飯山市、木島平村、最後は須坂市で、行動しました。今日は議員のほかに青年支部の皆さんといっしょの行動でした。
朝から降りしきる雪、雪の中野市以北に入る武器は「長靴」、今日は膝下までの長靴ルックです。
あるお宅ではお父さんがお留守で、若い息子さんが対応してくれました。「若い方にこそ、赤旗読んでいただきたい」とお勧めしながら、仕事の話をお聞きしました。
「結婚しているし給料安くて大変だけど、正社員だし残業手当ももらえる。ボーナスも出るんで、仕事のない人もいるのだから我慢しなくてはと思っています」
ちなみに28歳で残業代込みで手取り17万くらいだそうです。
青年Y君と「僕と同じ年ですね」などと話がはずんで、青年雇用の問題の原因と解決がわかる「赤旗」読んでいただけることになりました。
ややもするとお目当てのお父さん、お母さんががお留守の時「ではよろしく言っておいてください」と「さよなら」することもありがちです。年代の違いを言葉でどう埋めるか、皆さんきっと悩むのだと思います。
でも、青年がいっしょだといいなあと思いました。取り付くしまができます。
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(千曲川沿いの私の大好きな道 飯山市 走る車の窓から撮りました。)
事務所で行なった青年M君への入党のおさそいでは、予定外の青年支部の皆さんが次々寄ってきて、都合8人にもなり、期せずして「党を語る会」になりました。
正規職員の口がなく悩むM君に、次々と支部の皆さんが話します。
「俺も悩んでいる」
「まともな仕事ななくて転々している仲間が多い」
「福祉の仕事はきついのに、10万足らずの給料、なんでこうなんだ。働きたいのに、給料もほしいのに。その原因を考えてみんなでよくするように頑張るところが共産党なんだ」
「職場でも愚痴を言うけど、職場でははなせないこともある。ここは何でも話せる」
といっているところへ現れたK君。
「K君、どうしたの?今日はいっしょに行動する約束だったのに、職場で何かあったの?」と聞けば次の返事です。
「上司にえらく怒られて、へこんでた。仕事が終らなかったのは俺のせいだけではない。機械が新しければ1~2時間で終る仕事なのに、古くて危険な機械を使ってるんだ。やっと外に出る元気が出てここを通ったら電気がついていたから」
話の輪に加わったK君、「怒られてばっかり、やめればすっきりするんだろうけど、でも、やめたら次の仕事の保証はない。ほんとに何とか希望が持てるようにしたい。でも、こうしてみんなと会って、少し元気になった」
中小企業では、新しい機械を入れることも困難なのかもしれません。中小企業、青年の雇用問題の深刻さを実感しました。
M君は入党の決意まではいたらなかったけど、「いいお返事をする方向で考えます。気持ちは一緒、いつも応援していました。でも生活が不安定で、決意する余裕が今日はないんです」と言うことでしたが、今日は、私にとってとってもいい会でした。青年諸君に感謝ですね。
青年はまじめ、悩んでいます。きちんとした仕事がないことが、仕事や社会への責任感も育てきれず、自立も阻むことになっている、まさに悪循環です。
だって、人は「あてにされる」から成長するんではありませんか。私たちおとなも同じ、年齢に関係ありません。2歳児だって、3歳児だって、そうなんです。
さて、M君は日曜版の「確定申告」の記事を見て、「僕も確定申告をするのですか?(そうですよ)これ、勉強になりますね。新聞は読むのは微妙なんですが、読むようにします」と、うれしいお返事が返ってきました。