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中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

午前長野市内の学校訪問・午後「県政市政報告会」のおさそい

2006年11月30日 21時12分58秒 | 活動日誌
(桑沢改良大根 箕輪町の桑沢議員作。何かと賭けあわさったそうです。甘酢できれいなピンクに。)


 午前中は、教育基本法問題で小林市会議員と長野市内の学校訪問、3校の校長先生、教頭先生と懇談しました。

 現場の怒りは大変なものです。

 「今まで教育基本法を変える話などでたことがない。良く知らない人も多い。出してきて何が何だかわからないうちに採決なんて、おかしい。教育基本法をいじることで、現場の苦しみは軽減しない」
 
 「文科省のやることはことごとく現場を悪化させるだけ。いじめをしないようにしましょうなどとの文書ひとつ出していじめがなくなるのなら、何も現場は苦労していない。文書を各家庭分印刷する手間が、また子どもと接する時間を奪っているではないか」

 「再生会議の提案は、管理を厳しくするだけだ。摘発するようになってしまう」

 「教員の評価制度は教員をばらばらにする。それぞれ個性的でとくいな分野でがんばっているのだから、何をもってABCランクを解けて、給料に差をつけるのか。評価する校長の身にもなってもらいたいし、先生方の意欲をなくしてしまう」
(教員評価制度は19年から実施されようとしています。)

 「学力テストははっきり言って押し付け。突然、ものも言わせずやれとの命令、本当に役に立つのか」
 「学力テストでどうなるか先が見えない。東京のようになるのか・・・?」

 そして最後にどなたもが言った言葉は「現場の苦しみをまるでわかっていない!」でした。
 
 緊迫している国会です。なんとしても廃案にしたい。現場の声を聞け!

 午後は地元の若槻地区で開かれる「市政・県政報告会」のご案内のため、原田市会議員と行動しました。明日は「浅川」あさっては「東条」で開きます。私もご挨拶します。

 原田市会議員の活躍する地域では、それぞれのごとに対応する党支部が主催で、こまめに開く努力がされています。
 支部の皆さんは大変燃えていて、また大変な努力をしており、頭が下がります。

 全戸のちらしいれ、宣伝カーでのお知らせ、そして直接訪問を大切に、例えば私の住む「上野」は1200戸ほどですが、350戸を訪問したそうです。「目標にいかなかった!」と支部の皆さんは言っていますが。

 今日もベタであるいたのですが「チラシ、見ましたよ。2回もいただきましたよ」「宣伝カーで聞いてやるんだとおもってました」と暖かく迎えていただきました。

 日が落ちると急に寒くなって震えました。そのときいい匂いが・・・・。
「秋刀魚だ!」と、原田さんと私は異口同音に叫びました。「ぐううう」をお腹がなったけど、ちっと我慢で終了は7時。
 
 夕食は8時からひとりでゆっくりと。夫は何時にかえるかか解らない人。毎晩10時、11時です。私が寝てから帰ってくることもあります。そして土日なし。
 医者の労働強化の大本の原因は、国の医療政策です。

 紅葉の山を見て「ああ、一週間くらい、山の中に入っていたい・・・」とつぶやく夫の言葉に、「過労死しないで」と思わず考えてしまします。
 

 国会終盤の昼は「毎日カレー」を3分で食べてがんばる井上議員(わが国会議員団はみんな)もまた、本当に大変だ。
 
 
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上田市から栄村へ、高山村から長野市へ

2006年11月29日 16時46分13秒 | 活動日誌
 (女性後援会の会議)


 昨日は上田市のK保育園での発達診断のあと、栄村へ。今日は栄村を朝8時に出発、10時高山村で、宮川貞子さんと行動しました。
 午後は県委員会で、県女性後援会の役員会議。総会に向けての話し合いをしました。
 夜は、中央法律事務所に新進気鋭の女性弁護士の就任祝いの祝賀会で、これから出かけるところです。

 K保育園はこじんまりとした私立保育園。先生の熱心さには驚きました。シックハウス症候群に対応して、園舎は木造で化学物質を使っていません。
 もちろん、食事も材料を吟味、添加物に気を配っています。
 園児が少ない分、一人一人に丁寧に目をかけています。
 園長先生は「子どもが好きで始めました。採算は度外視です」といわれますが、見るからに大変な労働です。休日もない、1日保育に束縛されるような日々です。
 
 こんなにがんばっていい保育を目指してる園があるのに、全国で問題になっている保育園の民営化は、ただただコストダウンが目的です。
 公立園をしっかり守ることと、こうしてがんばる私立や無認可保育園に対しても、しっかり援助するのが国の役目ではないでしょうか。

 「この園にはいって、親子ともども救われました。それまでストレスでいっぱいでした」との親御さんの言葉には園への感謝が込められていました。

 栄村では、「苗場山シスターズ」(昨日命名)の仲間(苗場山登山グループ)の集りがありました。今年は私の足の怪我もあり夏登山できなかったので、昨晩の交流会が計画されていました。
 7時ごろ集って、食べて飲んで大笑いして、朝には解散。温泉で磨きをかけてきましたよ。

 あそんでばかりでは事務所の敷居が高いから、一緒に泊まった宮川さんと高山村で行動してきました。赤旗を読んでくださる方ができたので、良かった!
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英国でも保守党も競争の教育は見直しを・・と

2006年11月27日 21時16分45秒 | 活動日誌
 常任委員会でした。11月ももう数日、今月度の活動をどうがんばるかがテーマ。いっせい地方選挙は4月、年末、年始のあわただしさで流されていると、あっという間に本番です。「今が本番」の気持ちでがんばろう!

 さて、赤旗の「競争の代償」と題する連載、面白い。競争の教育を推進してきたイギリスのレポート、競争の教育が既に破綻しているイギリスでは、学校間格差の矢面にたたされてきた校長先生の間でも、サッチャーの導入した教育の改革?の見直しの動きが強まっていると。スコットランドを除く英国の校長協会が、学校成績順位表をやめるよう、全会一致で採択したとのことです。
 サッチャーの属している保守党からも批判がでているとのこと。フィンランド、デンマークの教育がいいお手本になっているようです。

 教育基本法の改悪案が出されて、真っ先に国会で問題点を明らかにしたのは志位委員長でしたが、その後、「いじめの原因は?」「愛国心の押しつけって?」など、これほど教育問題の本質が国民的に論議されはじめた経験は、かつてないことです。

 国民に悟られないように、じわじわと手を打ってきた教育への国の介入、いよいよ露骨に真正面からの挑戦です。参議院での徹底審議、そして廃案めざしガンバロウ。
 
 赤旗は、世界の教育事情も詳しく紹介することでも、教育基本法廃案の世論つくりに大きく貢献しています。ステキな新聞です。先日「いいこと書いてあって、もったいなくて捨てられない」と言ってくれた読者の方を思い出しました。
 本当にそうだ!

 ベネズエラのチャべス大統領は、7局がガンガンと財界側のニュースを流す中、1局だけの国営放送を使って、一日中国民に語りかけたというが、残念ながら共産党は局を持つことはできない。
 でも、私たちはひとつは赤旗で、それに女性が得意のおしゃべり作戦は、チャべスの演説に対打ちできるかも知れない!!
 
 つくろう「おしゃべり集団」! 
 「県営住宅、親が亡くなると居住の権利を奪われて追い出される。改善して欲しい」これは、先日、「長野県生活と健康を守る会」の県交渉の要求項目のひとつでした。県内ではこんなことも起きています。推進の役割は公明党、みなさん知っているかしら。

 明日は、東信地区のK保育園の発達相談に行ってきます。初めてお訪ねする保育園で、新しい子どもとの出会いが楽しみです。
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ゆっくりと

2006年11月26日 23時36分56秒 | 活動日誌
  (昨日の松川町での行動のとき、松井議員のお宅のワンちゃん。「おれもリラックスーー」)

 予定が急遽変更。学習日になりました。買い物のあと、12月号の「民主長野」のエッセーの原稿書き、(「星くずの里」のテーマで書きました。ホームページにアップしてあります。読んでね。)
 安曇野市穂高のNさんから送っていただいた「赤化事件」の資料、手に入れていた「満蒙開拓団、青少年義勇軍」の資料を読んだり、また、スケッチなどして過ごしました。

 夕飯は、日曜日も仕事の夫の帰りを待って、少し遅く8時。料理にはちょっとばかり手をかけたりして、いつもは許さないのですが、今日はテレビを見ながらの食事でした。「巧妙が辻」です。
 テレビは居間にあるので、いつも食事をするキッチンとは離れているのですね。
 
 読書の途中、午後5時にお風呂に入る贅沢をしました。いつもは、「カラスの行水」で有名な私ですが、ゆとりがあれば、ゆっくり入れるものですねえ。といっても15分。
 ところが寒くなって、寝る前に温まるためにまたはいる羽目になりました。
 
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梨の松川町で活動、語り合った小集会

2006年11月25日 23時47分49秒 | 活動日誌
(ゆり これも上小地区委員会にかざってあった。上田に行ったときのスケッチ)


  県内では梨の産地で有名な松川町へ行きました。松井町会議員と支部の皆さんで、街頭宣伝、訪問活動、夜は小集会、16人が集り、ざっくばらんに党と政治を語る懇談でした。

 松川町は、九条の会もいち早く立ち上げ、また日赤の産婦人科問題では全国の運動に火をつけた町でもあります。23日にも九条の会の学習会を50人ほど集めてやったばかりでした。

 松川町の梨は、娘が保育園時代から園が産直で扱っており、今もOBの立場で利用、毎年おいしくいただいていますが、懇談会では、収入にならない、担い手がいないなどで、木を切っている農家が増えているとの話も出ました。

 北林町会議員からは、町の介護保険料が他と比べて安い理由は、要介護度1を広げたからだとの報告。つまり、早くから介護保険を使って生活することで、介護度5の重度になる人が少なくなったのでは、との分析です。他町村と比べて、重度の人が少ないといいます。

 「なにが思いやり予算、日本人にこそ思いやりをかけて欲しい」との発言に、「そうだ。名言だ!」と笑い。
 
 子どものいじめの問題、涙ながらに訴えられた自立支援法のこと、暮しの問題と、一人ひとり思いのたけを吐き出し、元気でガンバロウとの決意に満ちた懇談会でした。




 松川町の下に豊丘村があります。戦前、その村の村長さんが、満蒙開拓青少年義勇軍を率先して送り出した責任を取って割腹自殺を図ったと、懇談会で初めて知りました。 責任感の強い方だったのでしょう。村長さんも犠牲者といえると思います。長野県は満蒙開拓団、青少年義勇軍を日本一大陸へ送り出した県ですから、このことに触れずに平和を語れないと、今日も実感しました。

 いま、わたしたち一人ひとりが、そのような犠牲者の思いを無駄にしないように、自分の考えできちんと声を上げ、行動を起こさなければならないと思いました。

 懇談は9時終了、自宅着11時の予定が、高速がガラガラすいていて、10時30分着。もっとも、私はうとうとしていて、高速がすいていたかどうかは秘書青年Gの話で知ったのですが。
 

 
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千曲市、坂城町へ

2006年11月24日 20時04分04秒 | 活動日誌
(上小地区委員会の事務所に飾ってありました。ゆりの改良種かな。花のある事務所、いいですね)

 
 昨日は恵比寿講、長野が本格的な冬に入る区切りの日です。「ドン!ドーン!」との音だけ聞いて、花火は見ずじまいでした。
 今日は、寒かったです。頂には薄らと白い帽子をかぶり、最後の紅葉を見せている里山を堪能しながら、千曲市と坂城町で行動しました。

 千曲市では唐沢市会議員と一緒に4回の街頭からの訴え、それぞれの会場へ支部や支持者の方が駆けつけてくれました。
 
 スーパー前では、通りかかった買い物途中の方も一緒に足を止めて、10人ほどの女性が一生懸命拍手してくださって、私は元気を一杯いただきました。りんごのさしいれも!
 

(「僕は8歳だよ」 お母さんと一緒にきてくれた「僕と私」。 子どもっていいね。夢の塊だね。さなえさん、あなたと歩むために、がんばるぞー! と握手)


 坂城町では3回の街頭演説。大森町会議員、円尾町会議員と一緒です。やはり支部の方がチラシまきをがんばってくださいました。ありがたいことです。
 
 そしてみなさん、自分のことより、私の健康や活動を心配してくださるのです。支部の方こそ、ポスター貼り、赤旗新聞の配達集金、チラシまき、などなど、御苦労が多いのに、それが心に浸みて、いっそう元気でしっかりやらなくちゃ、励まされています。
 
 スーパー「ベイシア」前では、次々と車の中から手を振っての挨拶。寒いのに、わざわざ、窓を開けてのご挨拶です。ここは円尾さんの地元、彼女のがんばりの結果だと思いました。
 でも、「窓を開けての人、知らない人だったよ」と円尾さん、これまた嬉しいことではありませんか。

 今日の街頭宣伝では、一昨日の井上参議院議員の論戦を大いに使って語りました。党国会議員の論戦には、励まされますし、確実に情勢を変える力になっています。手前味噌ですが、私は、こころから誇りに思います。

 坂城では、商店街を訪問し、商店街の御苦労をお聞きしてきました。消費税増税、大店舗の進出には怒りで一杯。どこでも弱いものいじめの自民党・公明党に、いい加減いして欲しいとの声です。
 
 でも、何とかしなければと、商店街のみなさん、街つくりの実行委員会を作って知恵を出そうとがんばっています。
 大森町会議員も、「何かいい知恵はないかなあ・・」と一生懸命悩んでいました。「坂城の歴史をほりおこしたり・・・・みんなで知恵出さないと・・」と。

 「大森さんのニュース、いいね。共産党だけだね、出しているのは」と高い評価を受けました。また「赤旗はいいこと書いてあるよね。もったいなくて捨てられない」という読者の方の言葉は、最高に嬉しかったですね。

 嬉しいことだらけの一日でした。しかし、浮かれてはいませんよ。歴史を切り開くたたかいに、楽な道はない。肝に銘じています。

 

 
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井上参議院議員の質問、首相もたじたじ

2006年11月23日 20時56分23秒 | 活動日誌
(ハナテマリの一種かな? 新日本婦人の会県本部の前のお店のプランタンに。会議まであと10分ある・・というわけで。スケッチは私の気分転換にもってこい。荒っぽいのは時間制限のせいと言い訳・・) 

 昨日から参議院教育基本法委員会での審議が始まりました。充分審議すること、強行採決は絶対許さない!
 
 昨日の井上参議院議員の質問、的を得ていてすっきり。テスト中心の教育のために、高校が予備校化され未履修問題も起きている。学力テストのために、学校行事行事も削減されている実態を告発、「人格の形成」という目的そのものをゆがめているとの厳しい指摘に、首相も、たじたじだったのでしょう。
 行事を削減するのは「いいことではない」、教育基本法の改定で「いじめや未履修問題は解決しない」と答弁しました。

 ある日、足を止めて街頭演説を聴いていてくれた中学生が、「私は受験生、辛いです。でも、私たちのことを本気で心配してくれる人がいるのだと知って、嬉しいです。」といってくれた言葉、胸にズシンと響きました。
 直接被害を受ける子どもたちは門外漢になっています。絶対、おかしい。
 
 「こう変えようと思いますがどうでしょうか」と子どもに聞くべきだと思いませんか。「先生はこう思います」「おかあさん、お父さんはこう思います」と、教育委員会も入れて、論議の場をつくるの。いいと思いません? 

 私が文科省の大臣になったら(!)、子どもの声を最大重視したいと思いますね。
 
 「なぜ、大人の思惑に翻弄しなくてはならないの?」
子どもたちが教育基本法の改悪の動きを知ったら、きっと、こう言うに違いありません。

 この子らの信頼にこたえて、世論を作って徹底審議、廃案まで追い詰めよう。


 今日は一日、松本市で行なわれた党の全県会議に出席していました。

 激戦を勝ち抜いた、飯山市議選で初当選の竹井正志さんもご挨拶。割れるような拍手! 党が行なった要求アンケートを大切にし、日常の活動でも住民のみなさんの要求をつかみ、支部の政策と計画に生かしてがんばる、との決意に、また大きな拍手でした。

 県会議員6人、無党派共同の共産党員議員を含め7人の県議をもつ長野県です。しかも自民党、民主党、公明党を上回って議席を持っているのは全国長野県だけ。
 長野県の役割の大きさを再確認、私も、いっそうやる気が出てきた会議でした。
 
 


 
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秋刀魚38円

2006年11月22日 21時47分08秒 | 活動日誌
 


 学習日であったが、予定変更で常任委員会。午後3時には開放されて、雑用片付けに奔走の一日。買い物、洗濯、風呂掃除、会議の事務連絡、原稿書きなど。

 久し振りで早い時間の買い物、秋刀魚38円、安い。5尾買って、しょうがと一緒に佃煮にした。お弁当に便利。これはスーパーで。
 今年は秋刀魚が安い。朝、良く食べています。塩焼きの時の大根おろしは夫の役目。レモンを添えれば完璧!
 これで「今日もやるぞ!」なんせ、青魚の油は、健康にいい油。

 長野東急は一流デパート、デパ地下での買い物、ごくごくたまですが、私もお仲間になります。
 しかし、お目当ては、4切れで600円(少し前は500円だった)の鮭。これは、いい。切り身が大きいし、脂がのっているし、東急の宣伝してはまずいかもしれないが、安いしうまい。もちろん、築地からの鮭ではなく、輸入冷凍もの。
 
 ほかにも、目玉商品の生鮮食品があります。私は主に、魚に集中。赤魚や鱈の粕漬、カマスやさば、時にはえび、しらすほしなど。安いときに沢山買って、冷凍で保存して使います。
  
 ほかは高いので、購入の範疇から除外。だけど、デパ地下は魅力です。おいしい物が溢れている。買えないまでも、見ているだけで楽しい。
 でも、4切れ600円の鮭が、夢のまた夢の人が沢山いることに、心が重くなります。

 

 

 
 
 
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「フィンランドの教育」の学習会・和田さんと行動して新しい仲間を迎える!

2006年11月21日 21時30分05秒 | 活動日誌
(ムラサキシキブ 誰がつけたのでしょうね、この優雅な名前を) 

 高教組のD先生がフィンランドへ教育視察へ行った話を聞いてから、ぜひ学習をと願っていましたが、今日実現。「子育てネット」で学習会を持ちました。大変勉強になりました。
 長野県勤労者福祉センターは、12時きっかりに部屋を出ないといけませんので、月一回の定例学習会は、少々早く9時から始めています。

 外からわが国を見る視点は、本当に大事ですね。

 D先生の話で、大変印象的だったのは、国家教育委員会(文科省的存在)も、現場の校長も、「普通のことをやっているのに、日本はなぜこんなに注目するのですか」と口を揃えて言ったということです。

 フィンランドは競争の教育をやめました。総合学校という名で(日本の総合教育とは無関係)9年間の義務教育、小学校中学校がひとつになっており、9年生の学校になっています。

 その地域の子はその地域の学校に行く、これが当たり前。先生も基本的に転勤の制度はなく、ずっとその学校で働くのだそうです。

 何らかの学校評価はあって(学テのような)、成績が思わしくない学校には、特別に予算がつくということです。教員配置を多くするとか・・・。
 日本の動きを正反対ですね。

 9年間の義務教育で一年間余分にいける制度、つまり勉強が苦手の生徒がもう一年、学習することができるという制度があります。しかし「落第」という考えは全くなく、充分学ぶためなのだと、恥ずかしい考えも全くないそうです。

 「浪人?」と理解できないそうです。「わが国は袋小路がない教育システムです」と。

 クラスの平均人数は19・5人、30人は最高に多い学級。低学年は20人以下の学級に、先生は2人配置。学費は当然、大学まで無償。

 ため息が出ますね。競争の教育の結果のマイナスを克服すために、教育改革を行なったのです。「どうしても競争したいのなら、自分と競争すればいい」と。
 教育内容も、大枠は国家教育委員会で決めるが、学校裁量の幅が非常に多く、現場を尊重しています。


(パワーポイントを使って説明するD先生。参加は10人でした。)

 国家教育委員会からのレクチャーだとの次の言葉を、日本政府に突きつけたい気持ちです。

 「学校間のランキングには意味がない。困難な学校への重点的な予算配分は当然のこと」
 
 「かつての階級社会を克服するため、教育制度を変えることにより貧富の差や地域間格差のない平等で民主的社会を実現している。生徒の社会的背景と成績を関連させてはならない」
 
 「教育改革の方向性は政治的課題ではなく、国民的合意である。(政権が変わっても教育の方向は変わらない)」

 まさに教育基本法を生かす教育はこの方向であり、自民党・公明党の改悪案は、180度反対の方向です。

 フィンランドの教育が満点というわけではなく、きっと、システム上の矛盾やそこからの課題もあるに違いありません。また、PISAの学力検査も、私も、内容がわからず結果だけなのでなんともいえませんが、それだけで論じることは危険だと思います。

 しかし、素晴らしい理念を実施する努力をしており、それが当たり前だとする姿勢が素晴らしい。教育基本法がお飾りの日本とは、雲泥の差。

 大変、感動を得た学習会でした。

 午後は和田あき子県議予定候補と行動。2人の入党者を迎えたのです!

 いい日でしたね。最高!

 
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地方議員会議、続いて県交渉を行ないました

2006年11月20日 20時00分36秒 | 活動日誌
 (ばら  散りかけていますが、冬に入ったというのに、下にはまだつぼみが沢山あるのですねえ。エネルギーは次々ですよ。)

 沖縄は大変残念でしたが、飯山市は激戦を勝ち抜いて3人全員当選、やりました!
 早速、喜びの声が聞けるかとおもったら、議員の認定書の授与日が今日の議員会議と重なって3人は欠席、これまた残念でした。

 午前中は、ホテルサンパルテで党の地方議員会議、午後は県の各部担当職員がホテルサンパルテに出向いてくれての、県交渉でした。都合で大分欠席があっても百人からの大部隊ですから、県から出向いていただけるのはありがたいものです。
 
 議会開催の前にはいつも、全県の議員会議を行なって、今住民にとって何が一番大事かを、学習交流して意思統一しますが、共産党ならではの会議だと思います。

 午後は3班に分かれて県交渉、社会部、土木部、教育委員会です。私は教育委員会に出ました。

 高村京子県会議員と林ともふみ県会議員の司会で1時間半に渡って交渉。


(県と交渉中。右端は佐久の県会議員予定候補の青年藤岡君。)

* 30人学級の中学までの導入は、大切なことはわかるが、当面見通しを持った解答はできない。しかし、昨年と同じく中一には必要なサポーターを配置してゆく。現在は28校についています。

 中一に30人学級を入れるための予算は、約4億円。

 スクールカウンセラーは、臨床心理士の資格がいるので、人材に困っている、県内での資格者は130人。公募で、東京、埼玉、山梨からもきてもらっていると。

* 認定子ども園の条例案は、保育対策等促進事業で、現場や保護者の意見を反映させて、国より高い水準と、長野県らしさを追求する。
 具体的には、3歳児の職員配置は国は35対1だが、長野県は30対1にしたい。・・などなど。

* 学力テストは、県教委抜きで、文科省が直接市町村教育委員会に指令を出している。学力テストは市町村独自のものもあり、県としてもやっているので、3度もやるのは子どもがかわいそう。しかし、結果を見て、判断してゆく、との、あいまいな態度ではありましたが、「子どもと保護者に知らせないのは問題」と、市町村教育委員会に徹底する約束はしてくれました。

 などなど、27項目にわたっての交渉でした。

 村井知事に変わっても、逼迫した財政ではそうそう土木事業を勧められない、というのが実情。教育・福祉を後退させないために、県でも、市町村でもがんばろうとの気持ちひとつにする一日でした。

 厚いじゅうたんとシャンデリアの下での交渉は、なかなかでした。

おととい「チャングム」が終わった!ほっとしました。最終回だけは、何としても見ました。いやあ、良かった、安心できた結末。
 夫曰く「次は・・・・とか言う韓流だというが、絶対はまらない。チャングムのおかげで、一週間のリズムがくるわされてしまった」

 
 
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