新日本婦人の会のレンゲ班の班会でした。
共産党の地元の滝沢市会議員を招いての市政報告会を行いました。
滝沢市議から、少人数学級の問題や災害の復興住宅の進行状況、老人いこいの家廃止問題など、9月議会での質問内容と答弁をめぐっての報告がありました。
一番関心を引いたのは、交通手段の問題でした。
この問題では、たくさんの意見が出て、深刻な課題なんだと実感しました。
公共交通網はまったく少なくて、この地域はバスで言うと1時間に2本だけ。運賃も、メッチャクッチャ高い。
ぐるりん号の路線は、要求にあった場所で止まるようになっていない。
路線、頻度が問題。
ぐるりん号の路線問題は、だいぶ前から上がっていることですが、運動がバックアップしていないところに問題があります。
我々の地域で言えば「病院やスーパーで止まってほしい。こちらにも回ってほしい、あちらにも・・・」など、たくさんの要求は出ていますが、運動になっていません。
今頑張らないと、我々は10年先には買い物難民になってしまうかもしれない。子ども達がいても、頼むのは気兼ねする・・。
班会参加のみなさんには、切実な課題なのです。
要求を出すだだけで、誰かやってくれないか、では、どうにもならない。
運動を起こさないと・・・・。
当事者が要求をきちんと出して世論を作らなくては市議だって議会で頑張り切れない。
昭和の森公園の存続運動の時は、公園の前の住宅の方が中心になってたくさんの方が参加する大きな住民運動になりました。
その力で、絶対に動かないはずの市を動かした経験が私たちにはある。
28年も市議を務めた原田さんが「長い議員生活の中でこんな経験はしたことがなかった。快挙だ!」と驚いたくらい、頑固な市政を動かしました。
だから、今日はぐるりん号の問題でも前向きに考えようとなった。
「運動を起こすのはしんどいな」との表情、「でも、言うだけで実現するなんてことはない。やっぱり頑張らないと・・・」とのふんいきでした。
そして「急いては事を仕損じる。あわてずじっくり考えていこう」となりました。
ですから次回の班会では、ぐるりん号の路線などそれぞれ要求を具体的に出し合って、組織運動もどうしたらいいかを考えようという事になった。
「やるなら、住民自治協議会や老人クラブとの連携もしたいね」との声も上がりました。
さあ、どうなるでしょうかな。
他人ごとではなく、私の構えにもかかわってくる問題です。
市議からの報告にあった、路線も運賃も住民が決めて、大変な本数を出させている岐阜にも学びながら、どうにかしたいもの。