中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

しっかり話し合うことが訪問の値打ち

2018年02月28日 20時32分02秒 | 活動日誌

今日の訪問は、相棒の原田さんと。この間、一人で訪問行動をする日が続いたので、うれしい。

九条署名用紙と赤旗もって、対話が弾みました。

やっぱり、しっかり話し合うことは大事。安倍改憲論に惑わされている方が結構いますね。

 

「戦争はいや。でも九条の精神が残るなら(3項を)加えてもいいんじゃないの。北朝鮮が攻めてきたら誰が守ってくれるの。それに憲法はアメリカの作ったものでしょ」

 

後半の話は戦争はいやとの矛盾があるが・・・・それに3項を加えたら1・2項が死んでまう。

 

それに、とりあえず九条に関してだけ言えば、GHQも気づかなかったことを、日本の憲法学者たちの草案で幣原内閣が提案し、GHQも受け入れたのだと、私は記憶しています。国民の総意で作った九条なのです。

 

この方とは大分長い時間話したので、「署名、できなくてごめんなさい。今一つ勉強してから」と。「もちろんですとも」

話せたことが値打ちだなあ、と思っています。こうして、意見を交わしながら世論を高めて言うことが大切ですね。

 

「憲法は変える必要はない。だから国民投票で決めればいいんだよ」

いや、変える必要がないのなら国民投票はいらないわけで・・・。

 

楽しい訪問でした。署名は12人。赤旗は残念。君子蘭に花芽がでた。

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「障がいのある人、すべての人が生きやすい社会を」とダウン症の綾さん

2018年02月27日 20時29分44秒 | 活動日誌

今日の朝刊の「潮流」を読んで、ダウン症の赤ちゃんの命の生存を拒否した家族に出会った、昔の出来事を思い出しました。

 

「潮流」では、母体保護法は胎児の異常を理由にした中絶は認めていないのに、染色体異常が確定した妊婦の9割以上が人工中絶を選択している事実に対し、「出生前で命を絶つより、ダウン症や障害のある人、すべての人が生きやすい社会を作る方が先」との、ダウン症者の岩元綾さんの言葉を紹介しています。

 

ほんとにその通りですね。

 

もう、30年も前になりますが、十二指腸に狭窄があって、ミルクが飲めない生後4か月になる赤ちゃんと出会いました。吐いてしまうんですね。

ミルクが胃に入っていかないのですから手術が必要で、手術しなければ命を失います。その手術はそう難しくないとのことでした。

 

でも、その子はダウン症でした。家族は手術を望まず点滴で持つところまでの命と考えて、それがその子の幸せだと、頑固に考えを変えませんでした。

 

医療関係者、障がい児親の会の皆さんなど多くの方がこの子の命を守りたいと奔走しましたが、私たちの心は届かず、数週間後にその子は亡くなってしまいました。

 

私は大変大きな衝撃を受けて、命の尊さを心に刻んだ事件でした。

 

私はご家族には解ってほしかった。当時は若くもあったので怒り狂いましたが、でも、ご家族だけを責めるつもりはありません。

弱い命を守ることができない政治の不十分さが、そうさせてしまうこともあるのです。不十分などころか、弱いものは生きていても仕方がないといった、政治姿勢が問題です。

 

「この子の通院や訓練のため、働くことができない。収入が少ないのに出費は多い」

「人口呼吸器をつけて、私一人で病院へ連れてゆくのは苦労。車から降ろすとき、いったん人工呼吸器を外す。自発呼吸のあるうちに車いすに乗せて、また呼吸器をつける。人工呼吸器は大きな荷物で移動も大変。運転中は、機械が止ったのでは、と心配しながら運転している」

「障がい者手当は、預金にまわす。親が死んだあと、どうするのか。障がい者年金だけではグループホームにも入るのも足りないかも・・」

 

そんなご苦労の話は、いつも話題になるのです。

もちろん、家族の皆さん「この子がいて人として豊かになった」と、とても優しい。それは、命を守る暮らしの保障とは次元の違うところでの喜びですよね。

保障されれば、喜びはもっともっと膨らむことでしょう。

 

今週末は発達保障研究センター主催の学習会のため、大津市の近くの瀬田に行ってきます。

重度な障がいを持つお子さんと共に歩んできた私の友人のMさんが、レポート発表します。沢山学んできたいと思っています

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悔しくて悔しくて、涙。

2018年02月25日 20時53分23秒 | 活動日誌

中野市のT支部におじゃましました。4月に市会議員の選挙があります。そのための行動計画を一緒に考えました。

中野市では、国保料管轄が県に移行されるのをきっかけに、なんと平均6万円値上げが予定されています。共産党では、一般会計から繰り入れをして値上げを押さえろと要求して、署名運動も始まっています。

そこから発して、暮らしの問題がたくさん出されました。

 

民生委員をしているAさんからは、住民のくらしのしんどさの実態が報告されました。

 

病院にも行けない、暖を取ることもできずマスクをして襟巻と厚着で家に居るという方。年金月35000円の暮らしだといいます。生活保護の相談に乗っているということです。

 

また、会議に出ていたAさんは「年金では足りなくて、わずかな貯金を崩しているが目減りの一方。貯金がなくなる前に死にたい。それが願い」と言いました。

 

私は、悔しくて悔しくて、涙がこぼれました。

 

一生懸命生きてきて、なんでこんなみじめな思いをしなくていけないのでしょうか。心底、腹が立つ。

同時に、私は暖かい家があり、病院も心配なく行けて、おいしいものも食べれてる、そのことが心を痛めたのです。不平等だ!

 

何のために税金を納めているのか。みんなで収入に応じて出し合って、みんなが人間らしく暮らせるために分配するのが税金ではないか。

 

大金持ちには税金をまけてやって、貧乏人からは容赦なく取り立てる。首相は税金の泥棒同然のことをして、居直っている始末。

 

地方自治体は直接住民と関わる最前線だから、住民を守る立場を貫いてほしい。

 

中野市の学童も長野市に倣って値上げするそうですが、「なぜ上げるか」への市の担当者の答弁は「利用しない人もいるから平等でなくなる」と言ったそうなのです。

 

よくもっともらしく使われる理屈ですが、もっと、平等の真の意味、福祉の何たるかを勉強してほしいですよ。国と同じことを言わないで。

 

「共産党の議員を落としてはならないねえ、欲得なしに働く宝の議席だ。頑張ろう!」と、得票目標や行動計を立てました。

 

 

 

 

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大腸を早くきれいにする努力

2018年02月23日 20時45分27秒 | 活動日誌

健康診断に最後の検査が大腸カメラでした。2月9日に予定していたのですが、インフル騒ぎでお孫ちゃんを避難休暇させていたものだから、延期で今日になりました。

 

結果はいたって健康。心配したポリープも、昨年取ったきり、今日はありませんでした。

 

さて、はやく検査したいために、私、がんばりました。

午前中は9時から前処置で、検査の一番は午後2時からです。

 

でも、早くきれいになると、もしかして午前中に潜り込めるのです。お孫ちゃんのお迎えやおつかいを考えると、早い方がいい。

 

そこで、私はいつも努力します。今日も実行しました。

15分ごとに清浄剤と水を交代で飲むのですが、腸の動きを活発にするため、15分のうち10分は運動します。つまり、病院中を歩き回るのです。階段も5階まで行ったり来たりです。

 

その結果、11時頃にはきれいになって、午前中に潜り込むことができました(^◇^)めでたしめでたし!!

 

写真はスノードロップ。庭の隅に、春一番の花が咲いた。

 

 

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3000万署名をお願いに事業所、お店回り

2018年02月20日 20時27分03秒 | 活動日誌

相棒の原田さんと3000万署名を持って地元の業所やお店回り、職員の皆さんなどに広めていただくお願いをして歩きました。

福祉施設、保育園、建設事務所、学校組合、地元商店など、「検討します」とのお返事もありましたが、多くのところでは、快く「趣旨はよくわかります。いつまでですか」と協力いただけました。

 

自民党のポスターを貼ってあるところでも、協力いただけました。

 

おいてきた署名用紙は20枚のところもあれば2枚のところもあります。

 

途中で、個人宅にもよりました。92才の方が「九条を守るためには命をかける。私は歩けない。がんばってくれ」との励ましもいただきました。

 

全戸訪問と共に、事業所回りもいいですね。「あ、あそこにも行こう。ここもだね」と次々と出てきましたが、タイムリミット。またやりましょう。

 

お天気の日の外歩きは気持ちがいい。青空に映える雪の山々をみれば、気持ちがスーッとします。

「東北部新聞2月号」も昨日無事、印刷にまわしましたしね。スッキリ!!

 

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日本でもメディア・リテラシ―を

2018年02月19日 20時58分26秒 | 活動日誌

午前中は医療生協の班会「森もりねっと」でした。メデァの害の学習。

日本の子どものテレビ、ビデオ、スマホの接触率(時間)は世界一。視力、背筋力など体の劣化と共に、コミニュケーション能力が落ちていることも問題です。保育園現場で私も実感することです。子どもだけじゃない、若い保育士さんもです。

 

深刻なのは依存症。

 

韓国ではすでに、2002年度から依存症対策をとり、カウンセラーを養成し、相談施設が30か所以上あります。日本は対策はゼロ。

 

実は、先進国のほとんどがメデァ・リテラシー教育を義務教育に組み込んでいます。日本では野放しです。

 

心配です。

 

午後は党の県委員会総会。朝から行っていたのですが、私は遅刻で午後出ました。

全県の仲間と会えて、様子を知ることができることはうれしい。みなさんの頑張りを聞き、私はがんばっているかなと反問、がんばろう、と決意。

 

写真は冬のムクゲ。

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私、エンディングノートを書いています。

2018年02月17日 22時18分13秒 | 活動日誌

60才になった頃の母親大会で、「葬儀・遺産相続・・」の分科会に興味本位で出ました。

 

しかし、それは大変なカルチャーショックを受けることになりました。

 

「エンディングノートは今を生き生きと生きるために必用で、それも60代に書くのが望ましい。70代、80代はどこまで自分がしっかりしているか不安だから。体力の衰えや意欲の減退、認知症もある」を基本の理念とした具体的な話でした。

 

今を元気に生きるために必要」が、ストンと胸に落ちました。しかも60代に、が納得できました。元気なうちに!

それで早速ノートを買ってきて、つけ始めました。年に何回か見直しています。

 

例えば葬儀。「家族葬でひっそりと」と書いたが、そののち「夫の遺言で家族葬にしたが、だらだらと弔問客が絶えず、「なんで家族葬なんて遺言を」という話も聞きました。なるほど。

 

母の家族葬の時に、(震災で長野に避難して2か月後になくなりました)御棺の値段のランクに驚きました。すぐに焼いて消えてしまうものですが、7年前で最低が65000円、最高は〇十万円。祭壇にもランクがあります。

 

ここは見栄をはりたくなるところです。私は「見栄を張るな。最低で良し」と書きました。

 

結婚式は生きているから質素でも一般的に納得されるが、死んだ者には礼を尽くしたいとの思いがある。立派な葬儀をとの思いがある。けれど、どこぞの会社が儲ける商売でもある。

 

また、金次第でランクが決まる戒名もいらない。死んでまで差別されてたまるか。死んでも中野さなえでいい。

 

死んだときの連絡先、年金番号や保険、預貯金などなど、記録しています。財産なんてものはないけれど、たとえ些少でも、両親亡きあと、姉妹が仲たがいしなようにしておくことは、重要だと思います。

 

夫には「私より一日でも早く死んだほうが楽だよ」と言っていますが、そればかりはね。夫はみんな私任せだから、私が先に逝った時、困らないようにしておかなくては、との思いもあります。

 

ま、そういうわけです。5月には、私は70才になります。写真やさんに行って遺影を撮る計画です。長生きしたら、更新します。

 

私、目標は、80才まで現役で働き、何とか90才まで!

私90才の時、お孫ちゃんは25才、いけるでしょうかね。(^◇^)

 

 

 

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舞台から「じぃじー」の声

2018年02月16日 21時53分15秒 | 活動日誌

 

お孫ちゃんの保育園の生活発表会に行きました。ママもその時間だけはがんばって時間休暇をとりました。終わった後はママは仕事へ、お孫ちゃんはバァバと一緒にかえり、そのまま、お泊りです。

 

生活発表会は楽しかった。どの子もどの子も一生懸命、涙がにじむ時もありました。

 

舞台に上がった子どもたちは、大変な緊張感いっぱいだったんでしょうね。それが伝わて来て、このような経験の大切さを感じました。

 

舞台から、見に来てくれた家族を探し、手を振る姿も。何ともかわいい。時には舞台から「ジィジ―」と呼ぶ姿も(^◇^)

 

さて、生活発表会が終わって帰宅したお孫ちゃん。昼食、お昼寝、そして散歩に行って、バァバのお手伝いで夕食づくり。今晩は、バァバと二人の淋しい食事だと思ったら、新婚旅行から帰ってきた末娘夫婦がやってくるというので、一気に盛り上がり、お手伝いにもはりがでました。

 

それにしても、いつも思うのです。とっても楽しそうにお手伝いするなあ、と。やりたくてやりたくてたまらない。こういう気持ち、とってもステキ。お孫ちゃんと一緒に働くと、私も、楽しさが増すのです。

 

 

 

 

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喜ばれるおみやげは、タオル、せっけん、歯ブラシ…

2018年02月15日 21時12分27秒 | 活動日誌

5月にキューバに行こうと、だいぶ前から計画を進めてきていました。今日は内容を検討する最後の打ち合わせです。

前から行きたいとの話が出ていたのですが、「よし!」と決断したきっかけは、アメリカとの国交の回復でした。きっと変化してくる、その前にどうしても、それに、エコノミークラスでの長旅に耐える年齢のうちに・・・というわけでした。

 

せっかく行くのですから、観光だけではつまらない。学んできましょう。

 

キューバはちょっと面倒のある国です。

 

公立の病院見学などは国の許可がいる。観光以外の学習などは、ビザを取らないとだめだ。

それでも、粘り強く交渉してもらって、病院見学や、ラテンアメリカ医科大学の学生との懇談も、もしかしたら!もしかしたら!実現できるかもしれない。

 

ラテンアメリカの貧しい国から学生を募り、キューバのお金で学んでもらい、祖国に帰す。そのために建設された大学です。キューバの医療の理念、大学のカリキュラム、医師になっての待遇は、日本とはまるで違います。ぜひ学んできたいな。

 

キューバの憲法では、医療を受けられない人がいてはいけない、国が全部保証しなければならない、とうたわれています。医療・福祉・教育こそが国をつくるとの考えです。

 

先駆的な医療福祉、教育を実行しながら、しかし、国民のくらしは貧しい。

お土産の相談をしました。タオル、ボールペン、歯ブラシ、せっけんなど物資が不足しており、喜ばれるとのことです。

日本では物資はあふれている。でも福祉・医療・教育はどうだろう。

 

キューバはホテル確保にも、不安定さがある。予約していてもドタキャンもあったりするらしい。

 

キューバでは、10年計画でラテンアメリカの目の悪い方450万人を、キューバのお金で直そうとの壮大な計画を確実に実施を進めています。そのために、患者さん優先でホテルを押さえるのだといいます。

また、この頃は、アメリカが入り込んできてホテルを押さえてしまうので、他がなかなか入れない事情もあったようです。

 

話に聞くキューバ、実際行ってみて、国民の感覚を肌で感じてきたいと思っています。夫は海外の旅にはあまり関心を示しません。いつも、私が一人で行きます。

でも、2年前のベトナム、そして今回のキューバは違います。意欲満々で楽しみにしています。

新婚旅行もなかった私たちです。仲間と一緒の旅ですが、家族と離れて夫と二人の参加は嬉しいですね。

 

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2019年全障研大会大1回実行委員会

2018年02月12日 20時24分31秒 | 活動日誌

来年は、第53回全障研全国大会が長野で開かれます。今日はその第一回目の実行委員会だったので、松本まで出かけました。

全障研の大会は、参加者が2500人から3000人規模の大会で、長野での直近の開催は2004年でしたから、16年ぶりということになります。

 

私も成功のために力を尽くしたいと思います。特に、長野県は、保育の分野での全障研の力が弱いのです。ほかの県では、若い保育士さんがたくさん来ていて交流し合っており、うらやましいくらい。

 

私は、発達保障の考えが根底にしっかりあってこその保育だなと思っていますので、どうやって保育分野に発達保障論を広めてゆく方が、今回の大会での私の大きな課題かな。

 

長野で一緒に学び会う保育関係者の仲間が欲しい。

 

ただ、来年は、いっせい地方選と参議院選挙、長野は加えて市会議員選挙がある年です。参議院選挙は、もろ夏でぶつかります。両方相乗作用するように工夫がいるなあと思っています。うーん、これはとても悩ましいことです。

 

今年は埼玉で開かれます。埼玉には、バスを仕立てて大勢で参加したいね、との話も出ました。

 

長野を出る時は雪が吹雪いていましたが、松本はからりと晴れていました。

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