選挙お礼の訪問活動でした。
赤旗の見本誌をもって地元を回りましたが、どなたも心から喜んでくださって、私も心から嬉しく思いました。
「どうなってゆくのか。子どもが大学と高校生、半端な学費ではない。進学させたいと頑張るのも、安定した生活を願うからこそ。だのに、卒業したって仕事がないってどういうこと。共産党に頑張ってもらわないと」
「私たちの年金は下がるばかり。子どもたちの生活も楽ではない。お金のかかる話になると、聞こえないふりをしなければならないんです。手を差し伸べられない。なにがアベノミクスよ」
「若い人がもっと関心持ってほしい。棄権なんかしないでほしい」
「自民党のように期待外れにならないでください」との厳しい注文もありました。大丈夫、裏切りは絶対しない。でも、期待に応えるには、皆さんと力を合わせた運動が決め手になってきます。
ここからが共産党が試されるときだなと、実感しました。
昼はK保育園に行って、離乳食の試食をさせていただきました。乳児期中期と後期の離乳食を食べている子たちと一緒にいただきました。
中期食。今日の献立は、おかゆとスープ、カボチャの白和え、白身魚。
中期食は通常9か月から10か月の子の食事。
おかゆはお交じり。おかゆにご飯が混ざっています。いいお米を使ってありました。おいしい。
後期食になると、スープに玉ねぎ、豆腐のほかにわかめが入り、カボチャの白和えに歯ごたえのあるブロコリーが入っていました。後期食は11か月から12か月ごろまで。
スティック人参。ブロッコリの時もありいろいろ。自分でもって噛んで食べます。
完成食。離乳は完了して幼児食になります。お誕生すぎです。
卵が解禁。ひき肉や人参が入った卵焼きに、ナスと人参とひき肉の煮物です。うまそう
素材の味がしっかり伝わってきます。味付けは中期になってから、ほんのうっすらです。
スープは「野菜だし」です。私も、くず野菜を網に入れて煮だしてスープを取りますが、それですね。同じ味がしました。
食材の形態がわかります。まだ十分噛めない子には、形を崩さずやわらかく煮てあるので、顎でつぶせます。
栄養士さんは若い独身の方で、「子どもの産毛も見たことがない」といいますが、とっても研究して工夫してあり感心しました。苦労しているそうです。ありがたいことですね。
このところ、インスタントベビーフードを随分試食してききましたが、あたりまえのことですが、やっぱり、まったく勝負にならない。
味が濃く、素材の形態がなく、後期食でもペースト状が多い。ご飯もまるでコメの感触はなし。歯ごたえがなし。
中華味とかなんとか味・・・とバラエティに富んでいましたが、どれもこれも同じ味に感じました。美味では決してない。食材の味はわからない。
おかゆ中期食80グラムを何種類か食べましたが、水分が多かった。あれでは初期のものです。単純なおかゆよりも、雑炊のようなもの、肉入りとかシラス入りとか・・・・が多いです。シラス入りは苦くてまずかった。
月齢には早い食材の使用もありました。油、ごま油、バター、卵などです。中期から牛肉が入っているのがありました。
でんぷんを消化吸収しやすいようにデキストリンを使っているのもが多かった。
酸化防止剤は使用してありました。
1食、一袋約100円。おかずとご飯で200円。量からすると安くはありません。
でも、ものによっては緊急の時は便利です。非常食ですね。そのために、もう少し単純なものがほしいと思いました。
たとえば、マッシュポテト、単純なおかゆ。野菜だしの効いたスープ。白身魚の水煮。お湯を入れれば戻せる乾燥野菜など。
先生の話です。
「やはりおうちの味付けが濃いと、園の食事を受け入れるのが大変です。育休明けで入ってくる子の中には、ミルクが多かったのか、固形物を呑み込めず、ベーしてしまう子もいます。大泣きで食事に慣れるで時間がかかります。またレトルトに野菜を混ぜて使っている家庭もあるようです。お母さん、忙しいのですね」
問題は、便利なものを使わざるを得ない忙しさです。それに呼応する外食産業ですね。
離乳食は、また一つ別物で面倒なことでもありますから、使いたくなりますね。
離乳食だけでなく、今、食の文化が壊れているなと思うことがあります。
便利なのもに流されて失うものがないか、まったく否定はしないけれど、被害を最小限に食い止める努力が必要です。
「食」は生きる基本、人間関係をつくる基本です。また、反対に食には人間関係が出るものです。
食文化の変化は、子どもの発達にも大きな影響を与えています。
それでも、今度はレトルトスープでましなものを見つけてみようと思っています。
大震災の時、赤ちゃんのミルクがなくて大変だったことを思い出しましたが、離乳期の子どもたちはどうしていたのでしょうか。今まで考えも及ばなかった。
明日は定期受診です。混むんですよね、本2冊、用意済み。