中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

現時点で先月を上回る53人の新入党者をむかえています。飯綱町と長野市篠ノ井で、実のある対話

2007年11月30日 21時30分08秒 | 活動日誌
 今日は飯綱町と長野市篠ノ井に行きました。議員、支部のみなさんといっしょに行動して、飯綱町で2人の方を党にお迎えしました。「赤旗」も増えました。

 県全体では、先月を上回って53人の新入党者をお迎えすることができました。もう少し、増えるかも。全県の支部の皆さんの奮闘に「乾杯!」

 お天気は最高で、飯綱町では北信五岳がきれいに見えました。戸隠、飯綱、黒姫、妙高、斑尾です。
 飯綱町議の渡辺さん、「半日で二人も入ってくれるなんて、今までなかったことだね。晴れていたから、みんなプラス思考だったのかなあ!」と大喜び「これでこの地域も力が出してゆける」

 入党する、しないは別にしてお話しははずみ、今日もまたさまざまなご意見をお聞きして「んんん・・なるほど・・そう考えていましたか」と勉強になりましたね。

 「赤旗」日刊紙読者の方とのお話しです。

 「消費税増税は大賛成、たくさん稼いだらたくさん税金を納めろなんて、おかしい。儲けるためには、大変な苦労をしているわけですよ。儲けているように見えても、お金がまわっているだけ。
 仕事は選ばなければなんだってあるのに、働こうとしない。扶養を外れないぎりぎりで仕事して税金を免れ、給食費も払わない。一生懸命働いている私が何でたくさんはらわなくてはならないの!」と怒っていた方は、人を使ってご商売をしていた方でした。

 中小企業も犠牲者、わかっていただくために、ずいぶん長くお話ししました。こうして仲間が分断されていくのって、切ないことです。

 「共産党は貧乏人のことをやってくれる、それはいい。でも、国を支えていけないと私は思う」と言う意見もありました。
 「国を支えて行くとは・・?」「外交ですよ」

 世界の流れ、野党外交の話をずいぶんしましたが「そんなこと、初めて聞きました。宣伝していますか。自分たちだけわかっているんじゃないですか」と手厳しい。
 言えてる面もある。一般マスコミで宣伝してくれることはないものね、私たちの宣伝がそれに負けないかと言えば・・・・・どうか? 
 「だからもっと党を大きくしなくては、いっしょに宣伝する部隊に入ってください」とお願いしました。

 いつも支持していただいているKさんいわく、「私は社民や民主は支持しない。自民か、さもなくば共産党だ。どちらも良いところもあるし、悪いところもある。今の自民はだめだ」
 実に「なるほど」です。「しかし、根っこの考え方はどうでしょうか」と長い話になりました。
 
 ご支持いただいている方でも、考え方は多様です。Kさんとも長い話になりましたが、今年中に「真剣に」入党を考えてくださるとのこと。
 「入るからには、きちんとやりたい。もう少し勉強させてください」とうれしいお返事でした。
 
 ゆるぎない党にするためには、対話は大事。今日の実感でした。

誰もが怒っていたのは、防衛省の軍事利権問題。ラジオで、守屋前次官の妻が「申し訳なかった」と事実を認めることを言ったというニュースを聞きながら、帰宅。

 

 

 

 

 
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軽井沢で「党を語る会」・11月度、全県で本日までに48人の新しい仲間!

2007年11月29日 22時54分16秒 | 活動日誌
(訪問しながら、道で拾いました。杉ですね。実が意外に美しいことを発見しました) 

 
 今朝は朝宣伝のあと県委員会へ、各地区のPチームメンバーに電話をして「今月は43人まできたよ。何とか50人を越そうね!」と激励し、新幹線に乗り込み軽井沢へ向かいました。

 軽井沢支部主催の「党を語る会」に、岩谷3区予定候補といっしょに参加しました。入党をお勧めしたい方4人を交えて11人の参加、ケーキをいただきながらの和やかな懇談会でした。
 
 「語る会」でも入党者を迎え、そのあとの訪問でも入党者を迎えることができました。都合3人です。
 ひとつの支部に一挙に3人が入党したのですから、ほんとにほんとに大騒ぎ!寒さが厳しくなった軽井沢がホットになった!

 「党を語る会」での懇談は大変感動的な話がたくさんありました。

 「共産党の名前、志位さんだったか、ロマンがある名って言ってたが、なんでロマンなんですか」
 「誰もが戦争はいやだったと思います。その戦争に反対してきた名前です。平和を願った国民の辛い思いがこもっている名前、もう絶対戦争はしない、平和な世界へ向かう、ロマンいっぱいの名です」と私が言えば、I さんがそれを受けていうのです。
 「時の権力に立ち向かった名前だ。イメージが悪いなんて、簡単に言えない名前なんだ」

 「わっ すごい!」と私はびっくりでした。I さんにはぜひ、党に入っていただきたいと思いました。

 「私は共産党のことは良く知りません。でも、一番信頼できる」と、チラシ配りのお手伝いをしてくださっているOさんは、先日友人に「赤旗」をお勧めしてくれたそうです。これまた、びっくり!

 話題は多岐に及び、医療費の短期保険証問題から発展しての医療問題、「イギリス、フランスでは無料」「えー、知らなかった。そうなんですか」
 
 「組合がある人はいい。われわれには何もバックがない」
 「一人でも組合に入れて、ちゃんと交渉権ももてるんです。そのほか、業者の方は民主商工会がありますし、生活と健康を守る会など、仲間つくりをしています」
 「そんなこと、みんな知らないよ。知らせなくちゃ」



(巨木の紅葉 見てたら気が遠くなった)


 「自殺する同僚が増えている。困ったときに本当に相談に乗ってくれるのか。借り入れができれば助かる人がいる」とNさん。
 
 「例えば500万円借り入れできれば助かる人に、党が当面貸すという援助はできないけど、暮らしのめどが立つように、議員はじめ生活相談で頑張っています。・・・・・・暮らしを追い詰めている根本原因をなくすためにいっしょに頑張る暖かい人間関係を大事にしていきたいです」

 「そうです。困ったとき、相談に乗ってくれる人が必要なんです」と言ったNさんは、生活相談で奔走している支持者でした。

 「共産党は単独政権を取ると言っているが・・」「いや、言ってないのです。連合政権を目指しています。今は、民主主義を確立することが目的。山口さんを当選させ、議員を増やしてもらえれば必ず変化が・・・財界やアメリカの言いなりはもうたくさん」

 そんなこんなの話で花が咲き、あっという間の2時間でした。

 Oさんは、「もっと早く入るべきだった。赤旗を購読した時点で入党すべきだった」と、入党を決意してくださいました。

 訪問では、夫君にお願いに行ったのですが「私はちょっと今のところ・・女衆なら・・」と妻殿が入党してくださいました。
 
 「支部会議に出るんですね、夜はちょっと出れない」と言いながら「あなた、書いて」「本人が・・」と言ったのですが、かまわず夫君が入党申込書に妻殿の名前を書いてくれました。仲いいですね。

 夜、県委員会に戻ったら県委員長が「48人になったよ」と知らせてくれました。力が湧きました。

 
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後期高齢者医療制度、自立支援法問題で厚生労働省へ要請行動

2007年11月28日 21時18分21秒 | 活動日誌
 この間、皆さんから寄せていただいた8854筆の「後期高齢者医療制度の4月実施中止を求める署名」を持って、後期高齢者医療制度と自立支援法問題と2点にわたっての厚生労働省交渉を行ないました。
 
山口のりひささんと各小選挙区予定候補者、岩谷さん、岸野さん、上田さん、三沢さん、そして地域でこの運動の先頭に立っている茅野市前市会議員の牛山さんも参加、私もご一緒しました。

 対応したのは、高齢者医療制度施行準備室の室長補佐、障害福祉課の事務官、社会・援護局障害福祉部障害福祉課(なんて長い名!)の係長の3人でした。



 「全体の診療報酬の中で決めてゆくので、75歳以上の人にはどんな医療が必要か検討中、今はなんともいえない。在宅の方向もかんがえている」というのが説明の骨子でした。
 
 しかし、診療報酬は下がりっぱなし、今度も下げる方向です。「在宅の方向」とは、乱暴に言い換えれば「病院追い出し」です。医療の必要な人も追い出すと言うことです。
 
 さらに「凍結などの施策で努力しているではないか、負担を求めることについて理解、納得してもらいながらやってゆく」との態度です。

 理解、納得できないから、交渉に来ているのではないですかね。4月実施なのに、いまだにあいまいで煙に巻くような態度、国民の前に出されるときには「改悪決定」の報告のみ。

 「75歳以上の人の医療費はかかる。若いときからの健康管理で抑えられるのではないか」と、年を取れば誰しも弱くなってゆくのは当たり前なのに、自己責任論に立った発言です。
 
 「たとえ1000円の保険料でも払えないのが、今の年寄りのおかれている実態だ」
 「減免もあるんだし、私たちは1000円くらいだったら払ってくださいよ、と言いたい」

 庶民の実態をちっともわかってないのですね。

でも、具体的事実の前には、さすがに言葉はありませんでした。年金の額、医療費以前の食べるのに事欠く生活、医療費だけでなくかかる交通費、医療を受けることができなくなっている過疎地の実態・・・。
 
 自立支援法の問題では、山口さんから「応益負担、日割り計算については見直しは考えているのか」の質問。

 「現場からの経営が困難との声もあるので、見直していくつもり」と言いながら「日割り計算になって、利用者から選択の幅が広がったとの声があり、メリットもある。時間割にしてほしいくらいとの声のある」と、これまた、実態をまったくわかっていない答えでした。
 
 私は、先日、県党主催で開いた「自立支援法の懇談会」での皆さんの叫びを伝えなければと、参加者の生の声を再現し、また、「ご意見・ご感想用紙」を持参していきましたので、代読で読み上げました。

 ここでも事実の前には、一言も何も言わなかったです。事実より強いものはない。
 今日対応してくれた彼らも、間に挟まって苦しい立場もあるのでしょうね。あってほしいと思いました。人間だもの。
 
 「後期高齢者・・・」の皆さんの署名、「自立支援法の懇談会」、そして今日の交渉。こうしたひとつひとつが、国会を動かす力になっていると、私は確信します。

 確認できた事項もありました。日割り計算になったので、施設入所者は、施設利用していないときは在宅のサービスを使えるとのことです。しかし、現場では、知らないでいるのが実態です。確認できて、これは良かった。


(署名を託した井上さんといっしょに)

 井上さとしさん、小池あきらさん、笠井あきらさんに会って、みんな一緒に写真に収まり、励ましあってきました。
 「山口さん、待ってますよ。来てもらわないと困ります。長野はすごいですね。御代田でも党員町長ですね!」と激励をいただきました。
 
 ほんとにほんとに頑張らないと! 「来年は山口衆議院議員を訪ねていけるように頑張ろう!」と心に誓ってきました。こんな政治、許せない。

 

 

 
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タイムケア制度の利用について県担当者と懇談・女性作戦会議の下準備・「陸に上がった軍艦」

2007年11月27日 21時39分50秒 | 活動日誌
 (黄色いマツムシソウ 茅野市を訪問したときに一枝いただいてきた花。黄色なんて初めて見ました。いまどき咲いているなんて・・マツムシソウは大好きです。2年草ですね。)


 一昨日の自立支援法懇談会で、I療育センターにお子さんが入所しているHさんから要望として出された「プールの介助を頼んだら1時間4千円かかった。入所者にも地域サービスが受けられるようにしてほしい」との要望の件で、石坂県会議員と一緒に、県担当者と懇談しました。

 入所者は施設に予算が付いているので、サービスの重複になるとの理由で地域での自立支援法は使えませんでしたし、タイムケアも「在宅のサービス」との要綱があるので、施設入居者には適用されませんでした。

 ですから懇談会で出された「プールの介助代」も、夏休みで家に帰っていても在宅にはならず、自費負担を強いられていたのです。

 でも、自立支援法の日払い制度で矛盾が出てきました。今までは一ヶ月単位で施設に降りていた補助金が、日割り計算になったためです。
 そうすると、家にいるときは、施設にもお金は下りてこなくなりました。利用者も利用料は払いません。一日ごとの契約になりました。
 
 つまり、矛盾が起きて、施設にいればそちらにお金が下りているという理屈は成り立たなくなりますから、自宅に帰ったときは立派な「在宅」ということになって、地域サービスが受けられるはずです。

 県の担当者もその矛盾に気がつき、「宿題に」と前向きに受け止めてくれました。「在宅」だけと決めずその言葉をはずしてしまえば、必要なとき必要な人が使えるようになるではありませんか。
 入所していても、自宅に帰ったときは、お風呂に入るときなど家族だけではどうにもならないことも起きるのです。


(障がい者授産施設「アンサンブル」で買ってきた一輪挿しに、一昨日結婚したお友人のお子さん、中央病院職員のI君とAちゃんの花。夫が出席しました。)

 タイムケアは県・市町村の独自施策ですが、自立支援法の矛盾は国の問題です。

 「法に障がい者をあわせさせるのはおかしい」との怒り、明日は、厚生労働に行って懇談、交渉してきます。根本的には、日割り制度、応益負担をそのものをやめさせることが解決です。

 明日は、山口のりひささんを先頭にして、長野県小選挙区予定候補者全員が「後期高齢者の医療制度の4月からの実施中止、撤回を求める署名」をもって、国会請願に出かけます。午後は、厚生労働省と会う計画も組まれています。私もご一緒に参加してきます。

 総選挙ですが、他党も近々の解散を想定して激しい動きになっています。女性パワー全開しなくては!!
 私は県党の女性児童部長であるわけすから、女性大作戦を行なうため、会議を行なうその下準備での段取りを取るために、今日は一定の時間を割きました。

 4人の子どもの父親である山口さんを盛り上げるのは、やっぱり女性だよね!

 山口さんのお子たちと私は、乳幼児児健診が取り持つ間柄なんです。保育園の健診日でも会うのですよ。3人は学校に入り、保育園児はもう一人になってしましましたが、彼らは言います。
 「さなえさんはお父さんと職場が一緒なんだ。県委員長は社長さんなんだよね」って。
 「何を作っているの?」と子どもたち。
 「しあわせ作ってんの」「ふーーん??」

 午前中は街頭宣伝のあと、新藤兼人氏の「陸に上がった軍艦」を観て来ました。「軍隊」の何たるかと「軍人」にさせられた普通の人の気持ちが見事に伝わってきました。
 印象的だった新藤氏の言葉「アメリカとたたかってるのではない。海軍が敵だった」(正確かな?そのような意味)
 戦争はおそろしい。恒久法は葬らなければならない。
 

 
 
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Pチーム会議・たった今、今月41人目の入党者をお迎えしたとの電話!

2007年11月26日 19時50分39秒 | 活動日誌
(昨晩泊った鬼無里のOさん宅の風呂場からの景色  朝陽で見えにくいけど、赤く染まった山並みの後ろに真っ白なアルプスがくっきりなんですよ。)
 

今日は会議の連続でした。常任委委員会、一区会議、そしてPチーム会議です。

 最後がPチーム会議でした。会議を終えてたった今、今月41人目の入党者の電話連絡が入りました!これで今月も全地区でお迎えしたこととになりました。

 ある地区委員会ではPチームの作戦会議?が軌道に乗り始め、元気ついているとの報告です。
 今日の県Pチーム会議では、この間の教訓を引き出し、まだ回転していない地区Pチームと困難な支部への援助をどうするかの相談でした。全県の支部一覧表でチェックして、じっくり話し合いました。
 
 5中総決定の学習や、全国組織担当者会議での市田書記局長の報告の学習、また、経験の交流などで、「壁」を打ちやぶる研修会開催も提案もしていくことになりました。

 「綱領を語る会」の話にもなって、「難しくしないで、と言われても、難しくしないことが難しいって言う意見なんですよ」との支部の声が出されました。
 なあるほど・・・・。

 このところの変化でいえば、新入党者が知り合いを紹介して入ってくださる、このケースが増えてきています。これは、「自分たちの力で政治を変えたい」という庶民のエネルギーが噴出している、大変な情勢の変化の現われだと思います。
 本日の入党者も、新入党者のお知り合いでした。

           
(夕べの写真  いろり端談義です。ちゃんちゃんこを着ています。火の暖かさはいいですね。いろりの一角にかまどがあって、今朝のご飯はそこでお赤飯を炊いていただきました。むかしはいろりでしか暖を取れなかったから、足をあぶった子どもたちは、みんな低温やけどになったんだって)
 
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「自立支援法見直しの懇談会」と鬼無里での小集会の報告

2007年11月26日 18時56分05秒 | 活動日誌
          (国会報告をする井上さとし参議院議員) 

 昨日は「自立支援法の見直し」の懇談会でした。山口のりひささんさん、国会から駆けつけてくれた井上さとし参議院議員が昨日のブログで報告してくれたので、ぜひそちらも訪問してください。私は重複しないように報告します。
 
 さて、担当者としては何人きてくださるかとても心配で、当日、つまり昨日の朝までお誘いの電話をかけていましたが、ご案内した事業所の事業主や利用者の方をはじめ、養護学校やろう学校の先生も、全障研長野支部からも、病院の職員も、「医療ケアを考える会」などからも、関係者80人の参加がありました。

 山口のりひささんから主催者代表のあいさつ、井上さんから自立支援法をめぐる国会報告、そのあと皆さんからご意見を伺いました。

 16人のかたが切実な訴えをしてくれました。皆さんにお話ししていただきたかったけど、とてもとても時間が足りなくて、2時間半はあっという間でした。

               
                 (私は司会でした。右は石坂県議、井上さん、山口さん、藤沢県議、高村県議、いつっていないけど端は和田県議です)         

 「法に障害をあわせさせるなんておかしい。重度な障害があっても人間としていくていけるように法を作ってほしい」との話は、まったくそのとおりです。障がい者の現実から出発していれば、自立支援法など作らなかったはずです。

 「20歳の子、年収は3万7千百円です。5月までは1割の利用料で1ヶ月3万円の利用料だった。世帯分離をし手半額になり、今年は特別補助金がついて月3750円になったけれど、ヘルパーなど使うと給料はなくなります。応益負担はやめてほしい」

 「灯油代もかかるようになって、もうどうやって暮らしたらいいか、わからない」と訴えたのはY作業所で働く、車椅子のKさんです。

 発言できなかった方が感想・意見を寄せてくださいました。

 「自立支援法の要件の定員20人のクリアが困難、このままでは閉鎖、もしくは大きな法人に吸収されるしかない」

 療育センターに入所のお母さんからは「自宅に帰ってくると、日割り計算のためにセンターのほうから一泊で帰ってきてほしいといわれます。施設も経営が大変、わかるのですが、外泊するのが悪いことのようで、罰金を取られている気がします。それに、地域でのサービスは自費負担、夏休みのプール介助でコムスンに1時間4千円払いました」

 深刻な実態です。親亡き後の心配はどなたももっています。でも、山口のりひささんのあいさつでも強調されていたように、今、頑張れば自立支援法の根本見直しが可能になる国会情勢です。皆さんの声、共産党はしっかり受け止めて頑張ります。

 懇談会を終えて、長野市に合併された旧鬼無里村へ直行、Oさん宅をお借りしての小集会でした。佐藤くみ子市会議員、石坂ちほ県会議員からそれぞれ議会報告、私は自立支援法の懇談会の様子にも触れながら、情勢の報告と総選挙でなんとしても山口さんを、とお話ししました。


(写りが悪いのは、逆光と炉辺のマキがけぶっていたせいもあり)

 実はOさん宅は築160年という旧家です。改造して住まわれていますが、30人は泊まれるという大きなお宅です。おいしい空気と雪のアルプスを臨み、最高でした。
 夕べは、私は石坂ちほさんほか4人の方と一緒に残って、Oさん宅に泊って、朝、鬼無里から出勤でした。

 

 
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おはようございます。井上参議院議員を招いての「自立支援法懇談会」の日、報告は・・

2007年11月25日 06時46分00秒 | 活動日誌
 皆さん、おはようございます。
 
 今日は、自立支援法の根本見直しの懇談会です。井上さとしさんからの国会の話も楽しみ。北陸をまわっている山口さんが長野入りで参加。
 県会議員も参加で、皆さんの要求をしっかりお伺いし、交流できる会にしたいと思います。

 今日は午後から小集会に出かけ、その後泊まりになってしまうので、懇談会の様子は明日、紹介します。お楽しみに!

 「自立支援教育」「自立支援法」・・・政府は「自立」という言葉が好きですね。自立どころか「自滅」ですよ。
 真の「自立」の中身になるように、頑張り時です!!

 井上さん、山口さんは、懇談会のあと長野駅頭で街頭宣伝を行ないます。12時45分からです。
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いろいろと明日の「自立支援法懇談会」の準備

2007年11月24日 17時50分27秒 | 活動日誌
         (野々村市会議員の事務所に飾ってあった) 

 明日は、井上さとしさんを招いての「自立支援法を見直す懇談会」です。今日は、その準備のあれこれの仕事中心にすごしました。

 充実した会にできればと思っています。司会は私、主催者代表で党書記長山口のりひささんがごあいさつします。皆さんの声をたくさんお寄せください。

 さて、今月の新入党者は昨日の段階で33人です。うれしいことは、10月度は50人の入党者のうち私が関わった方は29人でしたが、今日までの33人のうちでは9人です。58パーセントから27パーセントに激減。
 
 独自の動きがでてきているので、大変うれしいですね。どの支部でも仲間を迎えようというのが目標ですから、この調子で馬力もあがるといいなと期待しています。

 仲間を迎える活動は大変楽しいものですが、少人数の懇談会ももっと開きたいものです。
 昨日は千曲市で「がばいばあちゃん」Kさんに入党していただきましたが、唐沢議員のお宅でコタツに入りたくさんの疑問にもお応えしゆっくりお話しすることができました。
 
 「がばい」Kさんがおっしゃるには、「今日は良くわかり、胸に落ちました。こんなふうにやさしくわかるように話してくれると、誰でも共産党のこと、納得するのではないですか。このような機会をたくさん作ってください」

 県会議員選挙のときに網の目のように小集会を開いた経験を生かして、たくさんの「がばい」Kさんの要求に応えていきたいものです。

 Pチームも、全支部に頑張ってもらうために、次の手は!!?

平行して地道に、そして総選挙に向けては急いで「語る会」を開いてゆくことが大事だと思っています。
 
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自立支援教育シンポに参加・長野の「がばいばあちゃん」が入党

2007年11月23日 22時52分23秒 | 活動日誌
(K保育園の花壇にありましたが、名前がわかりません。教えていただいたのですが、わすれてしまった。花が大変かわいい)

 自立支援教育シンポジウムに参加、茨城大学教育学部の荒川智先生の講演のあと、シンポジウムでは、盲・視覚障害者団体、養護学校の原先生、養護学校PTA代表の4人がパネラーでした。
 
 今年から始まった特別支援教育の「光と影」を浮き彫りにすると同時に、長野県で今一番問題になっている、盲・ろう学校の統廃合が話の焦点となりました。

 県教育委員会で作った連携協議会が、本来の「連携」とはかけ離れ、障害の特殊性や人格の形成を無視して、いかに統廃合を進めるかが先にあり「校舎の面積や生徒数で、数学的に話し合われている」のが大問題になっています。

 盲・ろう障がい者の代表のパネラーの話は、盲・ろうを一緒にした場合に、どんなに子どものそだちを阻むかを身をもって経験した内容で、説得力がありました。
 
 不十分であっても国の制度として盲とろう学校が分離されたのは1923年、長野県はその後もまた統合された経過もありました。
 
 その統合された時代を、盲ろう学校ですごした経験を持つパネラーの西村さんは「雨の日は小学校1年生から大きな子まで、一日座禅。盲の子はしゃべらず静かになる。ろうの子は暴れまわらず静かになる。雨の日はなんていやな学校だと思った」

 またろうの代表で手話で話してくれた井出さんは「手話が言語として認められうれしい。ろう学校だから手話を覚えられ、将来の道も開ける。私は学校では口唇だけで判断しなければならなかったので、わかったふりをしていたが何にもわからなかった」と、独立したろう学校の存在の重要性を話してくれました。

                

 自立支援教育は、根本的には障害児教育予算を切り捨てることが目的で始まりました。
           
 問題になっている盲・ろう学校の統廃合だけでなく、影響は一般の学校にも大きく出ています。
 
 高次障がいなどの発達障害の位置づけ、扱いもあいまいで「みんな一緒」と言葉は聞こえがいいけれど、十分な手立てなしでむしろ、教員を減らすなど環境を劣悪にしての「一緒」ですから、大問題です。
 私が最近、発達相談で一番多く出会う子たちでもあります。30人学級は、最低の、本当に最低の今すぐしなければならない教育条件整備です。

 熱心に話し合われて、3時間半があっという間でした。

                      
(石坂ちほさんと一緒でした。お隣同士でお勉強)


 午前中は千曲市の唐沢議員のお宅で、60歳代の女性に入党していただきました。私はこの方、長野の「がばいばあちゃんだ」(ばあちゃんではないお年ですが)と思いました。
 
 好奇心いっぱい、勉強家、楽天的で困難をふきとばす元気。ぐちゃぐちゃしてない。
 「元気の秘訣は?と聞かれて、ハハッ 貧乏だからですよと答えましたよ」
 
 「私の楽しみは、一期一会、今日はどんな人に合えるのかな」
 「どんなに負けても、共産党に入れ続けてきたよ」

 ああ、なんてがばいひとだ。がばいばあちゃんは言いました。「中野さんが来るっていったから、党に入れってことだなって思っていましたよ」

 そして質問はこうでした。「共産党は議席を増やして、どんな社会を目指しているの」「なんでそんなに儲けようとする人がいるの」

 まさに資本主義の本質と当面目指している民主主義革命と未来社会の質問でした。
 
 「残りの人生、党員として頑張ってみますか!」とキップのいい返事で入党してくださいました。

 「私は、赤旗信州秋祭りの舞台は、一番前でしっかり聞きました。千曲市の席は後ろのほうだったけど、一番前に移動しました。小池さんはテレビでみる雰囲気、ほかの弁士からは言葉は柔らかいが、やる気が伝わってきましたよ」

 さてさて、「党員推進チーム」結成以来一ヶ月半を越しました。エンジンはかかりつつありますが、全ての支部の活動が総選挙勝利の決め手。Pチームの「細腕繁盛記」では面白くないなあ。

 
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松本市から安曇野市へ、最後は池田町へ・入党を勧めることで深い話が・・・

2007年11月22日 23時00分51秒 | 活動日誌
(ハキダメギク  白い花の花弁が2・3枚ずつ固まって間を空けて輪を作っている特長があります。小さくてよく注意しないとわからない) 

 朝宣伝をしていると間に合わなくなるので、今朝もお休みして7時40分に自宅出発、高速に乗りまず松本市へ。
 午前中、衆議院2区の地方議員会議でもあったので、松本では支部のみなさんと行動でした。議員なしで独自で動く支部がでてきており、持っている実力発揮ですごいことです。
 午後は、安曇野市の明科で下里議員と、夕方から夜にかけては池田町で山本・服部両議院と行動しました。

 大勢の方とお会いし、お二人の新入党者をお迎えしかえしました。

 5分も話さずに入党決意してくださった方の話を紹介しましょう。
 
 「ひどすぎる政治です。共産党に、ほんとに頑張ってもらいたいです」
 「頑張りますね。そのためにもお願いに来たのです。仲間が増えれば大きな党になってもっと頑張れます。一緒にやっていただけますか」
 「そりゃ、そうだ。そのとおりだ」 党員としての4つの大事をお話しして、「わかりました」とサインしてくださいました。

 2時間以上お話しをして、さらに共産党を知っていただくためのビデオもその場で見ていただき、「真剣に考えます」といってくださった方は、たくさんの疑問を出されました。

 「私は大きなブレはなく、社民か共産党かと考えてきましたが、ブレずにしっかりしているのは共産党、もう、共産党しかないと思っています。共産党の人はなぜ献身的に頑張れるのですか。政党助成金を受け取らないのもすごいことです」

 「いい政党なのに、なぜ伸びないのか」との質問も。これはどこでもいつでも出されます。
 「赤旗」本誌で「これでいいのか選挙制度」が始まりました。でも、小選挙区制度の中でたたかわなければならない衆議院選挙、「小選挙区だからだ。マスコミのせいだ」と言い訳にしたくない、だから力をつけて、どんな攻撃も跳ね返したいのです。
 
 「今までは全区に候補者を立てるのかが党の方針だったのに、今度はどうして整理したのですか」この問題は、党内でも真剣に論議をしたことですから、率直にお答えしました。
 
 「入党したことで縛られないのですか。仕事に支障はないのですか」
 「党に入らず応援することと、入ってやることと、どこが違うのですか」

 などなど、自分の歩んできた道を織り交ぜながらのたくさんの質問に、こちらも真剣にまさに綱領の精神を全面展開、「世直しに一肌脱ぎましょう。よろしくお願いします」といったところ、「これはお願いされる問題ではありません」と言われてしまいました。
 
 最後は「入ってしまえばすっきりするんでは、と思いますが、もう一回考えさせてください。入るからには一生懸命やりたい」とのお返事で、お話できて良かったです。

 また「実は創価学会にも勧められて、時々顔をだすことも。でも政教分離といいながらなぜ公明党と一緒なのか、聞いてもまともに答えてくれない。だから信用できない。やっぱり共産党しかない。私が共産党を知ったのは・・・」と馴れ初めをもるる話してくれた長い「赤旗」読者の方もいました。

 「よくお付き合いをしていたいたつもりだが、初めて聞いた」と支部の方が言われましたが、入党をお勧めすることで心開いてお話ししてくださる方って、多いですね。
 お初にお目にかかる私にでも込み入った相談があったり、それだけ、共産党を信用していただけているのだと、身を正す思いです。

 ご夫婦で入党をとお誘いした方は、残念ながら夫君が入浴中、ほとんど決意している妻殿は「夫のしりを引っぱたいておきます」との愉快なお返事、またお伺いすることになりました。

 長野に入ったら、雪がちらついていました。寒波のため本当に寒い。
 「アメリカにくれる油があるなら、国民にくばれ」の声、どこでも上がっています。議員さんの間では、「生活相談が絶えない。古米でもいいから用意しておかないといけないと思う。今晩の米に困る人がたくさん来るから」と、暮らしの深刻さが今までになく、広がっていることを反映しています。

 さて、お楽しみのメールをあけました。青年支部が19歳の入党者を迎えたとのこと!! うれしいですねえ。
 
 

 
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