中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

「児童憲章」も「子どもの権利条約」も戦争の反省から

2019年05月31日 21時28分00秒 | 活動日誌

我が家のお孫ちゃんもそうだが、小学校入学は子どもにとって、暮らしの変化の一大事。

 

保育園や幼稚園とは全く違って、重い鞄を背負ってお友達と登校、勉強がある。チャイムで暮らさなければならない。新しいお友達。なれるのは大変だと思います。夏休み前の1学期は必死なことでしょうね。

 

だから、子どもに優しい学校だといいなと、誰もが願っています。先生が優しいことが救いです。

 

でも、この間私が見聞きしたあちこちの学校の様子は、うーんとうなることが結構ありました。娘たちを育てた時の学校とは全く違っていました。

 

その例の一つが、家庭に配られた「長野市大人と子どもの心得8か条」です。

もっともらしいけど、上からの道徳教育。読んでぞっとしました。しかも、これを市P連の会議で唱和させたと聞いて、さらにゾゾっとしました。

 

この考えに立っての決まりの数々・・・決まりは自分たちが暮らしやすいように作るものだから、不都合があれば変えればばいい。けど、「決まってるんだから守れ」と問答無用だ。


がまんだって、時と場合と問題による。我慢しない力を身に着けることは大事だ。不正義や不平等や屈辱に「しかたない」と泣き寝入りせず、立ち向かう力を育てたいではありませんか。


いつも笑顔で元気でいられない時だってあるのです。繕って笑うことはないのです。あるがままでいいのです。


戦時中の教育に戻った錯覚さえ持ちました。



児童憲章が制定されてから63年、子どもの権利条約が国連で採択されてから30年、発効から29年経ちました。


日本は安倍政権によって、権利条約を守るどころか真逆の方向へと走っています。



児童憲章も、子どもの権利条約も、戦争の反省から生まれたものです。


子どもの権利条約を草案、提出したのはポーランド政府です。ポーランドでは、あの忌まわしいナチの時代に600万人の命が失われ、そのうち子どもが200万も人いたのです。


200人の子たちと一緒にガス室に消えたコルチャック先生の、子どもの自治をめざした取り組みも、草案の大きな力になになったのではないでしょうか。


児童憲章では「児童は人として尊ばれる。社会の一員として重んぜられる。児童は良い環境の中で育てられる」と示しています。

児童の権利宣言では「人類は子どもには最善のものを与える義務がある」としています。


戦争が子どもに与えた被害を反省して、多くの子どもを犠牲にしたポーランド政府が「子どもの権利条約」を草案したのです。


私は、安倍政治が目指す「戦争をする国」の教育のありかた、「お国のために戦争へ行け」との軍国主義教育が現場にひたひたとやってきていると感じています。


6月22日には、共産党の長野市議団の主催で「教育シンポ」が計画されています。


発端は放課後子どもプランの事態の話し合いがあった時に、「児童館やプラザだけでなく、保育園、学校での様子も話し合い、子どもを丸ごとつかむことが大事だ」となったのです。


子どもたちの心がどう育っているかは、なかなか見えにくいものです。8か条に沿う「よい子」、スキルばかり追って評価される「できる子」。それが当たり前だと思わされる恐ろしさ。


シンポジウムが楽しみです。私はコーディネーターをすることになるらしい。


子どもの権利条約が実施される政治にしなければ。現場でも理不尽には抵抗して頑張らなければ。

 

 

 

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統一候補に羽田氏の推薦を決定する

2019年05月30日 21時24分21秒 | 活動日誌

緊急県委員会総会が開かれ、長野県では、長瀬予定候補を降ろして野党一本化で国民民主党の羽田氏を推薦することを確認しました。


長瀬さんには、心から「ありがとう」です。歴史の開拓のためには、どんな役回りでも全力で頑張る。長瀬さんの党員魂に拍手です。今日は「あらたな役割で頑張る」との決意も聞かれました

 

 

会議では、オール与党体制が30数年間続いたが、野党共闘が始まって3年8か月、まだまだ不十分なことはあるが、この3年8か月で大きく前進したことが確認されました。


野党間の政策協定の中身にも、それが表れています。憲法問題をはじめとして政治改革の神髄にふれる内容で一致ができるようになりました。


不十分さは、乗り越え発展させる課題です。


中央レベルでの共闘をふまえながら、長野県独自に進めてきた野党と市民の共闘の前進を重視して、安倍政権を退陣させるためには野党統一しかないこと、本気の野党統一を進めるためにも共産党の比例での躍進がカギを握る、と討論で深められました。


共産党の比例での躍進を軸に、長野県では国民民主党の羽田参議院議員の再選のために全力でたたかおう、これが共産党の決意です。私の決意でもあります。


43議席を減らせば、少数派になる。不可能ではない。

 

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私はまだ青年なのだ

2019年05月29日 21時37分48秒 | 活動日誌

参議院選挙のあと、長野市は9月に市会議員選挙があります。我が地元は滝沢しんいち市議が2度目の挑戦になります。

パンフレットつくりが始まり、今日は原田元市議と二人で推薦人になってくれる方にお願いのお訪ねをしました。

 

そのお一人、草木染染色家の小山仁朗さん。小山さんとは長いおつき合いをさせていただいております。昭和の森を守る運動では守る会の会長としてご奮闘いただきました。

 

ちょうどアトリエで作業をしていたところでした。

「肩書は『染色家』でよろしいですか」「そうですね。もう少ししたら、画家になるかもしれません」と。

 

小山さんは脳梗塞で倒れられてから、必死のリハビリで染色家として復活しました。しかし、左手の支えが弱くなってきていると感じるそうです。

 

「右手が動いても、左の支えが弱いと染め物はできないのです。だから、左がだめになったら画家ですね」と笑われます。

 

新しい大作に挑むと、意欲が湧いて「これができるまではがんばらないと」と力が湧くそうです。また、挑みたくなるそうです。もう90才近いのですが、その若々しいエネルギーには感服しています。

 

染色家として全国トップレベルの方なのに、ほんとに謙虚で気さくで飾らない方。「原田さん、中野さん、今度一杯やりましょうよ」「そうですね、ぜひ!」


我が家の床の間には、小山さんの描いた昭和の森の桜の木の絵が掛けてあります。

その絵に感動した我が娘の要望で、中央病院の緩和ケア病棟に小山さんの100号の絵が寄贈され、かざられています。


お久しぶりでお会いして、まけてはいられないな、私はまだ青年なのだ、と思いました。

小山さんだけではなく、原田元市議もとても若々しい。いつもいつも前向き。ぶれない生き方。

原田さんと小山さん(左)

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「6・9長野県民のつどい」が統一候補のデビュー集会となるように

2019年05月28日 20時32分48秒 | 活動日誌

6・9は「アベ政治、さようなら」の全県憲法集会です。今日は最後の実行委員会。信州市民アクションが実行委員会を作って主催しています。

 

ですから、6・9の準備だけでなく、世話人代表にも呼びかけて、参議院選挙の野党統一候補についての論議もしました

 

明日は中央での野党の党首会談が行われる予定です。そこで、全国的な共闘の方針が出る事でしょう。

 

長野県内の野党間の話し合いと、野党と市民アクションとの話し合いは、政策協定を結ぶなど大きな前進を見ています。

 

明日の党首会談の結果を受けて、統一候補も決定にこぎつけるでしょうから、市民アクションとしての行動の計画を話し合いました。

 

6・9集会が長野県の統一候補のデビュー集会となるように、したいものです。

 

あ、そうそう、19日の信濃毎日新聞に、あたかも統一候補が決まったかのような記事が載って、びっくりしましたが、ちょっと勇み足の記事でしたね。

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困った子は困っている子

2019年05月27日 20時24分00秒 | 活動日誌

発達相談のために、H保育園にいきました。

 

暑くてたまらない日、子どもたちはすでにプールではしゃいでいました。といっても、本格的なプールではなくて、大きなタライとか、膨らまして作った簡易プールです。

 

年中さんに、我が道を行く子がいます。なかなかみんなと行動を共にすることができません。

先生はいつも頭を悩めています。

 

今日はこんな場面がありました。

水遊びのあと、クラス仲間は部屋に入って給食の準備、それも終わって「いただきまーす!」


さて、お二人さんはまだ水遊びに夢中で給食などどこ吹く風、先生の話も聞く耳持たず。


みんなは食べ終わってしまう。さて、お二人さん、どこで決着をつけるんだろうか。先生はどう扱うんだろうか・・・。私が保育士だったらどうしようかな・・・なんて考えながら見ていました。


その後の話をお聞きしたら、みんなが食べ終わっても入ってこないお二人さんに、先生が最後の言い渡しをしたとか。


「どうする?食べるの?かたずけてもいいの?」

お二人さんの「たべる!」の返事で、万事決着がついたそうです。


途中でギャーギャーといわずに、本人が「食べる」と自分で決める時まで待っていた、先生の忍耐に感心しました。

「困った子は困っている子」ですね。その子はけじめの付け所で困っていたのではないでしょうかね。



先生の実践は、学ぶことが多いなと思いました。

日常でもありますね。

「ほら、時間だよ。早くして。ちゃんと用意しておかなかったからいけないんだよ」とか、ああしろこうしろと大人って再回りしてうるさい時があります。せかしたからって、決してさっさとやるようにはなりません。


 


それともう一つ、先生の態度を暖かく見守るクラスを超えた保育士集団がいてこそ、できたことだと思います。

他人の目を気にしていたら、とてもできる事ではありません。

保育者集団の保育観が一致しているからですね。


そんないい場面をたくさん見させていただきました。先生は優しい。保育園に行くと心が温かくなる。

年中さんのクラスに飾ってあった絵。大きな滑り台をお友達と滑ったらしい。幼い絵かもしれませんが、「大きなすべりだいだった‼ともだちとすべったんだ」との言葉が聞こえてきました。いい絵だと思います。


 

 

 

 

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見てしまった「白い巨塔」

2019年05月26日 23時18分29秒 | 活動日誌

東北部新聞の締め切りだといのに、私の担当するインタビューの相手が決まらず、朝から奮闘。


地元でさまざまな分野で活躍している方を紹介しているコーナー、実はこのコーナーが一番の人気なのですが、すでに40人以上出場していただいているので、この頃は悪戦苦闘。


それでも、探し出してインタビューにこぎつけ、6月号も何とかなりそう、ほっと一息です。


今日は「白い巨塔」の最終日。なんとしても観たい。

だから、9時に向けて段取りつけて仕事をしました。台所仕事も、原稿も書き終えて間に合った。おまけにジムまでいった!

 


「白い巨塔」、財前五郎役に岡田准一。岡田准一さんはいい役者ですね。

昨晩も観ましたが、でも、合唱団の演奏会の打ち上げから帰ってきてみたので、半分以上寝ていました。今晩もちょっと眠かったが、がんばってみました。(^◇^)


山崎豊子作品の時はいつも見ています。役者も素晴らしいが、原作がいい。


明日はH保育園の発達相談日です。



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わが家のたまねぎ

2019年05月26日 10時11分28秒 | 活動日誌

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シンポジウムの計画

2019年05月25日 06時48分20秒 | 活動日誌

いよいよ今日は演奏会です。

 

練習の成果が出るといいのですが・・・・。

おかげさまでチケットの売れ行きが良く、地域の皆さまの暖かい応援を嬉しく思います。

 

さて、先日、党の長野市議団が開いてくれた「放課後児童ぷらん」の話し合いがよかったので、発展させてシンポジウムを開く計画を立てたそうです。6月22日です。

 

放課後プランだけでなく、保育園や学校も含めて、まず、基本的な子ども観を話し合わないといけないなあ・・・となったのですね。

 

 

子どもの権利条約を実行するには、倍政治の教育方針では真逆です。

 

 

現場には着実にその方針が入ってきています。抵抗しなければ。

 

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うまくいかない。

2019年05月23日 20時55分04秒 | 活動日誌

どうも調子が悪いのです。

 

ブログの文字の、フォントを変えても、アップすると元に戻ってる。

ブログからFBへのシェアもうまくいかなくなった。

 

FBに写真がアップできなくなった。

 

なんでかな。スムースに行かなくて意気消沈。

 

ナルコユリ。

花は花びらの先がチョロンと跳ね上がって、とってもかわいい。

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25日は演奏会

2019年05月22日 20時42分30秒 | 活動日誌

25日の、「歌がえるの会」の演奏会が近づきました。

 

なんせ、初めてのコンサートです。若槻地域に根ざす30人ほどのサークルが独自の演奏会を開くこと自体、私はすごいことなあと思っています。

 

会場は東部文化センター、320人ほど収容可能な会場ですが、500円のチケットはおかげさまではみ出るんじゃないかとの心配があるほど買っていただきました。

 

地域の皆さんが、サークルを励まし応援してくださっているのだなあと、嬉しいです。

 

歌の練習もさることながら、裏方の仕事は容易ではありません。

 

衣装決定、チケット、チラシつくり、配券売り方などはまずとして、舞台構成も一苦労。一番大変なのは、当日の総監督がいないので、自分たちの自覚で行うことです。

 

ほんとなら、当日は、ピアノの出し入れ、舞台の変化の度に動くマイクの設置、進行プログラムに責任を持ち出番の号令かけなどする人は、歌い手以外の方の応援を得ます。

 

我合唱団は年配の方も多いので(私は青年部?(^◇^))、あまり細かいことが多いと覚えきれない。

 

だから、緊張感がありますね。

 

ここにきて、歌のレッスンも必死で行ってきました。ずいぶん上達したなと、自我自賛です。

演奏会の計画は、歌を通して団結の絆を強くしたな、と思っています。うまくなりたいとの願いと、疲れと緊張のあまり多少殺気立つことはありますが、それも真剣さの現われ、団結の土壌です。

 

一生懸命歌います。

 

スーパーで買った三つ葉です。根をさして置いたら葉が出てきました。地植えして見ます。

 

 

 

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