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中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

「霞ヶ関の人はダニだ、泥棒だ!」

2006年02月28日 18時28分17秒 | 活動日誌
 
(山口さんと飯田の地区党会議に向かった途中、サービスエリアにあった植木の一枝が落ちていました。拾ってきました。折れた枝が水で生き返った。捨てたもんじゃない)

 
 久し振りに長水地区に入りました。長野市の上野地区と芹田地区を、支部の皆さんと訪問しました。
 
 おりしも、確定申告が始まっていますから、今日はお年寄りの怒りが噴出していました。高齢者控除が廃止され、課税額が引き下げられ、今まで税金を払わなくても良かった方が、軒並み課税されていました。
 「私は1万5千円も取られた。国保税も関連であがった。どうして弱いものから取上げるの。」「私は3万円だよ。」
 
 「霞ヶ関の人は人の気持ちがわからない人だ。あの人たちは働いていない。メールがどうのとやってるだけだ。私たちの税金は働いてきたお金だ。それを取上げて、ダニだ、泥棒だ!」との激しい抗議もありました。
 怒り憤懣やりどころのない苛立ちが、ひしひし伝わってきます。

 子育て中のお母さんは、教育への怒りでの不満をとどまることなく訴えてくれました。

 「算数は本当にわからない、掛け算も少数も、解らないのが蔓延しており、当たり前になっている。
 一部のできる子と、できない子が二極化されているの。学力テストの時、ぼくはみんなの足を引っ張るから受けないって、子どもが自主的に休むまでになってるのだから、本当におかしい。学校の先生も、自分のクラスからはだめな子を出したくないだけで子どもにせまるのでは、子どもがかわいそう。メール問題ばかり報道して、もういい加減にしてよといいたい。もっとやることがあるでしょうが。」

 「来年の参議院選挙、本当に大事です。共産党が伸びれば、必ず変化が生まれます。地方選挙では、共産党への期待が実って、勝利を続けています。力をあわせましょう。」と、心からの挨拶をしてきました。
 
 二人の方が赤旗を読んでくださることになりました。

 明日は信濃町に入ります。長水でありながら、衆議院小選挙区では2区になっていますので、なかなか行くチャンスがありませんでした。
 この間の豪雪問題でも、どうしても入る機会が作れないでいましたから、張り切っていこうと思っています。

 
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信州新町の障害者トイレは、じつは・・・

2006年02月27日 20時49分44秒 | 活動日誌
 (絹さやとゆき菜  雪の解けた庭で・じっと雪の下で耐えて、今、陽のなかで光っている)


「週刊長野」に信州新町の道の駅のトイレが新築完成。3月3日に竣工式が行われるとの記事が載りました。
 このトイレの施設には障害者トイレもあり、これが従来とは違って、障害者が使いやすい工夫がされています。
 
 この設計は、実は、長野中央病院のリハビリスタッフが長年の経験から生み出したもので、この間、やはり「週刊長野」に私の夫が連載してきた記事「医療の一線から」の中で紹介したものを、信州新町の職員黒岩さんが見つけて、中央病院の夫を訪ね、見学や資料を手に入れていったそうです。

 そして国土交通省とも渡り合い、実現にこぎつけました。

 信州新町の道の駅に行かれる時がありましたら、ぜひ、ご覧ください。

 このトイレ、リハの世界では、全国的に浸透し始めているのです。また、やはり、中央病院のリハビリスタッフが経験を積み上げる中で考案した、「らくらく手すり」(ベッドの手すりの工夫)は、これはすでに全国的に広まっています。

 「あれ、これ、らくらくてすりじゃない?」と、全然関係ない雑誌の写真で見つけたこともあります。これは、業者が作って売り出しましたから。(病院との相談で合意して)
「特許をとればよかったのに!」と、世俗的な私は残念がってみました。

 今朝は、そのニュースをおかずに朝ごはんでした。今日は食欲に良い影響でした。

 午前中は、県常任委員会、午後は、須坂で土谷フミエ議員と行動しました。

 「共産党は、理論もいいけど、それはそれとして、それだけだと若者は捉らないよ。踊ったり歌ったりもして。今若者が何を要求しているのか、つかんでやらなければ、むかしのままではのびないよ。」との助言は、やはり若者のハートをつかまえることに苦労している某学校の先生でした。

 そのとおりですね。一方、若者は楽しいことを要求しているだけでなく、将来への不安が大きい。
 徴兵制がしかれないか、学問を続けられるのか、卒業まで経済が持つのか、卒業しても仕事はあるのか、などなど・・・。
 しっかりした未来をとの要求がそこにきちんとあるとおもいます。

 でも、みんなでよってご飯を一緒に食べたり、心配事を相談しあったりからですね。いま、民主青年同盟は、若者を元気付け、仲間になってともにガンバロウとの、一連の「新入生歓迎行事」を取り組み始めています。
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娘と政治談議をしました

2006年02月26日 20時53分30秒 | 活動日誌
(サボテン 県議団控え室で・つぎつぎと子どもをふやし、こぼれた子どもはそこでまた根をはりふえてゆく。少子化とは無縁。共産党もこんな風に増えればいいな)

 
 雨の日曜日、日曜日を一日会議でつぶすのは惜しかったけれど、というのは、私たちにとっては、訪問活動をする良い機会にもなるからです。それは、一緒に回ってくださる支部の方も仕事が休み、世間も休みで、お会いできるチャンスが多いから。
 それで、私はお休みは平日に取っているわけです。

 というわけなのですが、都合で今日は一日党の女性の会議でした。上田市の若いお母さんががんばっている産院存続の運動はじめ、各地で起きている住民運動の報告や、女性後援会の活動などの交流をしました。
 若い方の秘めたるエネルギーに感嘆しています。党は今をはるかに上回る力をもって、要求実現の運動に合流しなければと思います。

 帰りは、このところ日曜日でも休みが取れずに今日もまた出勤した夫を拾い、買い物を一緒にしてきました。沢山品物はあるけれども、結局いつも同じものを買っているなあと思います。疲れた夫には、こんな買い物でも、ストレス解消になるかな。

 大阪の娘から電話。日曜日もなく働き続けてちょいと疲れている夫へのねぎらいの電話でしたが、話し続けて、娘のほうも自分のストレスも解消したみたい!?
 
 税金のあまりの高さに怒りの叫びを上げていました。「病院に来る人はみんな生活保護の人なんだよ。暮らしてなんかゆけないよ。自民党のやっていることは人の命を奪うことだ。」
(娘は京都の民医連で研修中の医師です)

 「患者さんにとって、民医連は最後の砦だからね。お母さん、参議院選挙に出ることになった。お母さんが当選できればね、党が大きくなれば、政治は変るよ。」
 「またでるの。いつ、当選するの?」(きつい質問ですね)
 「民主党もメール問題のとおりでしょ。みんな、自民にも民主にもおこってるよ。」
 「ほんと!なによあれ。自民党に踊らされているじゃない。」

 なんて、久し振りで政治談議をしました。希望は作り出すもの、ひるまずがんばったものの勝ち。私たちには「大義」があります。
 


 
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安曇野市で活動しました

2006年02月25日 21時45分25秒 | 活動日誌
 (どうだんつつじ 我が家の玄関で。つやつやした芽が美しい。春の色)



 参議院選挙に向けて、いよいよ、全県の活動地域に一歩、足を踏み入れました。
 
 安曇野市で、合併後の選挙で旧明科町から選出された下里議員と支部長さんと3人で、Mに入りました。
 下里議員は3月1日から始まる市議会に向けて、皆さんの声を聞き、私は国政への要求などで、何処のお宅でも話し込みました。
 下里議員の存在は、明科の希望だと思いました。「明科を隅におかなでくれよな。しっかりがんばって。」との激励です。

 「今の国会ではどうしようもない。中野さんだね。ちゃんと名前を覚えていて、 必ず書くよ。」
 「おちの人は自衛隊出だから、いまだに関係があるんだけど、このごろは自民党 に腹を立てています。」
 「共産党、がんばってくださいよ。民主のメールは、あれは何だ。」

 あるおばあさんに「共産党をどんな風にごらんなってますか。」とお聞きしたら、「貧乏人の見方だね。」と。

 「共産党はおとなしいね。ちっともテレビに出ないじゃないの。何やってん   のかわからない。」とのご意見もありました。「もっと出たいのですが、出し  てくれないのですよ。」

 赤旗を読んでくださる方が増えましたが、もっと、宣伝しないといけないな、と痛感しました。

 明科からふたたび高速に乗って、午後は松本へ。

 全国障害者問題研究会長野支部で開催した学習会に出ました。長野大学の清水貞夫先生が講師で、「特別支援教育の答申を読む」がテーマで、答申と最終答申を読み比べ、問題点を探りました。
 この点については、また後でお知らせできればと思います。

 ふたたび高速に乗って長野に帰り、夜は地元若槻地区・稲田の「市政県政報告会」に出席し、ご挨拶をしました。
 ゆっくり間に合うと思ったのに、高速を降りてからがラッシュで、7時にぎりぎりのセーフでした。
 石坂議員からの、始まっている県議会で組まれる予定の予算案を聞いて、皆さん、「長野県はなかなかいいことしてるんだ」との確信を持たれた様子。
 
 障害者や母子世帯の母親などを中小企業で雇った場合、税金の減免措置がされるなど、雇用拡大と中小零細企業を守る施策に5億円、障害者家族の自動車税の免除などなど、増税の嵐の中で減税のいい話、そして、原田議員からも話されましたが、超大型店イオンの撤退、浅川ダム問題など、共産党と住民の粘り強い運動の成果に、皆さん、大きくうなずいていました。

 私も、雪問題、医療問題など話し、山口さん、井上さんと一緒にがんばる決意をのべました。
 
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医療現場で実態を聞きました

2006年02月24日 17時55分18秒 | 活動日誌
(アジサイの芽 党県議団控え室で・もうだめかと思っていた鉢から芽が出たと管理者和田あき子さんの言葉。彼女は来年の県議選に挑戦します)

 
 病院のケースワーカー、事務の方に、医療改悪実施をまえにして医療現場での実態をお聞きしてきました。

 窓口負担、入院時の居住費に加えての水光熱費加算、75歳以上の人全てから保険料を、それも年金から天引きするなど、これで命を守ることができるか、非人間的な改悪が次々決められ、実施されようとしています。
 
 病院も患者さんと同じように大変です。
 今回の医療改訂は、史上最大の診療報酬3・2パーセントマイナス、医療給付金は3800億円削減するもの、ベッドは6年間で23万床も減らすという計画です。

 特に療養病床(慢性期入院医療)は4段階の区分がされ、長く入院している患者さんがいることができない条件がつくられています。患者さんも大変、病院も寝たきりの患者さんがベッドを埋めていると、経営事態が破綻する危険にせまられるのです。
 何処の病院の頭を抱えています。

 このようにして、ベッドを削減の方向に持ってゆく計画でしょう。

 すでに、「追い出し」が始まっている病院もあります。つまり、介護保険の認定を受けさせ、どこか入所する施設を探すように、とうながされているのですが、果たして、受け入れる施設がどれだけあるでしょうか。

 また、厚労省の計画では、追い出された人には在宅を重視し、24時間対応の在宅支援診療所設置が構想されています。
 もともと、長期入院の方は、さまざまな理由で自宅に帰れない、帰る場所がない方が多いですから、しかも、医療費がかさむこともあり在宅支援診療所(どんなものになるのか現場でもまだわからないとのこと)を利用できるかどうかは、はなはだ疑問です。
 「長期療養難民」が10万人も出ることになるのでは、と、民医連では危惧しています。

 リハビリの改悪も大変なもので、回復期のりハビリは、給付の算定期間が短縮され、その後は「混合医療」、つまり全額自己負担の道が引かれる危険があるとのことでした。

 今でさえ、デイケアに通うお年寄りが、お昼代、おやつ代を節約して注文をことわるそうです。昼はロールパンで済ませたり、駄菓子を買ってきて間に合わせたりしているそうです。
 節約しても、回数は減らしたくないとの、友人と会う楽しさ生きがいを求める必死な姿に、胸が痛みます。

 入院時の食事が、一食ずつの会計になったら、食事抜きの患者さんがでてもおかしくありません。

 医療費の未払いや分割払いも増え続けていて、3ヶ月に一回、一万円払う約束でも、支払いが出来なくなる人もいるとのこと。
 未払いは、お金がない、仕事を休むとリストラさせると、よっぽど重症になってから受診するので、当然検査も多く窓口負担が増えてしまうためもあります。

 老健の未払いの中には、生活困窮のため、入所している母親の年金をくらしにあて、滞納が数十万円にかさんでしまった人もいるとのこと、両親の年金をあてにせざるを得ない家族が増えていることを、私も実感します。

 月に一度、窓口で保険証の提示が求められますが、仕事が安定しなくて始終変ってしまうので、政管保険の場合は特に、提示してもらわないとだめなのだと事務の方のお話でした。

 命を奪うことにつながるこの医療の大改悪が、財界とアメリカの保険会社、医療機器の企業の要求で行っているのですから、社会的大きな連帯で、絶対許さない運動を広げなければ、とあらためて心に刻みました。

 私の母は介護度1です。母は弟と暮らしていますが、一人暮らしの介護度の低い方、あるいは要支援にもならない特に認知症のある方のご家族は、大変困っているのでは、と心が痛みます。

トリノオリンピック、荒川選手よかったですね。昼のニュースで見ましたが、「美しい」の一言でした。荒川、村主、安藤各選手の、感想の言葉がそれぞれよかった。とっても爽やかでした。
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昨晩は県委員会の歓送迎会でした

2006年02月23日 09時12分21秒 | 活動日誌
(プリムラ  共同作業所のバザーで買ったのですが次々花芽が出てきています)

 この春、県委員会も異動などがあって、昨晩はその歓送迎会でした。北陸信越ブロックのメンバーも一緒。

 山口さんは、新潟の視察から直接到着、作業服のまま参加です。山口さん、北信越を駆け回っています。
 
 赤旗記者もI氏に代わって、日野市に住んでいるA氏が転任してきました。彼からは、日野市5議席当選の快挙の裏話を聞くことができました!

 県委員会やブロックのメンバーが揃ってのこのような会は、なかなかもてないことなので、とっても楽しく過ごしました。リラックスした場面でないと、見られない・・・さんや・・・さんの意外な一面も垣間見たりして。

 今日の日誌はこの続きで、また後で書きます。

さて、続きです。

 今日は新日本婦人の会の長野支部のリズム子組みの担当の方と懇談しました。市内10箇所あるリズム子組みから要求があれば、学習会に来て欲しいとの要請でした。
 すでに取り組んだ小組みもあり、長野だけでなく、先日は上田へも行ってきましたが、私も新婦人の会員ですから、お役にたつなら何処へでも・・・と思っています。もちろん、ボランテイアです。

 今日は山口典久さんの末っ子のTちゃんが、熱のため保育園にいけず、お父さんを独り占めして県委員会で過ごしていました。いつもは4分の1だものね。
 
 実はTちゃんと私は病院が取り持つ仲なのです。小児科でいやあな思いをしたことがあったのか、そのイメージと私が重なるらしく!!??ここ数年は、私を見ると、笑顔が消えて泣き顔に・・・。
 保育園に発達相談に行った時も、さけられっぱなし・・・・。

 Tくんのお姉ちゃんのほうは、「あのね、さなえさんとうちのおとうさん、おなじしょくばなの。ねっ!」とお友達に自慢してくれるのに。

 しかし、今年に入り、「国交正常化」してきました。電話でも話せるし、笑ってくれるし、話してくれるし、まあ、うれしい。しかし、どうしてだったのかなあ?不思議です。意地悪したわけではないのになあ。

 今朝は、防衛施設庁の天下り談合問題で、今朝は夫と腹を立てながらごはんを食べました。
 一方では、医療の改悪はめちゃくちゃで、行き場のないお年寄りが沢山出てくることはまちがいなし。病院の存続だって、大変な状態に追い込まれます。
 「許せない!」と、怒りで消化不良になりそうです。

 共産党を伸ばすしかありません。
 

 

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県が就職前の青年に「職場で必要なルールブック」を

2006年02月21日 19時08分09秒 | 活動日誌
   (スイトピー  今日は暖かくてコートを脱ぎました)

 
 国会から笠井あきら衆議院議員が長野入り。目的は、長野県社会部労政課で行っている「職場で必要なルールブック」の配布、活用についての聞き取り調査でした。私も、ご一緒しました。
 
 「職場で必要なルールブック」は長野県独自のパンフレットです。職場で必要な労働法(Q&A)が収録され、「パートタイム労働者として働く時」や「派遣社員として働く時」の項目も設けて、権利をしっかりと説明し、労働相談の窓口の紹介もしてある、B5で62ページの内容のある解りやすいパンフレットです。

 毎年、更新しているとのこと、「情勢が変化していますから。」と。

 これを教育委員会とも連携し、高校や専門学校、短大の学生に配布し、要請があれば、県職員が出向いて一時間ほどの講義をしているのだそうです。
 就職前の青年に、基本的な権利を知って欲しいとの狙い。

 今青年の労働条件は大変厳しいものがあり、めちゃくちゃな働きを強いられています。派遣のある青年は、明日の勤務時間が決まるのは今日の夜とのこと。「明日は9時に来てくれ」「明日は2時でいい」「明日は休み」・・・これでは計画も立てることができません。

 ある青年はパートでありながら、長時間労働を強いられていました。

 また、笠井さんの話では、「就業規則を見せてくれない会社があって、コピーも許さず、社長ににらまれながら、毎日少しずつ書き写して、ああ、ぼくはこのような条件で働いているのかと。それをてこに、サービス残業代を支払わせた例もあります。雇い主が労働法を知らないという実態もあります。」

 労働相談の99パーセントが労働法違反であること、だから、長野県の取り組みは高い評価に値することだと思います。

 このようなパンフレットを作成しているのは、全国で3県1都1道とのこと。
長野、神奈川、高知、東京、北海道です。
 しかし、長野県のように出向いて講義までしているところはほかにはないそうです。
 
 しかも、1964年から実施しているといいますから、長野県は先駆的な取り組みをしてきたのですね。これには私もびっくりしました。

 はじめたきっかけは、あまり昔なので、今では解らないとのことでした。

 労政課の方と、「成人式に紹介したらどうですか」「全国に広めたいですね」「働いている青年に知らせたいですね」など、話がはずみました。いろいろに活用できそうです。

 この事業は国の中小企業福祉事業補助金の対象になっており、1万部ほどの印刷で400万円、うち200万円が国の補助金になっています。

 事務所に帰ったら、青年の間でも話題になり、「大学生にもしらせたい」と。4年制大学生には、県もまだ取り組まれていません。

 笠井さんはゆうべ長野に着き、今朝は9時から10時までの一時間の懇談を終えて、そのまま国会へとんぼ返り。
 
「今朝は街頭演説してましたね。レストランで話題になってましたよ。共産党は朝から元気がいいって。」
 私たちはいつも駅頭のホテルの前で演説するのですが、笠井さんはそのホテルに泊まっていたのでした。
 聞かれているとは知らずに、参りましたねえ。急に恥ずかしくなりました。

 私はその後、9時から始まっていた「子育てネット」の学習会に遅刻して参加。長野県の高校改革プランの学習でした。高教祖のK先生が講師。
 統廃合先にありきのこのプラン、県民の声を反映させず、強引です。県民参加で充分な時間をかけて論議すべきです。

 中学生のお母さんから、「中学では声を上げると、ああ、お宅はその高校に入るつもりなのね、と見られて、負け組みに見られてしまうようで、言えないのす。」との言葉が、胸に突き刺さりました。
 
 子どもを守るために仲間つくりと学習で、そこを突破したいですね。高校生も立ち上がっているのだから。
 
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豪雪被害対策で県交渉、大きな成果!

2006年02月20日 18時02分44秒 | 活動日誌
 県党豪雪災害対策本部が、党県議団とともに第2回目の県交渉を行い、大きな成果を得ることができました。

 こちらは、8市町村から10人の議員、県会議員5人、対策本部からは本部長の私と、事務局長の佐藤久美子さん、県疑団事務局から3人の合計20人、県からは各部局が揃って出席、県は、大変誠実に前向きに対応してくれました。

 各市町村から沢山の要求が出ましたが、いくつかについては、大変な前進の解答を得ました。
 
 まず、栄村の秋山郷へ行く道が豪雪で不通になってしまうことが多く、今年も、孤立してしまったわけですが、北野から屋敷間の11キロが問題の箇所。ここが、村道から変って、県道に認定される見通しがつきました。
 長年、要求してきたもので、栄村の広瀬議員は、「栄村にも春がきた!」とジョークを飛ばすほどの前進。
 当面1・5車線で現在の道路の整備を始めるとのこと。

 これで、新潟を通らなくても秋山郷へいけることになります!

 小型除雪機については、コモンズ支援金予算で対応するので、来年度要求を早く出して欲しいとのこと。これも、懸案事項だったので、良かった。
 
 県の単独事業の救助員制度は、屋根の雪下ろしだけでなく、排雪や雪ふみにも柔軟に対応する。
 市町村で使った除雪機などは、災害救助法を適用し、市町村の負担を軽減する。

 農業被害は、これからも調査を行ってゆくが、緊急災害対策事業、残雪対策事業で対応、市町村が行った事業を補助する。

 などの前進の回答に、参加者一同、本当に元気が出た交渉となりました。
「がんばってきてよかった!!」だれもがそう思ったことでしょう。

 予算については、かかった費用の調査をし、補正の増額など国に要求してゆくことも確認されました。

 しかし、農業問題はこれからが深刻な事態を迎えますし、対策本部としては、引き続き、調査もし、要求を集め、交渉もしていきます。

 中野市の野口市会議員は、涙声で農家の実態を訴えていました。中野市は、果樹とえのきだけで生計を立てている人が多い地域です。いても立っても入れれない気持ちだと思います。

 参議院議員の井上さんが、災害対策委員になったとのこと。力強いことです。

 地元の長野県から、自前の国会議員もぜひ出してゆきたい。山口さんとともにがんばります。
 
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地区党会議でご挨拶

2006年02月19日 20時44分47秒 | 活動日誌
 (パセリ  台所を慰めてくれて、毎日、少しずつ減っていきます)

 衆議院北陸信越ブロック比例候補の山口さんと一緒に、地区党会議にお邪魔してご挨拶をしてまわりました。
 パリッとはれた良い天気、8時半に事務所を出発、まずは上田市で開かれている上小地区党会議へ、その次は長野に戻って、長水の地区党会議。

 長水地区そして北部地区は、3回の衆議院選挙では大変にお世話になった地区です。また引き続き、お世話になるわけではありますが、私にとっては感慨深いものがありました。
 
 長水地区では、信州新町の候補2人、来年早々4月に行われる県議選の長野市区の2人の候補者、それに続いて秋にある市会議員選挙の6人の候補者も勢ぞろいして、圧巻でした。

 早くに候補者を決めて、「やるぞ!」との熱気に溢れていました。

 次は、中野市にとんで北部地区党会議、豪雪での皆さんのご苦労をねぎらおうと思っていたのに、その言葉をすっぽり忘れてしまい、「しまった」と後悔しました。
 いつも一緒に活動していただいた支部の皆さんには、感謝の気持ち一杯、これまでのように密には入れないけれども、本当にこれからもよろしく、との気持ちです。

 小布施のサービスエリアでお昼を食べて、飯田市に向かいました。飯伊地区党会議も熱気と明るさがありました。
 飯田市は、娘の伴侶の実家がありますから、私には、縁の深い土地です。ここでも、皆さんと力を合わせてがんばりたいと強く思っています。

 高速道路から見る、北信五岳、北アルプス、中央アルプスの連なる山々に、山口さんと感嘆の声を上げながらのドライブでした。
 
 長野は本当に美しい。長野に住み着いてはや26年目、学生時代を含めて24年間住んでいたふるさと宮城県を上回ってしまいました。

 美しいこの地から、革新の大きな流れを作り出したい。
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格差の激しさにあらためてびっくり

2006年02月18日 21時43分46秒 | 活動日誌
 赤旗新聞に、収入の格差の図がのっていました。あらためてびっくりしました。
年収300万以下が急増、2500万以上も増えていて、その間の収入のひとが減っていました。
 しかも、一番増えていたのは200万以下です。日々出会う方々の生活の大変さが、数字で厳しい現実としてせまってきました。

 パートやアルバイト労働者が増えていることが、如実に解ります。

 これでは少子化が進んで当たり前です。
私が生まれたときは戦後のベビーブームの時でしたが、そのときの出産数は270万人、出生率は4・32倍です。昨年の出生数は111万人、1・29倍。

 長期的に見て人口を維持するには、2・07倍が必要なのだということです。

 財界、大企業は、ここでも解決できない矛盾に陥っています。
 なぜなら、儲けのために国民から正規労働を奪い低賃金を押し付け、新自由主義で社会保障は打ち切り、税金は乾いた雑巾をまだしぼって、吸血鬼のように取上げる。
 その結果、国民は、子どもを生み育てる力がなくなって少子化がすすむ。そうすれば、労働力もなくなるし、物を作っても買ってくれる人もいない。
 児童手当をちょっとつけるといった、小手先の手当てくらいでは、根本的には解決しないくらい、深い矛盾に陥っています。

 このまま行けば、現在の人口約1億3000万人が、2100年には半分の6000万人になってしまう計算です。高齢化社会は、言い換えれば少子化問題です。

 「そして誰もいなくなった」のことばが浮かんできました。

 今、社会制度の新しい枠組みが必要な時期に来ているのだと、ここでも私は実感しています。

 かわいい園児がふたり、命を奪われました。なんということでしょう。真相はまだわかりませんが、普通のお母さんがそんなことをするまでに追い詰められたとしたら、そして、そうした事件があまりに多いので、人間の心をゆがめてしまっている殺伐とした社会に根本的な原因があると私はおもっています。

 希望を持ちたいですね。希望を作ってゆきましょう。

 事務所で、同僚の佐藤くみこさんが水羊羹をこしらえてくれました。これがおいしくて、渋いお茶とともにいただいて、幸せなおやつ時間を持つことができました。
 ご飯とさばかんだけの食事を大喜びした子どものことが、チラッと頭をかすめましたが。

 明日はまた、山口のりひささんとドライブの一日です。上田市、中野市、長野市、そして飯田市で行われる、地区党会議にご挨拶に出かけます。
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