栄村へ行って来ました。村の再生をめざして、新しい状況を切り開くための党の村委員会が開かれました。村委員会はこれまでも繰り返し開かれており、住民の要求を持って県と村に交渉を続け、たくさんのことを実現してきました。
破損した家屋の判定も済み雪解けの季節を迎え、復興に向けて新たな段階に入りました。要求も新たに出てきています。
これまでに実現したことは、まず家屋、ものおき、車庫の解体と処理は村がやってくれる事になりました。これまでは、解体は自費でしたし、処理も住宅に限っていましたから、大いなる前進です。
計画では40戸だった仮設住宅も55戸に増え、審査なしで希望者全員が入れることになりました。これも前進です。
恒久的な住まいになる村営住宅も、希望者の数だけ作ることになり、それも集合住宅ではなくて、集落毎に作ると、村長が約束しました。
子どもの通学については「何とかして欲しい」と強い要求がありましたが、飯山市の雇用促進住宅にいる8人の子どもたちは村のバスで送迎、仮説住宅に入るまで継続。また、他のところに個々バラバラに避難している子どもについては、交通費を支給することになりました。
これからの問題も山積みしています。全壊にも半壊にもならなかった一部損壊の住宅には、なんの保障もありませんが、実際には、大変な負担で自力で解決できないお宅がたくさんあります。雪解けを迎えて農地の破壊状態もだんだん見えてきますから、これからはその復旧が大きな課題になります。とりあえず、道の修復は村が急いでやると決まりました。
農地の復旧は、国の制度では40万以上の被害の場合に一定の保障をしますが、それ以下は対象外です。新潟の津南町のように町独自で13万円から40万円までの保障制度を作っている自治体ももあります。しかし、それを使って復旧すると、今まで栄村独自で行ってきた「田直し事業」の4倍も単価が上がるとのこと。10アールで40万円でできていたものが200万円はかかるだろうとのことでした。ここは論議が必要と。
そんなこんな、新たに細部にわたって要求をまとめ、具体化する必要があるとなりました。そのために、村民の声をもっと聞こうと決まりました。
とりあえずは住宅を直したい住民がどんどん出てきているが、どんな直し方があるのかも含め、見積もりなどの相談をしたいとの要求が強くありました。県に専門家の配置を要求すると共に、複数の専門家に相談したいとの要求もあり、民間の専門家のボランティアにも入ってもらおうと、早速申し出のあった方に連絡をすることにもなりました。また、民報やチラシをだして刻々と変わる状況を住民に知らせなくては、ということも話し合われました。
村民のみなさんと栄村村議と党栄村委員会、党県議団の共同の力で作ってきた前進面をもっと広げて、個々の困難をひとつひとつ解決してゆかなければ、と思いました。
今晩はフィギアスケート世界選手権大会に夢中になってしまい、ブログに向かうのが遅くなり「やめようかな」と思いましたが・・・。
安藤美姫選手、よかったねえ!!すばらしかった。めきめき、上達していますね。キム・ヨナ選手も他の選手も、みんなすばらしかった。失敗するたびに「あー!!」と声をあげていました。せっかく今まで練習してきたのにね。私が心配なのは浅田真央選手。やせちゃったし、ストレスがあるんだろうなあ・・・・・。でも、最後のプログラムはとても良かったし、笑顔でステキだった。応援しています、浅田真央さん。