午前、午後と、2ラウンドで訪問活動でした。午前中はY支部のOさん夫妻と、午後は原田のぶゆき市議と一緒です。
九条署名、参議院選挙のリーフ、赤旗を持っていきました。
どこでも憲法問題、TPP交渉の話が中心話題になりました。
今日の特徴は、TPP交渉について「うちは農家でないからあまり関心ない。農家の人は困るかもしれないけど、野菜が安くなるのはいいのでは」とか「よくわかりませんね。農家でないし、でも景気は良くなるのでしょうか」という方が意外にいたことです。
もちろん、「安倍首相とオバマさんのやりとりは、まったく違うことを言っているのに、新聞ではまるで一致したかのような書き方。でたらめじゃないの」「アメリカに魂を売った。日本は属国ではないか」と怒っている方もいました。
しかし、TPPの仕方がない、あるいは効果があるとの意見は、この間のマスコミ報道を見ればさもありなん・・・との気持ちにもなりました。安倍首相があたかも関税の例外を認めさせたかのような、TPPが世の流れかのような報道で、真実を伝えていません。
農業だけではなくて医療にも大打撃、税金の安い軽トラックも狙われているとの話に「えー、そうなんですか。じゃ、私たちに関係あるじゃないの!」と驚かれる方もいました。
「農家の問題だけでなく、日本中の田畑が荒廃してしまうのです。受給率は10パーセント台になってしまう。日本の経済の土台も崩れます」
「ああ、本当ですよね」
赤旗の今週号はTPPの詳しい記事が載っているので、説明しやすかったですね。しまいには「なんでほかの新聞は本当のことを報道しないのですか!」と怒られていました。
九条署名も集まったし、赤旗も増えてよかった。本当のことを知ってほしい。みなさんに赤旗を読んでいただきたいです。
さて、昨夜ご近所の老々介護をしている方から電話がありました。とっても具合が悪いといいます。
あわてて病院に連れて行ったら、入院になってしまいました。ほかに家族はいませんので、今日は入院準備のお手伝いをしました。
介護があるので緊張して具合の悪いのによっぽど我慢していたのだと思います。
老々介護の深刻さを実感しました。介護されているご主人をお世話してくれる施設がありましたのでよかったのですが、いつでもだれでもうまい具合に入れる施設があるとは限りません。
よしんば家族がいても、みんな仕事と暮らしでいっぱいいっぱいです。二人の病人を持ったくらしをどうやって乗り越えるのか、どの家庭でも抱える問題だと思います。
他人ごとではなく、わが身も近いうち・・・・と考えてしまいました。
しかも介護保険は全く不十分なうえ、さらにどんどん利用できないように切り下げています。
こんな時にこそ、介護される側だけでなく、する側にも使えて安心できる内容でなくてはならないのに、と、保険の不備を実感しました。たとえば、介護者が倒れた場合、介護者にも使えるメニューがあってもいいと思いました。保険料は天引きされているのだから!
やらずぼったくりそのものの介護保険は、改善しなければいけない!!