中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

県議会の傍聴に行く。

2013年11月29日 20時09分27秒 | 活動日誌

 

 

 県議会の傍聴に行きました。

 今日は小林しんよう議員と石坂千穂議員の質問でした。

 

 小林しんよう議員の質問は、「消費税増税」「TPP]への知事の姿勢を問うたものでしたが、どちらも消費税は「財政赤字だから当然」さらに「県の財政には影響はない」と居直るしまつ。「TPPの主要5品目は守るために国はがんばっている」との、お粗末な答弁でした。

 国のやることには右に倣えで、「あなたならどうする?」に応えていない。

 

 石坂議員は、まず最初に、昨日、藤岡県議の「秘密保護法」の質問に答えての知事答弁を正しました。

 知事はこう言ったそうです。

 「国と県が同じ秘密を保有していても、国が秘密でも県としては当該情報を秘密にしたことを知りうる立場にないので、影響は受けない」

 これは認識の誤りです。国が「秘密」と指定したら、地方公共団体の情報公開にも大いに影響を与える法案になっています。

 

 

 石坂県議の質問は、リニア新幹線について、中学生部活朝練について、生活困窮者の自立支援について、発達障害児への支援について、でした。

 

 私は「発達障害児への支援について」を取り上げてもらえてうれしかった。

 質問の内容は、きちんと診断された子どもの加配も満足につかない状態があり、さらには、診断はされていないがグレーゾーンの子がたくさんおり、実際に対応している園では、財政的措置がないので現場で犠牲を払って苦労している。援助をしてほしい、という、現場の悩みそのものでした。

 

 県は一定の努力をしてくれていますが、今日の答弁はしゃくし定規でだなあ・・と思いました。

 つまり「加配をつけるには医者、専門家の診断が必要」を重視して、「診断がされていない理由をしらべ、進めてゆくようにする」そうです。

 

 私から言わせれば、「なんてこった!」です。

 診断をつけるためには親が納得しなければならないのです。つまり、障害を一定認めて医療機関に行くということです。

 

 親御さんがそこまで気持ちを整理することが第一の難関であることを、行政は知っているのかなあ。その段階での暖かい配慮は、診断を急ぐことではありません。

 そして、抵抗を示す方ほど、心の中では「認めたくないけど認めている」葛藤の激しさをあらわしているのだということを。

 

 診断がつけることができないなら、私は、たくさんお子さんを見ている現場の先生が苦労している子、ぜひ加配がほしいと要望があり、現場の皆さんが認めている。それだけでいいと思います。

 子どもの実態から出発すればいい。

 

 県はそう答えたものの善処するつもりはあるので、現場からいっそう声をあげてゆけばいいですね。

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必見!藤野ブログ。「秘密保護法はビズネス」?

2013年11月28日 06時21分24秒 | 活動日誌

 

 おはようございます。

 今朝、藤野やすふみさんのブログを開き、びっくり!そして、なるほど!

 「秘密保護法」を別の角度から、告発しています。

 つまり「秘密保護法」はビジネスの側面があることを暗示しています。

 

 アメリカでは民間企業と政府機関の癒着、腐敗が進んでいる事実を、実に克明に報告しています。

 機密に使う予算も、アメリカを見れば相当莫大なものになっています。

 

 「秘密保護法」も同じ道を歩むことになると、容易に想像つきます。あるいは確信犯で、「ビジネス」になるとふんで、ことを進めているのかもしれません。

 

 新たに大きな怒りがわきました。 許せない!! 絶対に!!

 皆さんも、ぜひ、藤野やすふみブログを訪問してください。必見です。さすが、党政策委員です。

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綱領学習会でした。長野県出身の国会議員全員にファクスを送る。

2013年11月27日 20時38分38秒 | 活動日誌

 

 

 まずの仕事は、長野県出身の衆参両院の国会議員14人全員に、ファックスを送ることでした。

 「秘密保護法」の衆議院での強行採決への抗議と廃案の要望です。全国からたくさん、抗議が行っていることと思いますが、決してあきらめてはならない法案です。がんばりましょう。

 

 

 新入党員の綱領学習会をしました。

 30代のヤングママ、Nさんは、勤めの関係で水曜日の午前中しか空いていません。

 そこで私が担当で、Nさんに合わせて学習をやることにして、今日で4回目です。

 DVDもあるけれど、まずは「本物の綱領を文字で読みたい」との要望もあり、読み合わせながら進めていき、今日で一応終わりました。

 

 Nさんは次のような感想を述べてくれました。

 「両親も活動しているので違和感はなく入党しましたが、綱領を学習して、うまく言えませんが、私の中で何かが変化してきています。知らないことばかりだった。それに、やってもらってよかった、言葉が難しくて一人で読んでもよくわかりません」

 

 Nさんとの今年の最後の学習は「第26回党大会決議案」をすることにしました。

 Nさんは「子どもを寝せつけた後、読んできます」と、勉強がたいへん面白いらしいのです。すごいですね。

 

 昨日は東部ブロックの支部長会議で、これから毎月第2水曜日に東部ブロックとして誰でも参加できる「古典・綱領学習会」を行っていこうと決めました。

 ここではDVDを使います。年間通してベテラン党員も含めて、力をつける努力をしようというものです。

 地区委員会でも行っていますが、あちこちでやることはいいことです。

 

 Nさんもここに合流することになりました。

 もちろん、日程が合わない新入党員がいたら、それは個別の対応をすることにしました。

 

 昨日は、健康状態などで、なかなか支部会議に出てこれない方とのお茶飲み懇談会もすることが決まりました。 

 仲間と会えないのは、何ともさびしいことです。

 仲間とつながることが、元気の源ですよね。 

 こちらも私の担当、さっそくお便りを書くなどの事務仕事をしました。 お迎えの車の手配も必要です。

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受診日。許せない「秘密保護法」の強行採決! 支部長会議。

2013年11月26日 21時40分21秒 | 活動日誌

 

 衆議院特別委員会は、今日の午前中に「秘密保護法」の強行採決を行いました。

 許せない暴挙です。

 昨日の福島での公聴会では、意見陳述した7人全員が反対を述べるという異例の事態でしたし、これだけあらゆる分野からの反対の声が上がっているのに、ひどいものです。

 

 昼休み集会は、急きょ、抗議の集会になりました!

 

 私は午前中は受診でした。定期受診では、心臓の常備薬が一つ減りました。摂生のたまものか??

 ほかに大腸にポリープが見つかっているので、再検査の予約をしてきました。

 そして、急いで広場へ直行。抗議デモに参加です。

 

 

 「 まだ本会議がる、参議院がある。絶対に許してはならない!」の怒りが燃え上がりました。

 

 

平日にもかかわらず、昼休みに集まったたくさんの人。

 

 党の、石坂県議、和田県議、両角県議と。議会中でしたが、昼休みに党県議は全員で参加しました。

 

 

守谷商会相談役であり、日中友好協会の山根会長も、「戦争を経験したものとして絶対に許さない!頑張ろう!」と強い調子で連帯挨拶。

 

「原発はいらないプロジョエクト」代表の田沢さんも今まで聞いたことがない強い声で、「福島原発事故で情報公開せず秘密があったから被爆者が増えた。許さない!」と。

 

 県弁護士会や、参加のそれぞれの団体から一言づつ、怒りの挨拶。そのたびに「そうだ!」「許せない!」「がんばりろう!!」と会場からの怒りの掛け声です。

 井上さとし参議院議員から、力強いメッセージが届きました。 国会で頑張りぬいている共産党からのメッセージです。大きな拍手でした。

 各会派の地元出身の国会議員にも、要請のファックスを送ろう!! 反対しないと、今度は当選させないぞ!!の勢いで。

 

 元気よくデモ行進。沿道から「がんばって!」と手を振る方の多かったこと プラカードを高く掲げて呼応しました。

 

 共産党では、明日の朝、緊急の抗議の宣伝行動を行います。(私は孫の保育園の送りで参加できませんが)

 また、連絡会では、12月早々、大規模な集会を予定しています。

 

 夜は若槻地区の支部長会議でした。

 孫をママに手渡してから、遅れて出席。

 「地元の上野でもデモをやろう!」との声が上がりました。「よし、やろう!」。

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地区委員長と県常任委員の合同会議。新婦人班会。

2013年11月25日 21時20分14秒 | 活動日誌

 

 

県委員会の庭には、いろいろな菊が咲いています。

 

 

 

 地区委員長と県常任委員の合同会議でした。

 大会に向けて、11月の党勢の前進は重大な意味を持ちます。

 そのことと、秘密法案がいよいよ大詰め、緊急のたたかいの展開の相談もしました。

 

 明日は、「秘密法案廃案!絶対許さない!」の昼休み集会とデモがあります。

 引き続き、次々たたかいを組んでゆく予定です。あまりの時代錯誤に国連からもクレームがつくくらい、異常な安倍政権、すんなりいくと思ったら大間違い。怒りましょう!

 

これも県委員会の菊。

 

 

 

 夜は新日本婦人の会の班会がありました。

 今まで、全県を回って時間的に合わなかったり、ほかの予定が入っていることが多く、なかなか班会には出れなかったのですが、これからは出れそうです。

 

 今日は持ち寄りの班内バザーの日でした。班の資金つくりですが、タコ足的な感じもするけれど、でも結構人気なのです。

 

 私は、Hさんが出してくれた、普段なら自分では決して買わないだろうと思う本を1冊買いました。

 

 「銀座の秘密 なぜこのクラブのママたちは超一流でいられるのか」(白坂亜紀著 中央公論社)という本です。

 別世界をのぞけるようで、楽しみです。

一つ一つ、違う菊でしょう? 秋は菊ですね。

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長野県保育大学に参加、講演「メディア漬けで壊れる子どもたち」

2013年11月24日 21時27分45秒 | 活動日誌

 

 上田市の長野大学で開催された、第18回長野県保育大学に参加しました。

先生の歌声でオープニング。歌は「スーホの白い馬」

 

 午前中は清川輝基氏の講演、午後は清川氏と東京の小児科の内海ドクター、「NPO子どもとメディア長野」の松島氏の3人の登壇で、会場との討論でした。

 

 清川輝基氏は「NPO子どもとメディア」代表理事です。

 もともとは清川氏は、NKKのニュースドキュメントの制作責任者だった方で、「ニュースセンター9時」も担当してきました。また「人間になれない子どもたち」の著者でもあります。

 

 長年メディアでの仕事の取材で、報道の倫理性の欠如も裏表も、子どもへの影響も恐ろしさも知り尽くした方です。綿密な調査結果を基にした講演でした。

 

 私もメディアが子どもの発達の弊害になっていると、つくづく感じている一人です。視線が合わない、コミュニケーションが成り立たない、笑わない、無表情、言葉の遅れ、奇声を発する、癇癪持ち、落ち着きがない、他のことに興味関心を示さない・・・・などなどです。

 

 ここでいうメディアは、テレビ、DVD,パソコン、スマホなどの映像メディアに限ります。

 

 しかし、今日の講演の内容は、私の予想をはるかに上回る勢いで子どもを「壊している」実態でした。

 

 2時間にわたる講演と、午後も2時間にわたる質疑の中身と、清川氏の取ったデータはとても紹介できませんが、日本では「ネット依存症」の中学生が518000人もいるというのです。

 

 韓国では依存症の事態を深刻にうけ止め、すでに2002年より対策を取り、10年かかって300か所の相談所、3000人のカウンセラーを養成しました。

 親がスマホに夢中になって、子どもを事故で死なせてしまう事件は、日本でも起きています。

 

 しかし、日本では、依存症の子がネットを止められた時、狂暴になり殺人を犯す状態でも、一か所も相談所はなく、かろうじて神奈川県にアルコール依存症の施設が受けているだけだと聞きました。

 

 依存症はどこから始まるか・・・乳幼児の育ちがベースになります。中学高校になって、加速度的に崩れてゆきます。

 

 なんと、テレビを見たりスマホをやりながら授乳する母親は、全体の8割に上るという数字には、正直驚きました。私は5割くらいかなと思っていました。

 生後すぐから、アイコンタクトの経験がなく育った子が心の状態をおかしくして当たり前です。

 

 子どもと向かい合わないで、アプリでの子育てが当たり前になっている事実にも、驚きました。私はまだまだそうはいってもまだ一部・・・・・・と少し楽観過ぎました。事実はもっと深く進行していました。

 

 「いないいないバー」は、大人が子どもと向かい合って遊ぶもの。でも、それをアプリで行うのです。

 ガラガラもスマホのアプリで行う。

 

 清川氏が例として「鬼から電話」というアプリも映像をパワーポイントで出してくれました。親が困ったときに、これを子どもに見せるという仕掛けです。アプリに子育てしてもらうことです。

困ることをしたとき、寝ない時、野菜を食べない時…などなどのメニューをクリックして電話します。

 

困ったことをしたときは、出てきた鬼が子どもを脅します。

 

寝ない時は幽霊が出てきて脅します。

いずれも無料と有料のバージョンがあります。

 

こんなも見たら、恐ろしくておしっこちびってしまいそう!うなされてしまう。

 

 

   電車などで子どもがぐずったとき、最近の風景では、抱っこしてあやすのではなく、さっとスマホを見せる親も増えているといいます。

 

 体の変調ももちろん起きています。メディア漬けでは筋力は育ちません。視力もです。また、自己肯定観の育ちの弱さとも絡めた清川氏の話は、いちいちもっともで、私が日ごろ発達相談で感じていることそのままでした。

 

 ソフトバンクでは、「いつでもどこでも子どもの様子をも守る 子育てサポート」と銘打って、ベビーモニターを出す予定だそうです。

 これって何?外からも子どもの様子を監視できるとは!?

 もしかして、子どもを一人置いて、出かけたりしないでしょうね!!

 

 「もうけりゃいい」企業の世界を野放しでいのか!! いいはずはない。

 

  

 清川氏は衝撃的な表現を使っていましたが、「大げさ」とは思えないほど内容は深刻でした。

 

 「「メディアづけで壊れる子どもたち」もそうですが、「日本の子どもは『絶滅危惧種』」とまで言いました。

 

 ① 出生が50年前のピーク時から4分の1に減少していること、

 ② 一つ一つの個体が生命を失い始めていること

 が理由だといます。

 

 しかし保育園はがんばっています。仲間と一緒に「泥んことたいよう」です。

 一人一人を大事にして、朝も「❍ちゃん、おはよう!」と名まえを呼んで挨拶してくれ、子どもに自分の存在感を実感させてくれます。

 

 各園の食器の展示がありました。

給食の食器も本物思考。瀬戸物で、重量感もありきれいです。

 

箸も木を使っています。木の器の保育園もありました。食事を成長発達の場として大事にしています。

心が通っている食事の様子が思い浮かび、ホッとしました。

 

 先生も親もともに学びながら、じっくりしみじみの育児や保育を探求してゆかなくっちゃね。

 メディア漬けの5才児が、親の努力でメディアを縁を切って3か月後、先生から「中野さん、あの子、人間になりました!」との報告を受けたこともありますよ。

 

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訪問活動をしました。紀香さん、すてき!

2013年11月23日 19時59分27秒 | 活動日誌

 

 

ビワの花

 

 

 署名用紙を持って、訪問活動でした。「秘密保護法案廃止」署名です。

 連日、全国各地で、様々な分野で幅広い方々が署名、集会、デモ、と行動を強めています。

 21日には全国集会の国会デモは10時過ぎまで続いたそうです。

 

 女優の藤原紀香さんが今週号の赤旗日曜版に登場し、「知ることで人が動く」とインタビューに答えた記事が載りました。

 「秘密保護法」へのご意見もさることながら、藤原紀香さんは芯のある女優さんだったのだと知っていましたが、想像以上で改めて驚きました。

 

 自分の意見をはっきりと述べることは日本の芸能界では難しいのだろうと想像しますが、そんな中で立派だと思います。

 

 日本人は往々にしてはっきり自己決定、自己主張するより、周りを見る習性があるように思います。そのように作られてきたのかもしれません。

 天皇絶対制の下では5人組など作られ、住民同士が監視役をさせられました。

 

 

   昨夜、フィンランドの学童保育に関する本を読みました。

 

 実は午前3時に目が覚めてしまい、眠れないのでベッドの中で読書しました。昨夜は早く寝たからね。

 

 フィンランドで大事にしているのは「自己決定」の力。そのためには、何より子どもが主人公の立場で、耳を傾けること、コミュ二ケーション能力を育てることを大事にしているのです。

 学童でも、たとえば「これをやる」と決めた子が途中で放り投げた場合、怒ったり理屈で責めたりするのではなく、まず、投げ出してしまったことを確認します。

 その上で、今回はどうすれば最後まで取り組みをやりきることができるのか、そのの実現のための計画を一緒に立てて、実現できるように、できるまで、働きかけてゆくのだそうです。

 

 ケンカの後始末も丁寧です。なぜケンカになったのか、どうすればいいのかを考えさせるのです。

 

 こうした指導ができるのは「ゆとり」だとしています。

 

 小学校はおおむね20人に対して教師が2人配置されています。

 保育園児は、3才児は4人に一人、4才以上児は7人に保育士1人の配置です。

 日本は3才児は20人に一人の保育士、4才以上児は30人に保育士一人の配置です。

 

 ある保育園の施設長が日本の基準を聞いて、目を丸くして咳き込んで、そして冷静になって聞いたそうです。「そんな人数でどうやって一人一人の子どもの声を聞き入れられるの?」

 

 日本の子どもたちもフィンランドのように大事にされたら、どの子も紀香さんのように自己主張がしっかりできる素敵な大人になることができるでしょう。

 

 ちなみに、フィンランドは競争もなければ塾も一切ない。でも、PISA型学力テストでは世界のトップクラスです。日本はとても追いつけません。これほど競争させているのに。学力は競争では育たない。

 

 

 さて脱線してしまいました。話は元に戻ります。

 署名をいただきながら、日刊紙が3部、日曜版が1部、購読のお約束です。うれしいです。

 

 日曜版を読んでくださることになったUさんにお聞きしました。

 「秘密保護法、どうですか」

 「あんなもの、ひどすぎる。安倍政権はだめだ。私は標準的な人間だから、私がおかしいと思っていることは、国民みんながおかしいと思っていると思う。共産党には頑張ってもらわないと」

 

 また、署名に応じてくださったAさんは「私は絶対に共産党を応援しています。息子夫婦までは影響力があるけど、孫まではまだだめだね。悪政で困ることばかり。頑張ってほしい」

 「入党してご一緒に」とのお誘いには、「う~ん」と躊躇でしたが、今度一緒に入党のDVDを見ていただくことになりました。

 

 

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県九条の会の事務局会議。予防接種。

2013年11月22日 20時13分28秒 | 活動日誌

 

 県九条の会の事務局会議でした。

 11月30日に、「県九条の会」と「長野市日中友好協会」の共催で講演会を開催します。その段取りの会議でした。

 

 「日中問題」の本質と真実」と題して、前中国大使で早稲田大学特命教授の丹羽宇一郎氏が話します。

 この講演会の狙いは「九条」と「秘密保護法」問題なのです。

 

 尖閣諸島領土問題を逆手にとって、政府は憲法九条を改悪し、集団的自衛権の行使するために利用しようとしています。

 アメリカとの軍事同盟を最優先し、強固に追従するために、「秘密保護法」が浮上しました。

 

 丹羽氏の講演は、「日本と中国の真の友好発展のために」を考え、九条を守り、秘密保護法を廃案にする力の一つにしたとの願いです。都合のつく方は、ぜひ、お出かけ下さい。

 

       11月30日(土) 午後1時半より

          ホテル犀北館(長野県庁の近く)

      参加費 500円  

 

 昼食は事務局の山口光明さんと、当日の講師の昼ごはんの味見と称して、犀北館のレストランでそばを食べてきました。

 そばにおやきが一つ、ちょっとしたサラダ、漬物で990円也。おいしいそばでした。「これでいいじゃないか」。

 

 

 午後は、孫の予防接種のため小児科へ。

 この頃は靴を履いてテケテケ歩いてくれるので、楽ですね。そうは言っても、まだ未熟ですから、こけながらです。そのうえ、「ハッパ、ハッパ」「ワンワン」などと言いながら遊び歩き、何か落ちていれば拾って歩くし、手間がかかります。

 歩くのが楽しくて仕方がない1才1か月児です。

 立ち直りも早くなってきて、インフルエンザの注射がブス!と来ても、「ギャー」と一泣きで終わり、先生に「バイバイ」をする余裕でした。

 

 

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「森・もり・ねっと」班会。映画「渡されたバトン さよなら原発」を見る。

2013年11月21日 19時54分04秒 | 活動日誌

 

 

 

 「森・もり・ねっと」の11月の班会でした。

 医療生協の子育て班会として始まった「森・もり・ねっと」は、今回で2回目。

 また新しいお母さんが3人増えました。「チラシを見てきました」という方もいました。じわじわ増えそう?

 

 医療生協ならではの「健康チェック」が大人気。毎回の結果を記録してゆきます。

 子育て中は、自分の健康は二の次になってしまいがちなので、血圧、尿チェックは「わ、塩分とりすぎだ!」とか「ケーキが好きだから糖が出ているかと思ったらそうでもない」などと、楽しく真剣なチェック風景です。

 

 学習では私が「賢く子育て 生活リズム」の話をしました。

 

 レム、ノンレム睡眠の働きと出現の仕方、松果体メラトニンの働き、また起床時間によるフリッカー値(頭の覚醒度)の変動など、ちょっと理屈っぽい話を、わかりやすく話して、「寝る子は育つ」「早起きは3文の得」を解明しましたよ 

 

 「なるほど」と胸に落ちるようにするには、ちょっと体の科学の理屈も必要なのですね。

 「こんな時は?」「うちはこうだけど」…とたくさん話題も提供されました。

 

 子どもたちは組合員さんが保育バァバをしてくださるので、安心して学習に集中できます。時々はママのところへ来るけどね 

 

 勉強を終えたらおやつ。これまた、組合さんの手作りの海苔巻、サツマイモ、りんごにお味噌汁つきです。リッチでしたよ。子どもたちに、お菓子をやらずに腹の足しになるように工夫してくれています 

 

  次回は12月17日、「メディアと子育て」の話しです。12月も私が担当しますが、「おやつ作りをしたい」「体を動かしたい」など、要求がたくさん出ています。講師はたくさんいます。いろいろチャレンジしてゆきます。

 

                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 午後は、「森・もり・ねっと」でバァバボランティアをしてくださった方と一緒に、映画「わたされたバトン さよなら原発」の試写会にいきました。

 

 新潟の巻町の住民が原発建設を撤退させた実話を、ジェームス三木さんが脚本化したものです。

 

 1969年、原発の話が持ち上がってから、2003年12月に東北電力が建設断念に至るまでの34年間のたたかいの歴史をベースにして画いた作品です。

 住民自治、主権在民の理念を実践した感動の内容でした。

 

 同じ住民同士が、また家族同士さえも利害で分断され、そしてまた変化してゆく様子が、とてもリアルでした。

 

 全国で広がったあのような運動の歴史が、今の状況の礎になっているのだなあ・・・と心打たれました。

 

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M保育園の発達相談日。侵略を認めないアンジュングンへの政府の評価。

2013年11月20日 20時30分43秒 | 活動日誌

 

 終日、M保育園の発達相談日でした。

 継続で相談に乗っていること、秋に新しく入園した子の発達検査とカンファレンスでした。

 春に発達診断で一緒にあそんだM君が、私を見つけて手を振ってくれました。忘れないでくれていたことが、うれしかったですね、本当に。

 今日は発達相談のほかに、身体測定と歯科検診もしていて、あわただしい保育園でした。

給食はこれ!里芋の煮物、チャンチャン焼き、かぶの漬物。おいしかった。

 

 

 さて、話は飛んで、アンジュングンのことです。

  中国がアンジュングンの石碑を建立することについて、韓国が歓迎の意を示したところ、菅官房長官が「アンジュングンは伊藤博文を暗殺した犯罪者。そのアンジュングンをたたえるとは。日韓関係が悪くなる」と韓国を批判しました。

 なんというお門違いな恥ずかしい言動でしょう。

 

 日本がかつて、朝鮮半島に行った侵略という蛮行を「正しかった」として、従軍慰安婦問題も「なかった」と認めない、歴史認識の過ちがここにも如実に表れています。

 

 アンジュングンは、祖国の独立と東洋の平和のために命をささげた義士として、韓国ではとても尊敬されている人です。

 

 韓国に行って私が感したことは、日本の侵略は、豊臣秀吉の歴史からつながっている、根の深い問題だということです。豊臣秀吉も加藤清正も、日本では偉い武将として位置づけられていますが、韓国に行けば許しがたい侵略者です。

 

 学校教育でも、豊臣秀吉の朝鮮半島に乗り出した歴史的事実は教えても、それが「侵略」であること、蛮行を繰り返したことは決して教えていません。

 豊臣秀吉は、何人殺したかを知るために、朝鮮人の鼻や耳をそいで塩漬けにして送らせることもしたのです。

 

 近代では韓国を併合して、どんな蛮行をやってきたか、想像してみてください。韓国はずっと日本にひどい目にあってきた国なのです。

 

 

 通訳のSさんが、3・1独立宣言をしたタㇷ゚コル公園に入る前に私に言いました。

 

 「今は少なくなりましたが、ここで憩っている老人は、あなたが日本人だと知ったらどんな罵倒を浴びせるかわかりません。覚悟して下さい。お年寄りは、侵略されたことを忘れていないのです」

 

 少し前、志位さんが初めて韓国を訪問したとき、かつて祖国独立のために戦った勇士をとらえ、残虐な拷問の極みをつくしたソデムンの刑務所を訪問しました。

 その所長さんに、かつて共産党は朝鮮半島の独立運動を支援していたことを知らせ、それを報じた昔の「赤旗」のコピーを渡したところ、大変驚かれ信頼が深まったとのニュース報道がありました。

 その話を私も通訳のSさんに話したところ、「私も初めて聞きました」と驚いておられました。そして「日本が侵略していた中でも、私たちの祖国のためにともにたたかってくれた日本人もいました」と話してくれました。

 

 アンジュングンが伊藤博文を暗殺してとらえられ入った監獄の看守は、小林十七と言いました。

 初めはアンジュングンを恨んで憎く思っていましたが、彼の人間性と平和の考えに影響を受けて、信頼関係が生まれ、十七はアンジュングンを尊敬するまでになったそうです。

 処刑される前日に、アンジュングンが小林十七にしたためた文書が、十七の末裔によって発見され、韓国に戻されました。

 韓国はそれを大変喜び、それ以来、小林十七の実家のある、私の故郷でもある宮城県の若柳で、毎年、日韓交流の平和の祭典が開かれているそうです。

 

 これは共産党元参議院議員で、歴史研究家の故吉岡吉典さんの著書で知りました。

 

 韓国の人が憎んでいるには日本軍国主義です。決して日本人を憎んでいるのではないと思います。

 

 だから、真に友好関係を結んでゆくためには、日本政府が過去の過ちを認め謝罪することが、外交の第一歩です。

 安倍政権にはそれができない。

 軍事同盟より友好同盟をとの流れが主流になっている世界の目は、厳しく日本を見ています。

 

 子どもたちにも、本当に意味での歴史教育をしていくことが大事です。年号や人物の暗記だけでは、これから国際人として生きるための感性は磨かれないでしょう。大きな課題です。

 

園舎の壁にからすうりがありました。

 

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