新潟で開かれた第58回日本母親大会から帰ってきました。
のべ1万3千人以上参加した大会は、分科会も全体会も文化行事も、すべて感動の連続で、涙と笑いにあふれ、元気をいっぱいいただきました。
私は全国の友人と沢山会えたのです!!本当に嬉しくて、近況の交流もし、記念写真はとてもいいおみやげになりました。
分科会は特別企画の「『映画 ふみ子の海と 瞽女の歴史・瞽女唄」に出ました。
写真は、最後の瞽女と言われる小林ハルさんの孫弟子の金子まゆさんです。演題は「葛の葉子わかれ」・・・・引き込まれました。90分にわたっての弾き語り、たいしたエネルギーです。
「ふみ子の海」は、新潟県の視覚障害者教育に生涯を捧げた栗津キヨさんの少女時代をモデルに作られた映画です。障害者運動の歴史の一端を学ばされました。
「瞽女唄」の分科会に出た長野の仲間と。
全体会場は「朱鷺メッセ」。会場はいっぱいで、自動販売機は直ぐに全部売り切れ!トイレは行列!!しかし、きめ細かに計画されており、ことは全てスムースに流れ、実行委員会のみなさんのご苦労がわかりました。
新婦人「レンゲ班」のみなさんと。私もレンゲ班のメンバーです。
さて、会場でお会いできたお友達です。写真を撮った方だけ、紹介します。
和歌山の松下さん。メールやお便りの交換だけでしたが、初対面!前回の党大会で南地区委員会の活動に感激して資料を送っていただいたことが、ご縁になってのお付き合いでした。私の参議院選挙の時は、和歌山県から物心両面の熱いエールを送っていただきました。
富山の火爪弘子県会議員(右)と福井の衆議院一区候補者の金元幸枝さん。二人とも、北陸信越ブロックのそれぞれの選挙区で、共に衆議院選挙をたたかった仲間です。
「わー、阿部さーん!」福島の県会議員の阿部ゆみ子さんです。福島の県議選、何としても勝たなくては!と、私も微力ながら1週間、阿部選対に応援に入りました。9月17日の「信州赤旗秋祭り」に来賓で来てくださることになっています。「よろしく、おねがいしますね!」と堅い握手。福島からは400人の参加で、全体会でも、舞台から涙ながらの力強いメッセージを送ってくださいました。
全体会での新潟にみなさんによる、相川節の披露、お見事!日本大会で入賞したそうです。佐渡おけさも見事でした。
記念講演はジャーナリストの斉籐貴男さん。歯切れのよい、胸のすくわかりやすい話に大きな拍手でした。演題は「貧困と格差のない社会をー3・11以後・・・私たちはどう生きるか」でした。
心に残った話は2つ。
一つは、本「ショックドクトリン」の「今の日本は1970年のチリのアジュンデ政権が倒されたあとのピノチェトがやったことと同じことが起きている」との内容を紹介しながら、「逆らうやつは殺す」が新自由主義だ、日本では殺されないまでも、質的には同じことが起きている、と。
その具体的な話として、日本国民総ナンバー制度と監視カメラの例を挙げました。
二つめは、さらに具体的に、携帯電話の登録や免許証などですでに個人の情報は国がつかんでいる。免許証では顔写真まで握られている。
これがマーケットビジネスになっており、一面、便利と思うかもしれない面もあるが、監視社会になっているのだ・・・と具体的な例を出しての話には、わかっているつもりのことではありましたが、あらためて、ぞぞ・・ぞーっと恐ろしく、背筋が寒くなりました。
新潟のみなさんの合唱構成劇。「原発はゆるさない」たたかいです。すばらしかった。
全国の運動の交流です。「原発」では全国各地でのたたかいが紹介され、どれだけくい止めてきているかがしっかりわかり、本当に元気が湧きました。
このあと、福祉、教育、雇用・・・・とさまざまな全国のたたかいが次々と舞台いっぱいにあがった仲間から紹介されました。「がんばれ!」「そうだ!」のかけ声と拍手。「おー」という共感の声。ハンカチを絞るほどの涙・・・・舞台と会場が一体となった感動で包まれました。
おみやげも買いました。ナターシャ・グジーさんと東北の民謡のCDです。
ナターシャさんは全体会のゲストで、みなさんを泣かせました。「歌がこんなに人の心を打つとは思わなかった」と、帰りのバスで感想を言った方もいましたが、私は車のハードデスクに彼女のCDを入れており、運転しながら時々聞いています。新しい曲を買いました。
「東北の民謡」は震災支援で出したものです。「さいたら節」「豊島甚句」などが入っていました。故父がお酒を飲むと歌っていた歌ですが、この年になって思い出して歌おうとしても、節回しがわからない。支援に加えて魅力もあり、それで買いました。
今日は疲れたからブログは明日にしようと思っていたのに、対書き込んでしまいました。