中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

坂城子育て支援センターで学習会講師・上田市で活動

2008年02月15日 22時13分25秒 | 活動日誌
                 (再びアイリス ズームアップ)


 午前中は「坂城町子育て支援センター」と「新日本婦人の会」の合同主催で開かれた「子育て学習会」の講師でした。

 毎年お邪魔していますが、今年も30人近いお母さん(お父さんも一人いました!)がきてくださって、楽しく学習しました。
 学習のときは子どもさんは別室でボランティアの方が保育にあたり、お母さんの学習時間の保障です。
 毎回、数人のボランテァがでてくださるところが、坂城のすごいところです。

 前回の学習は「0・1・2歳児の発達」でしたが、前もって受けた今日の要望は「3・4歳児の発達」でした。



 

 発達の特長と4歳半の大きな節目に向かう子たちのけなげなガンバリを、一時間ばかりお話ししました。その後、お母さんからの質問を受けての質疑です。

 皆さんの前ではなかなか質問は難しいもの、その後、子どもを交えてのお茶会のときは、次々、次々と「聞いてもいいですか?」と質問される方が寄ってきて、一時間はあっという間でした。

 若いお母さんはほんとに一生懸命、でも、新米ママだから、ちょっとしたことにも不安がいっぱいです。

 「今度入園するんですが、一日入園のときに私からはなれず泣いてばかり。園のトップの人に、愛情がチャンと注がれていた子は親離れして遊ぶと言われて・・私は愛情が足りないのでしょうか」と涙ぐまれました。

 園のトップの方は、決してそんな意味で言ったのではないに違いないのですが、そう受け取ったお母さんは深く傷ついてしまったのです。

 泣かない子もいれば、泣く子もいる。誰だって知らない場所で、大勢の知らない友達や先生にあったら、不安で泣きたくなるわね。

 「下の子が生まれたら、上の子がお母さんなんてあんまり好きじゃないっていうんです。今まで大好きと言ってたのに・・・私がいけないのか、下の子に手がかかるから・・」

 子どもの言葉に心痛めるお母さん、優しいですね。子どもさんも、精一杯、自己表現してますね。ああ、どちらもいじらしい。

 「何でも頑張る子、でもちょっと失敗するとくにゃっとなって泣き出してしまうんです。みんなの前での発表会のときはいつも・・・今度は泣かないでねって励ますんですけど」

 期待されてがんばりすぎてうかなあ、疲れちゃうかもなあ・・

 「お母さん、大丈夫、子どもは自分で乗り越えるって。誰だって泣きたいときはあるよね、ないったっていいんだよって、抱え込んであげればいいんだよ。失敗を笑い飛ばしてくれるあかるさ!子どもが求めているのはこれ!特にね、4歳児は誇り高い年齢だからね」



 今日の私のメッセージ「お母さん、大丈夫、太っ腹でいこう! お母さんが考えるより、子どもはずっとたくましいよ! そして子どもの育つ社会をもう少し大きく捉えましょう。保育料も高い、病院も窓口無料がいい、子どもに戦争の社会は要らない、チャンと育つ環境づくりをしましょう!」

 なごり惜しく上田へ向かいました。
 頭をピッと切り替え、午後のはじめは金井市会議員と後半は高村県議といっしょに行動し、八百屋さん、食堂のご主人、福祉関係の方など、たくさんの皆さんの声を聞いてきました。

 昨日の井上さとし参議院議員のブログで紹介された、介護保険の利用制限の三重県の国会交渉の件、夫に話しました。
 「ケアマネが計画立てても、保険請求のときに払ってもらえないケースがあるから、現場では慎重になって制限せざるを得なくなってるんだ」と夫も現場の話をしてくれました。ひどい話です。
コメント
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