお聞きしてきました。

 今日は、浅川ダムの裁判があって、裁判のあとは弁護士さんとの学習会の予定でした。でも、7月中に、被災4ヶ月、栄村の様子をつかんでおきたいこともあり、他の原告団のみなさんにお願いして、私は栄村へ向かわせていただきました。

 久しぶりの栄村、入るなり景色が変わっていました。損壊した家が修復されていて、また、全壊のお宅は更地になっており見晴らしが良くなっていました。寂しい光景ですね。

 できる範囲で党員のみなさんを訪問して様子をお聞きしながら、仮設住宅に向かい、そのあとは、支持者のみなさんなど訪問して要望をお聞きし、原発の署名もしていただきました。

 

仮設住宅

 仮設住宅のプレハブでは、朝顔のグリーンカカーテンが。ちらほら花をつけていました。まだカーテンの役目は果たしていないようでしたが、心が和みますね。

 「仮設に入れて良くしていただいて、ほんとうにありがたい。みなさんのおかげ」と栄村の方々は本当に謙虚です。ひとまず落ち着いた生活ができているようでほっとしました。

 でも若い方は高齢者の心配をしていました。「お年寄りはもったいない精神で、クーラーを我慢する。熱中症が心配です」と。

 お年寄りからは「買い物は、中野市と長野市にいる子どもがやってくれる」「鍋や皿などがない」「これからのことが心配。家を建てる力はない。村営住宅をぜひ」との切実な要求です。

 また仮設以外の訪問でも、「作付けができないので今年は農作業から解放されて本当に楽だ。何とか農業を続けたいと思うけど、修復にお金がどのくらいかかるか・・・その心配で年齢を考えると、もう楽したい、農業を辞めたいとも」との話や、「住む人が減ってくる」心配がたくさん出されました。これは深刻だ。

  キノコ農家では「作業場がやられてしまった。数千万円の被害だが、今の法律では救助してもらえない」と、これまた深刻です。農業施設にも「救助法」を適応して欲しいと、私たちも要求しているところです。

 みなさん訪問を快く受け入れてくださって、「あがってお茶飲んでいって」と誘われました。だれかと話がしたいとの要求が強いのですね。話せば、被災生活にも、前を向く力が湧くのだと思います。そこで遠慮なく、何軒かで、上がり込んでお茶をいただいてきました。

 原発では、「刈羽原発は栄村とたった50キロ、人ごとではない」と誰もが署名に応じてくださいました。

ヤブカンゾウが咲いていました。

 明日は、朝4時出発で大阪へ向かいます。全国障害者問題研究会(全障研)の全国大会に参加してきます。仲間と一緒にバス旅行!交流がとても楽しみです。大阪・・・暑いだろうなあ・・。

 今日は早く寝ます。お休みなさい。

 

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段取りの日。8月のエッセーをアップしました。

2011年07月28日 15時25分21秒 | 活動日誌

 

 盆前の後援会活動の段取りをした日でした。段取りにはお知らせするような劇的な話もないけれど、準備がなくては動きが取れませんので、大事な仕事です。

 8月の「民主長野」のエッセーをアップしました。今月も余裕でセーフ。ぜひ、ご覧ください。

自然のダイア  くもの巣に雨粒 県委員会庭で

海の中の魚の群れみたい 県委員会のギボウシ

 今朝の赤旗の「潮流」に、「65歳以上の高齢者の一人暮らし世帯が500万を越えて501万8千世帯になった」と載っていました。

 「65歳以上のお年寄りが・・・」と夫と話しながらふと思いました。「私もあと2年で65、高齢者?」

 私はそのグループに入っていないと無意識に思っていることに気づいたのです。現役で働いているからかもしれませんが、同世代の話なんですね。

 阪神淡路大震災では、被災地の高齢者が、過酷な環境の中で沢山亡くなりました。悲劇は繰り返さない、とボランティアががんばっている話でした。私の母も、石巻にいれば、暖房も水もない過酷な環境だった施設でなくなっていたことでしょう。今は暑さに参っていないか、特に弱い立場の方の健康が心配でなりません。

 選挙が終ったら、また故郷へ行きたいと考えています。まだまだ、探さなければいけない友人がいます。

 井上参議院議員のブログに、映画「チェルノブイリのハート」の試写会を見た感想が紹介されていました。放射能の影響で心臓病になった子たちをそう呼ぶのだそうです。事故当時よりも、だんだん増えているとは、非常に衝撃です。長野でもぜひ、上映して欲しいなとおもいます。

 

 

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「原発ゼロ署名」をもって団体訪問、歓迎されました。

2011年07月27日 17時15分01秒 | 活動日誌

 

ミョウガがおいしいですね! 

 

 原田市会議員と一緒に、「原発ゼロ署名」をもって、幼稚園、保育園や老人施設、障がい者施設、商店街の訪問をしました。

 今日は署名をしていただくことはもちろんですが、署名用紙をあずかっていただいて、「署名を集めてください」とのお願いが主なる目的でした。

 原田市会議員への応援も、もちろんのこと、お願いしました。

 「私たちはいいけど、かわいそうなのは子どもです」

 「牛肉もだめ、もっとだめになるものが出てくるのかしら。牛肉は高いから食べなくたっていいけど、もう食べるものが無くなってしまう」

 「浜岡原発も危ないし」「政府も東電も本当のことを知らせているのでしょうか」

 「放射能はコンクリートのところはながれてしまうけど、子どもが遊ぶ土や草にはついたままなんでしょ」

 「菅さんはやめるっていったけど、個人的見解だって。どういうの」などなど、話は止まりません。

「そう、死の灰の処理の技術は無いのです」「浜岡原発は長野に近いし、一番危険な原発です」と対話がはずみました。

 長野市ではこんな時、「学校の耐震化も終っていないのに、市民会館の立替だなんて!」との怒りも湧いていました。

 署名用紙も「いいですよ。〇〇枚おいていって。取りに来てくれますか」と、どこでも快く受け止めてくださいました。

 誰もが、目に見えない恐ろしい怪物に、心からの不安を抱いています。即刻「ゼロ」を決めて、エネルギー転換のルートに入るべきです。

 だのに、第2次補正予算は、東電救済国民負担増、復興そっちのけの予算ではありませんか。自民も民主、公明もそろって通しました。どこに政党の違いがあるんのか、国会の言い争いはなんなのか!!!

                   bu-です!   

 さて、目立つ壁に公明党のポスターをしっかり張ってあるお宅がありました。早速、お訪ねしました。

 出てきたご婦人は、私と原田さんを見るなり「あら、ごめんなさいねー。別に公明党を推しいているわけではないのです。知らない人が頼みに来てはっていったのですが、断れなくて・・・。困ったなあと思っていたのです。でも、だれに入れるかは私が決める事です」と言われます。

 「今日は原発撤退の署名をいただきたいと思って・・・。共産党のポスターもはらせていただけますか?」「どうぞどうぞ、目立つところに張ってください。原発、皆さんで本当に何とかしてください」と、署名もいただき、ポスターも約束できました。

 「原田さん、どうぞがんばってくださいね」と、玄関の外までお見送りしてくれました。訪問してよかったな。「あ、ここは公明党を推しているんだ」と怖気づかずに、たとえそうであってもいろいろな方と「原発問題」を話し合うことは大事です。

  今日も蒸し暑かったねえ。風はあったけども。ビールに誘われちゃうねえ。

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歯医者に行きました。原稿書き。

2011年07月26日 18時03分55秒 | 活動日誌

ひるがお となりの空き地で。

 歯医者さんに行きました。今日もちょっとした手入れです。「大変よく管理されていますから、直すところはありません。2ヵ月後にもう一度みて、終わりです」と。

 洋服についていたカードのひもを、乱暴に歯で食いちぎったために前歯が欠けたことで、6年ぶりで歯医者のもんをたたきましたが、あちこち痛んで直されるかと心配して要ったら、「優等生」でした!!80-20守れるかな?

 でも今日も先生に「中野さん、そんなにきつく目をつぶらないで」と。歯医者ではいつも緊張しまくっています。

シオカラトンボだ!! そーっと近づいて・・・。

 

 色々書き立てられないくらいのこまごました用事で追われました。

 今日は26日です。今月末の30日、31日は、全障研の全国大会で大阪へ行きますので、29日までには「民主長野8月号」のエッセーを書き上げなければなりません。今日中に「いいアイデア浮べ!チチンプイプイ!!」をおまじないをしたせいではないが、「あ、そうだ!これ!」とひらめいたから嬉しいではありませんか。

 それで一気に原稿書きにはいり、出来上がりましたが、明日見直しです。おっちょこちょいだから、一息ついて、落ち着いて何回か見直してみないといけません。見直すと、日本語になっていなかったり、またもっと良い言い回しに気づいたりするもので、推考は大事ですね。

 

 

 

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会議でした。

2011年07月25日 20時44分42秒 | 活動日誌

 

 会議の日でした。終わってからはデスクワーク。7月も、もうすでに25日です。市議選まで2ヶ月を切りました。市議選の告示が9月11日と、震災の起きた日であることも、「震災を乗り越えるために」という力が湧いてきます。でも、あっという間に月日がたっていきますね。

 福島では昨日告示で市議選が始まりました。ガンバレ、福島!!

 昨日でアナログテレビは完全に終了しました。かなり強引なやり方だったと思います。テレビでの終了宣伝を見るたびに、腹がたっていました。テレビを変えられない人への、一種の脅しだなあと。政府と放送局は「テレビ難民」の数さえつかんでいません。そんなの関係ないとの態度です。震災への対応と全く共通しており、国民不在、弱者切り捨てです。大もうけしたのは大手メーカーです。

 総務省地デジコールセンターと放送局には苦情が殺到したと言います。当然です。

 南牧村はさすが共産党村長の村です。村の予算で工事して、どのお宅でもテレビを変えなくても地デジを見れるようにしました。

 

数えるほどの梅でも、一応漬けました。今年はこれしか取れなかった。今日は天日干し。

 我が家の優れもののひとつ。魚のこけら落としです。飛び散らずに楽にこけらが落とせます。魚好きの我が家の必需品。

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「原田さんをにぎやかに励ます女性のつどい」。訪問活動。

2011年07月24日 18時51分27秒 | 活動日誌

 

 地元の市会議員原田さんが、9月の市議選で7期目の挑戦です。今日は、「原田さんをさわやかににぎやかにはげます女性のつどい」でした。100人以上いたかなあ。

 メインは「ちほとさなえの対談」で、原田さんを大いに語るという計画です。さて、どうだったかな? ヒヨドリ姉妹の対談は。

石坂ちほさんと中野さなえが原田さんを大いに語る

会場にいた原田さんが赤くなっているのが見えました!

 原田さんの奥さんは、2才年上。うちと同じです。「金のわらじ」ですね。原田さんも夫も、まるでしりに敷かれているように見られているみたいだけど??、実は・・・・。と言う話も。

 農家に生まれた原田さん、小学生の時にはすでにウシやウマを操って田んぼを耕していました。前田鉄工では組合の先頭にたち「反抗」ばかりしていたので、いつも一番辛い仕事に回されていたそうです。これは、原田さんと同級生で共に前田鉄工につとめていたGさんが証言しています。

 何でもGさんのお宅は貧しく自転車が買えなかったので、当分は原田さんの自転車に二人乗りで職場に通ったんだそうです。

 石坂さんからは、原田さんが初当選を果たしたとき現職を全員落として、原田さんと野々村さんの新人二人だけになってしまった時の、新米議員時代のエピソードが出ました。「採決の時、どこで立つか、どこで座っているか・・・議案がたくさんあるから、これが新米には大変なんです。、それで・・・・・・」と。「今では長野県議会をしょっている大ベテランも、そんな苦労を経てきたんだ」と、会場の方の表情でした。

 対談の最後は、「被災、原発を乗り越えて新しい政治を作るためにも、長野市から6人の議席を!」とまとめました。

 対談に先だって、地元のみなさんによる文化の香り高い出し物がありました。

うっとりしたフラダンス

南京玉すだれ。今日は新人もいたので失敗の愛嬌で爆笑!

あさどうやゆんた

 吉田後援会の、沖縄出身の妻科さんが飛び入りです。さんしんを奏でながら「あさどうやゆんた」を歌ってくれました。「沖縄代表ではないけれど・・・」と言っていましたが、私たちにとっては沖縄代表で連帯の演奏でした。「さー、ゆいゆい・・・・つんだらかむしゃまよ~」と会場と一体になって合唱しました。

 原田さんの力強い誠実な決意表明。保育士や建設業、女性後援会、同級生から激励のあいさつがあって、それぞれが心がこもり、原田さんの人柄と実績を伝えるものであり、またとっても愉快で笑わせられました。楽しかった。

  長瀬地区委員長も駆けつけてくれ、「激戦」を訴えました。若槻支部長のKさんからは行動提起です。「動かない私が行動提起をします」に爆笑でした。名誉のために、Kさんはがんばっています!

魔法の靴のプレゼントをもらってニコニコの原田さんです。この靴の箱には、会場からのカンパが入っています。

 最後に「故郷」を全員合掌しました。長野合唱団の地元の団員の岡田夫妻や原田さんの女房殿と一緒に、私も前でリードを取りましたが、故郷石巻の姿と被災者を思いうかべたらだんだん胸がつまってきて、不覚にも涙が出てしまったのです。冷静になろうとしても、ボタボタと落ちてくる涙を止めることができませんでした。

         さ、ダッシュだ! どうしても勝とう!!

 「つどい」が終わってから、原田さんと地元の訪問をしました。一軒一軒、大変長い対話になって件数は進まなかったけど、原発問題、浅川ダム、市民会館の建設問題と、話題が尽きないのです。じっくり対話になりました。赤旗も読んでくださる方が増えて、嬉しいことでした。

 

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山下議員の質問に感動とソニーに新たな怒り。

2011年07月22日 14時36分57秒 | 活動日誌

ほうずき

 

  午前10時ごろから、参議院予算委員会での山下議員の質問をNHKテレビで見ました。

 早速、長水地区委員会に「感動し涙が止まらなかった」との感想のメールが寄せられたそうですが、私も、まったく同じで、胸が詰まってしまいました。

 被災した地元会社を救おうと、自ら被災し足も奪われていた職員、そして内定者まで苦労して会社までやってきて、泥出しをしてくれたことに感動し、社長さんは内定者も含めて全員採用したというのです。給料支払も困難を極めていることでしょう。でもどんなに苦しくても「復興は雇用を守ること、人の絆こそ復興の力」と決断したというのです。

 一方、宮城県多賀城市のソニーは、震災を理由に正社員200人を遠隔地へ飛ばし、派遣労働者150人を雇い止めにしたのです。ソニーの社員は、正社員、派遣、期間工など労働形態はさまざまでも、誰もがソニーを誇りに思っていることでは変わりない労働者だ。 

しかも、大企業ソニーの役員は政府の震災復興会議の委員になっているのです。

 山下議員は「政府はこれを見過ごすのか」と鋭く迫りました。菅首相は、なんども的外れな回答でごまかそうとしましたが、最後は「事実は調査する」といわざるえをえませんでした。

 小さな地元企業が踏ん張っているのに、内部留保も有り余るくらいもっている世界のソニーの理不尽なやり口。それを助ける政府の非情さを、山下議員は、派遣や期間工の労働者の代弁者として、本当に心のこもった迫力で追求したのです。自分の身内同然に、いや、大きい意味では労働者はみんな身内なのだけど、まるで体を張ってたたかってくれているお父さんかお兄さんのようだった。涙が出ました。

 がんばっている地元企業がしっかり再建できるように応援し、労働者を守ることこそが、政府の役割ではないか!!!それが復興でしょうが!!

                      

 多賀城市は、かつて私も住んでいた町です。夫が多賀城市の民医連の坂病院に勤務していた時です。学生時代をすごした仙台市の隣町です。ソニーの横暴のために、あの町で苦しむ労働者の姿が生々しく浮かんできて、私は心からソニーを許しがたい怒りで震えています。

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台風一過。デスクワーク

2011年07月21日 16時48分42秒 | 活動日誌

       今朝の我家の菜園(なんていえる代物ではないが)の収穫物。まあまあでしょ。ぼかしの肥料が効いてるのかな。

 

 台風一過で、さわやかで涼しい日でした。風がなんともいえない。ホッと一息できました。私は今日のような風の音は、なぜか好きです。昔登った夜叉神峠でも、同じ風の音を聞きました。あの時の風の音を思い出して、別世界へ引き込まれる気持ちになるからかもしれません。昔、昔のことですが、エミリ・ブロンテの「嵐が丘」を読んだあと、こんな風の音のイメージが残りました。だから、青春時代の心の嵐を呼び戻されるような気持ちにもなるからかもしれません。

 あああ、でも、またあの暑さが戻ってくるんだ。

  午前中は常任委員会、もろもろの打ち合わせです。その後は足の怪我のため、今日はおとなしくしていたほうがいいとおもいデスクワークです。でもいただいたシップ薬は大変強力で、腫れが引き痛みも和らぎました。薬の威力を実感。

 さて、国会。衆議院での2次補正予算案は、被災者救援復興にまったく不十分なまま、結局共産党以外は賛成に回りました。

 原発問題で、東電を助けて東電存続のために税金をつぎ込み、電気料の値上げでも国民負担の押し付けで救済復興をまかなうなんて、どこまでも容認できない内容です。まず真っ先に責任を負うべきは東電ではありませんか。

 でも衆議院予算委員会では、塩川議員の「漁業の復興は全面的に国が支援を」との質問に、菅首相が「(市場や製氷所、冷凍冷蔵庫などのインフラも含めて)一体的に復旧するために、予備費も含め検討する」と応えたことは一歩前進。塩川氏はさらに「2次補正でやることが大事。補正予算を使えばすぐできる」と畳み込みました。その通り!!

 東電のためならば、どんなに反対があっても聞く耳持たず予算を組むのに、被災者の再起のための返事ははっきりと「すぐやります」となぜ言えない。どこまで人事で、無責任なんだろう。

 夏になって、私の好物のホヤやカキなどが思い浮かび、海で働く生業を奪われた故郷の皆さんの悔しさが伝わってきます。福島原発事故の放射能の影響も、本当に心配です。

 ホヤが食べたい。ホヤのない夏なんて・・・・。スーパーでごくたまに見るホヤは、やっぱり長野に運ばれたホヤですねえ。

 海を漁師に返すために、国は責任を果たすべきです。漁師の皆さんが元気で海にもどれるように、私も、応援します。

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