ピアノの調律をしていただきました。
毎年、調律師のAさんから連絡をいただくので忘れずにできます。
このピアノは、買ってからもう35年以上になります。
お孫ちゃんが帰ってきて弾いたら、「バァバ、音の歯切れがよくなってる!」と。
調律を終えると、音がピーンと音がクリアになるのです。
35年の衰えを全く見せません。
きっとAさんの腕なのですね。
Aさんはジャズピアニストでもあります。
コロナ禍で、お願いされた演奏も、健康第一でお断りすることも多いとか。
演奏家にとっては、死活問題で、本当に切羽詰まっている方も多い。
このところ、ちょっと小康状態でホッとしていましたが、またあらたな変異株、今日は日本でも一人感染したニュースです。
世界的規模でワクチン接種をすすめないと、終息は難しいと誰でもが考えることです。
G20の国が受け取っているワクチンはアフリカ諸国の15倍だという。
国の貧困、格差が命も左右するなんて。
格差をなくさなければ。
余談ですが、赤と黒のピアノカバーはベトナムで買ってきた一枚の布です。
ベトナム解放戦線に協力した村、カトゥー族の女性が織ったもので、
ホーチミンルートを通って訪ねたカトゥー族の村で買いました。
小さな白いビーズが編みこまれている手の込んだ織物です。
こんなに手間暇のかかった素晴らしい織物が、日本円で1万円ちょっとでした。
申し訳ないようです。
そのベトナムでも変異株の恐怖だと、ベトナムの友人が知らせてくれました。