中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

寒い日の訪問でした。

2017年11月30日 20時35分42秒 | 活動日誌

「ちいさいなかま」の1月臨時増刊号に、中西新太郎さんが「今、社会で何が起きているか 子どもたちのために大人が知っておきたいこと できること」を掲載しました。

 

今日はとても冷えた日で、訪問していると肩が凝ってしまいそうでしたが、若い方とも、「今、社会で何が起きているのか」を話し合いたいとの気持ちでしたね。

 

しかし、残念!若い方とはお会いでいませんでした。

 

北朝鮮のミサイル発射、日馬富士問題での相撲の世界の暴力事件への甘さ、国会では森加計問題で逃げる安倍首相・・・山もりの未解決問題を抱えて、いよいよ12月です。

 

5日には、野党・市民共闘の「信州市民アクション」の全体会議です。

 

日本会議が、九条の会こそ敵だとあらわにした集会を開くなど、動きも激しくなってきていますね。私たちの集会も頑張らなくては。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小山仁郎さんの心意気

2017年11月29日 19時55分53秒 | 活動日誌

先日、小山仁郎さんを中央病院の緩和ケア病棟にご案内しました。小山さんの絵を飾る壁の大きさを見るためです。

 

この絵は、昭和の森公園の桜です。昭和の森がつぶされようとしたとき、この森をこよなく愛し、絵にしていた小山さんに会長になっていただき、守る運動を展開しました。

 

そして、住民運動の勝利で、守り通すことができました。

 

「守る運動の事務局で頑張った皆さんと喜びを共有したい」と昭和の森の絵を、事務局メンバーにプレゼントしてくださいました。

私が選んだのはこの桜の絵です。我が家の床の間の掛け軸を外して、代わりにかけて毎日眺めています。

 

この絵を見て、娘が「緩和ケア病棟にも心温まるこんな絵を飾りたい」というので、率直にご相談したところ、即座に「みなさんの心を明るくするのにお役に立つなら」と快い返事をいただきました。

 

びっくりの私たち! それで実際展示する場所を確認したいというのでご案内した次第です。

 

しかし、在庫の絵を貸していただければ…くらいに考えていたのに、「今から描き始めて、夏前にはできるだろう、100号の作品にしたい」と言われる。大作です!!わざわざ、緩和ケア病棟のために描いてくださるというのです!

 

そこでまたまたびっくりした私は、昨日小山さんに率直に確認しました。「あのう、寄贈していただくことでいいんでしょうか」と。図々しいかなあと、ちょっと勇気がいりました。

 

「安心して下さい。はじめから寄贈するつもりで描くのですよ」と、言っていただき、恐縮の限りです。

 

「草木染友禅にしようとも思いましたが、それだと長い間に色がどうしても褪せてしまうので、絵にします」とのことでした。

 

草木染友禅の世界では、トップレベルの先生です。作品の値打ちは、金額にしたら目が飛び出てしまうほどです。着物一枚1000万は下らない。屏風などは想像できないほどです。

 

それが、「病気になっても元気で人生を生きてゆくために、少しでもお役に立つなら」と、いとも簡単に寄贈してくださるというのですから、その心意気に打たれています。

 

一昨年、上野公民館で先生の作品展を行いましたが、「東京の大きな会場での作品展より、むしろ小さなところで地域の皆さんに見ていただくことはうれしいこと」と喜んでいただけました。

このお宝を地域でまた是非と思っていますが・・・段取りで熟考しているところです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俳句にも弾圧が

2017年11月28日 20時46分14秒 | 活動日誌

 

夫に紹介されて「日本レジスタンス俳句撰」を見ました。

フランス人で、現在長野在住のマブソン青眼さん(本名はマブソン・ローランさん)が執筆、非常に興味深く読みました。治安維持法は俳人も弾圧していた事実が記されており、マブソンさんの歴史を見る観点が確かです。

 

パリ大学日本語学科で博士号を取り、早稲田大学に学び、俳句の研究者、特に一茶の研究をしている方でした。

 

序文で、弾圧の経過の中で取り上げた「ホトトギス」の高浜虚子への批判は痛烈で、私は、高浜虚子の人物像が初めて明らかにわかった一文でした。

 

     美しき御国の空に敵寄せじ

     戦いに勝ちていよいよ冬日和    虚子

 

こんな俳句を読んでいたのですね。

 

来年の2月25日に、無言館の別館「槐多庵」の前庭に「俳句弾圧不忘の碑」が建つそうです。

 

検挙された俳人の句が心にしみます。検挙された俳人は44人。

 

     降る雪に胸飾られて捕えらる   秋元不二雄    

     血も草も夕日に沈み兵黙す    三谷  昭

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末の大掃除、本日の部。

2017年11月26日 21時46分48秒 | 活動日誌

 

日曜日なのに、緊急患者さんでパパもママも、急きょ一日中仕事。バァバはお孫ちゃんのお守と、日曜日は解放されるはずの夕食当番も回ってきました。

それはいいけれど、日曜日までそんなに働いてだいじょうぶ?と心配です。大丈夫であるはずはないのですが・・・・・・。

 

それで家にいる事になった私は、年末大掃除の一端をしました。時間のある時、少しずつやっています。今日は洗濯機の掃除です。購入してから何年働いてもらったのか、それも毎日。ああ、汚くなっていましたよ!!ピッカピッカにしました。

汚れたものを毎日見ていると、マヒして、汚いと感じなくなるんだなあ・・とつくづく思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1才児のクラスで

2017年11月24日 20時37分42秒 | 活動日誌

H保育園の1才児クラスに入りました。1才児と言っても、もうほとんどの子が2才の誕生日をを迎えています。

今日の一番の関心ごとは、この年令の遊びの組み方でした。

 

集中時間は短い。だらだら保育は良くない。先生が言われるには、「ごっこ遊びが盛り上がらないクラスで実践に悩んでいる」とのこと。

 

色々と話し合いました。しかし、先生方はすごいなあ。話し合うと、即、実践するのです。

 

春に心配したYちゃんとRちゃんの変わりようにも驚いた。試行錯誤しながら実践する先生の熱意が子どもの意欲をかき立て、人と交わる力を育てたんですね。

 

例えば素晴らしい実践を一つ。

2才になっても噛みつきをする子が何人かいて、クラス中が振り回されて大騒ぎになってしまう。

1才半ごろに起きる噛みつきは、一過性で成長と共にだんだんなくなってゆくものです。が、執拗に残る場合もあるのです。外へ出せば収集がつかない。困り果てた先生は、部屋に鍵をかけました。

 

ますます大変。

 

「噛みつきはなくそうとするのではなく、楽しいことをいっぱい経験させることが大事なのでは」と学んだ先生は、鍵をはずして、散歩にも積極的にでかけ、園庭も広く使ってみた。

 

そしたらぐんぐんと力を出してきた子どもたち!

 

「ああしてみよう。こうしてみよう」と試行錯誤で実践を深めようと頑張る先生に、私も大いに励まされました。

 

遊びの課題、うーん、大人の頭を柔らかくして考えようねえということに…。さてさて。「まずは大人が楽しくなくてはね」そうですよねえ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バトンタッチで乗り切ろう

2017年11月22日 22時05分50秒 | 活動日誌

夕方5時15分からの上田の私立保育園協会主催の学習会に、講師で出かけました。

勤務表の出る1か月前からママの妹にお迎えを頼んでおいたので、そのあとはいつものようにママにバトンタッチすればいいから、質問が出て帰りがちょっと伸びてもご安心、の予定でした。

ところが、ママが仕事になった。

で、私が8時ごろにはお孫ちゃんをバトンタッチしなければならなくなった。

どうしても上田を7時31分発の「はくたか」に乗らなくっちゃ。駅まで送ってくださった先生も、「間に合うかしら」と緊張感でした。すみません( ˘•ω•˘ )

 

8時15分には自宅に到着、「ただいま!」と言えば、すでにおばちゃんとお風呂にはいて寝るばかりの体制のお孫ちゃんが、「バァバ、おかえり!ごほん、よんで!!」の出迎えでした。

 

周りに家族がいるから、何とかバトンタッチしてやりくりできるけれど・・・みなさん、どんなにご苦労されていることでしょう。

 

こんなこと、決していいこととは思いません。先日のフォーラムでの私の発言が原点。

 

でも、現時点では、この緊張感がまた、私をして「まだ現役だよね」と奮い立たせていると思います。今日、友人と「80過ぎて体が動かなくなった時、今がいい時代だったとふりかえるかも」と話したところです。

ま、孫の世話のやりくりがなければ、別の事い熱中できるのでしょうけど。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老人ホームで「歌う会」

2017年11月21日 20時55分08秒 | 活動日誌

歌声サークル「コールあい」は月一回、老人ホームを訪問して「歌う会」を行っています。私は、「コールあい」では新参者なので、今度で2回目。

もちろん、その日に都合のつく人ですから、今日も少数先鋭かな。

 

今日は、「コールあい」で3曲ほど歌って、そのあと、Tさんと私の二重唱で「砂山」と「懐かしきケンタッキーのわがや」を歌いました。

 

「あ、なかなかいいじゃない!」って、褒め合ったりして(^◇^)

 

そのあとはデイケアの皆さんとみんなで歌える歌をたくさん歌いました。皆さん、楽しみにしてくださっていてるのです。職員の方はみなさん芸達者で、おもしろい服装や仮装で歌に合わせて踊り、デイケアのみなさんを楽しませてくれます。

 

あちこちの地域でも「歌う会」をやっていますね。若槻の新婦人でも、2回ほどやりました。定着させるには、もうちょっと努力が要りますねえ。

 

しかし、若者がみんなで歌うってあまり聞いたことないので、さびしく思います。

 

私たちが学生時代は、私だってギターを弾いたのです。何かといえばみんなで歌うのが当たり前の風景でしたが・・・・。

私が中央病院に入職してからも、メーデーの1週間ほど前から、歌好きが集まって、昼休みに外でアコーディオンを弾いて昼食の行き帰りの人を捕まえてはメーデー歌の練習をしましたが、もう、そんなことができるのも、過去のことなんでしょうか。

あ、でも、保育園の先生方は歌いますよね。子どもには歌がなくっちゃ!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信州市民アクションの事務局会議

2017年11月20日 20時23分38秒 | 活動日誌

信州市民アクションの事務局会議をしました。

議題は、12月5日の信州市民アクション全大会の準備内容です。

5日の議題は大きく二つ。ひとつは、総選挙の総括、二つ目は今後の信州市民アクションのことについてでした。

総括の話し合いの時には、統一候補で頑張ってくれた方と、政党からも代表に来ていただくことになりました。

 

今後のことでは、まず、発展的に存続させようとの提案です。これからいっそう大事な役割になってきます。九条の改悪を許さないために、もっと大きくウィングを広げていく必要がありますね。

まずは、国民投票にさせないたたかいを広げたいですね。3000万署名が具体的行動になるでしょうか。

 

しっかり話し合いをして、新たな出発にしたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつまでも輝き続けられる女性の働き方

2017年11月18日 15時21分50秒 | 活動日誌

 

 昨日、ホテル国際21でひらかれた「輝く女性の働き方」ほフォーラムで、パネラーをしました。

一人8分という短い発言だったので、効率的に話せるように原稿にまとめていきましたので、それを掲載します。

全体としては、女性の新しい働き方の模索だったのでしょう。

開会のあいさつで、株式会社アクスの取締役の小山さんから、「職場に行かなくても自宅でパソコンで仕事ができるような働き方が主流になるだろう」との話がありました。

しかし、これは労務管理が難しく、労働者を守っての仕事になるか、簡単にはいいとは言えない面もあり難しいところだと思いますが。実際、問題も起きています。

 

娘の結婚式で出番が終わったら中座したため、3部での女性起業家の皆さんからのお話が聞くことができなくて、全体像がつかめなくて残念でした。

 

2部でのパネルデスカッションは、公明党市議の近藤まりさん、自民党系新友会の寺島小百合さんそして私の3人、テーマは、「いつまでも輝き続けられる女性の働き方」でした。

 

近藤まりさんは「なぜ、アナウンサーになり市会議員になったか」をお話ししました。引っ込み思案を直すためが出発だったと言います。アナウンサー時代のご自分の子育て奮闘も大変だったのですね。

 

寺島さんは、もんぜんプラザなどでの活躍は「自分の子育てで自分が必要と感じた」ことからだとのお話でした。

 

私は、相談にのったり、お付き合いしている働くお母さん方の実態から、どの女性も生き生きと輝いて働き続けるために感じていることを3点にまとめてお話ししました。

以下はその原稿です。お暇がありましたら、目を通してみてください。ちょうど、8分で話せました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初めに

●みなさん、こんにちわ。ご紹介いただいた中野さなえです。

私は、自分の子どもは3人とも、産休明けから保育園にお願いし、初めは小学校の教員として6年、その後学びなおして子どもの発達相談員として中央病院で働いてきました。定年退職した今は、フリーの立場で発達相談員として働いています。

 

●私はずっと「どの子も幸せに育ってほしい」、その思いに突き動かされて仕事をしてきました。

女性が生き生き働き続けるには、子どもの健やかな育ちをわきには置いては考えられません。仕事と子育ての両立ということになります。そして女性が働くのは、収入のためだけではありません。生きがいもあります。経済的自立は自分らしく生きるために欠かせない条件でもあります。

しかし、現実は厳しい。過重労働でみなさん疲れている。子どもに当たったり、仕事をやめたくなったり、とても悩みながら、必死で働いているのが実態ではないでしょうか。

仕事と子育ての両立は、個人的な努力だけでは、とてもできるものではありません。

 

●女性の誰もが輝きたいと思っています。そして誰もが輝くためには何が必用か、私が考えていることを3点にまとめてみました。

 

①まずは働き方の問題です。

 

シングルで障害を持つお子さんを育てながら働いているお母さんの訴えです。雇用契約が1年ごとの臨時職員、正社員と仕事は同じで給料は安い。いつ首を切られるか、ドキドキしています。正職員になりたくてもなれない。「お恥ずかしい話ですが、ほんとに困ったときはごはんに塩をかけて食べてしのいだこともあります。私が病気になったら、この子はどうなるのだろう」と不安でいっぱいでした。

 

また正規職員の会社員のお母さんですが、残業で帰宅が9時10時になることもあり、へとへとでイライラして子どもを怒鳴ってばかりいる。家事も回らない。家族の団らんがとれない」と悩んでいました。

 

だれもが、子どもの寝顔を見て「明日は優しいお母さんになるからね」と涙して、同じ思いで働いていると思うのです。

 

 私は、人間らしく働けることが、まず大事な条件だと思います。

 

安定した雇用、安定した収入ですね。

長時間労働をなくし、誰もが正規職員で働けるといいですね。

 

通常、残業は月45時間ぐらいまでが限度とされています。過労死の危険ライン残業は月80時間です。政府が出している「働き方改革」では、それを超える100時間も認めるという危険な内容ではないでしょうか。

 

少し前、ドイツの労働者が労働条件の改善を求めて「5時からのお父さん、ぼくのもの」と掲げましたが「5時からのお母さん」もぼくのものにしたいですね。

長野県の最低賃金は時給795円ですが、1500円にして欲しいというのが、みなさんの願いになっています。

 

②二つ目は子育て支援です。

 

先日相談にのった子どもさん、すぐに、医療機関に連れて行って欲しい状態でした。しかし、その子の人生がかかっている問題なのに、なかなか行って下さらない。面談をしたら「窓口で払うお金がない。返ってくるのは3か月後では暮らせない」というのです。

窓口無料については、長野県は来年から踏み切ってくれることになり、お母さん方の大きな希望になっています。

 

例えば保育園ですが、長野では待機児童はいないとなっていますが、保育料が高すぎるので初めからあきらめている方も沢山います。

 

長野県では第一子誕生で退職をする女性が6割です。学校に入れば放課後の心配、そして介護の問題、こうしたことに応える応援の充実が働くお母さんを支えると思います。

 

③最後に「力を会わせて条件を作っていきましょう」ということです。

 

私の子育ての時代は、育児休暇もいきわたっておらず、産休明けで入れる保育園も、学童保育も児童館もありませんでした。

働き続けるために、ないものは作ろうと、まずは困っていた人が協力し合って、周りのたくさんの方の協力を得て、共同保育所を作りました。アパートの1室を借りて、自分たちでバザーをしたりして運営費を稼いだ共同保育所が、市の認可を受ける運動に発展し、今では地域の立派な保育園になっています。保育料も、二人目は半額、3人目は無料と大きく前進してきました。

 

学童保育でも力を合わせました。かぎっ子は困ると、共同保育所と同じように頑張りました。市内、県内、日本中のあちこちで、働くお父さん、お母さんが頑張っていました。

今はどこにも児童館があります。

もちろん、場所も狭いし、内容も不十分です。長野市では放課後サポートプランを有料化しようともしています。時には後退することもありますね。

でも、みんなで力を合わせれば、願いは一歩ずつ実るのではと思っています。

 

30人学級は、長野県は全国に先駆けて実現させました。長野県中のみなさんのエネルギーはすごいものでした。事務局だった私は、全県の皆さんが必死で集めた署名をもって、皆さんと県庁に毎日のように交渉に行きました。

長野のお母さん方は力持ちです。子どものためにと頑張るお母さん方はとても輝いていました。

 

私たちは一人ではありません。働く仲間、子育てする仲間がいます。励まし合う仲間がいると、困難に立ち向かってゆく勇気が湧きますね。そのこと自体が輝く生き方にもつながっていくのではないかと、私は考えています。

人間らしく働いて、子育ても楽しめるように、ご一緒に頑張りましょう。

ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緩和ケアの学習会

2017年11月17日 19時00分04秒 | 活動日誌

医療生協の若槻支部で、配達者交 流会をした後、中央病院の緩和ケア病棟の看護師さんを講師に、緩和ケアの学習会をしました。

緩和ケアというと、癌のターミナルケアと考えられがちですが、そうではないことがよくわかりました。モルヒネなど痛みを止めるのは、緩和ケアの一つということです。

 

よりよく人生を生きるためのケアなんですね。

 

今は癌が主流ですが、癌だけではなくてほかの病気にも緩和ケアを広げてゆきたいというのが国の考えらしいですね。

例えば・・・とお聞きしたら、難病で痛みなどある病もだそうです。

 

さすが4年も学習を続けてきた看護士さんだけあって、わかりやすく胸に落ちる説明でした。緩和ケア病棟の医長は娘ですが、まだ出発したばかりです。手探りでしょうが、スタッフと協力していい仕事をしてほしいと思いました。

 

そして、素晴らしいことに、草木染染色家の小山仁郎さんが、緩和ケア病棟に希望の持てる絵を寄贈して下さると、張り切っておられることです。ありがたいことです。

 

来週の土曜日に、私がご案内で、小山さんに病棟の絵をかざる壁を見ていただくことになっています。小山さんは「100号くらいの大きさかな。大きいと創作意欲が湧きますよ」と言ってくださっています。感激ですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする