中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

お見舞いありがとうございます

2006年05月31日 19時39分53秒 | 活動日誌
 書き込みやメール、お電話でのお見舞い、本当にありがとうございます。ご迷惑かけてすみません。この大事な時にと、党員や支持者のみなさんに申し訳ないとやきもきしています。
 
 でも、もうくよくよしても始まらないので、一日も早く直すように、無理せず、おとなしく動かないようにすることと、なかなか読めなかった本を読む時間に当てようとおもいます。それが、一番おとなしく過ごせる方法でもあるから。

 午前中は友人のAさんに電話したら、すぐ来ていただいて、本当に助かりました。買い物などやっていただけて感謝です。
 ギブスをしたといっても、まだ足を床に着けると痛いので、トイレの移動などで精一杯です。疲れると、お尻でずって移動しています。

 さて、昨日は「天皇の軍隊と平頂山事件」と、その関連の本を読むことができました。今日は「何にしよう」と考えた結果、宮本百合子にしました。
 
 「播州平野」と「風知草」を読み直しましたが、初めて読んだようなみずみずしい感動をえました。今の情勢が、再び「百合子」を読ませるのですね。

 8月15日に始まる「播州平野」では、戦争で苦しんだ人々の心をリアルに、しかもあふれる愛情でとらえ描かれています。終戦の喜びと新しい時代への思いに溢れた戦後の出発の時のことを、百合子の小説は私たちに深く感じさせ、平和への思いを強く訴える力をもっています。

 単に、時代を語るだけではなく、作品に横たわっている女性としての百合子のたおやかな感性と、ひとりよがりではない強くしなやかな優しさが、何度読んでも心にせまります。

 とにかく、国会は目が離せません。米軍再編強化の閣議決定、許せないことです。「百合子」は、「戦争へと引きずられた数多くの人々の悲しみを繰り返してはならない」、そう私たちに呼びかけています。

 夜は長いので、今晩は「百合子」の「論評」「感想」など目を通そうかと思っています。

 ところで、一日中うちにいると、珍しい経験をします。例えば今日は、「エホバ」のひとから電話がありました。「この世の中、いやなことばかり・・苦しんでいることや心痛めていることはありませんか・・」ということでした。

 百合子に夢中だったので、早々にきりましたが、話してみても良かったかなと。自分たちだけは択ばれた民で選挙権も放棄では、世の中のいやなことはなくならない。賛成しかねる宗教ですが。

 午前中は家の前の公園に、小学校2年生くらいのクラスが遊びに来ました。担任の女性の先生は「ここはブランコも何もありませんよ。どんぐりが一杯あります」と説明。まだどんぐりの季節ではなく残念な子どもたち、「あ、ありの巣だ!」なんて騒いでました。



 
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「愛国心」の通知表をやめさせましょう

2006年05月30日 17時49分55秒 | 活動日誌
 (レンゲソウ )


 志位さんの国会質問で首相も、文部科学大臣も、「愛国心を評価するのは難しい」と認めました。しかし、現場ではすでに先行して、学習指導要領の02年度の改訂以来実施されている所も多いのですから、教育基本法を廃案にする運動の中で、しっかりやめさせなければなりません。

 東京板橋区の学校で、卒業式で「君が代」を歌わせることに抵抗した先生の裁判判決が出ました。「思想信条の自由があっても、厳粛な卒業式を2分遅らせたことは問題」として、20万円の罰金でした。憲法違反の思想信条の自由を侵しているのに、そこには触れず、2分送れたことを罰するとは、全く不当な判決です。

 政府は教育基本法を、この国会で成立させるつもりですから、それにあわせて応援するための尋常ではない、意識的な判決に思えます。

「今の時代、戦争が始まったあの時と同じだ」と、戦争経験者がどなたもが話してくれます。私たちは、この言葉を真剣に受け止めて、急速に連帯の輪を大きく広げなければと思います。

 さて、気持ちはそう思うのですが、小休止です。本当にドジなことに、今朝、玄関で転んで、捻挫プラス骨にヒビ、ギブスをまいて動けません。今朝は、古新聞の日だったので、一杯抱えてつまずいたのです。「火曜日!」と張り切ってでたのに・・・。
 皆さんにご迷惑をかけることになって、ちょっと落ち込んでいます。これから各市町村の教育委員会との懇談など、計画してもらっていたのに、情けない。

 
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一週間の仕事・チュラチュラチュラチュララ・・・・

2006年05月29日 21時45分28秒 | 活動日誌
(ヤマブキ 「 七重八重 花は咲けどもやまぶきの実のひとつだになきぞ悲しき」といううたがありましたね。実がならない花です。)

 毎週月曜日は基本的に県委員会の常任委員会の日です。本日も会議とデスクワークの日でした。
 
 月曜日の朝は、なんとなくほっとします。理由は、街頭からの訴えと、懇談や訪問活動など沢山の方と対話する密度の濃い日程が組まれた土・日の次の日だということがひとつ。事務所に落ち着いて居れるのは月曜日だけなので、ベースキャンプに戻った気分ですね。
 
 ほっとするもうひとつは、朝の街頭からのスピーチがない日だからです。
 火曜日の朝は緊張します。朝の街頭からの訴えは週3回。火曜日の長野駅から始まって、木曜は朝陽駅、金曜は本郷駅です。
 
 スピーチのある日は、二つの緊張があるのですね。ひとつは7時から7時半には家を出ますので、いつも5時に起きてはいるのですが、この日はぜひ5時におきませんと家事がまわりません。私は朝方人間で、全て朝にやるものですから。

 もうひとつの緊張は、「何を話そうか」です。情勢は刻々変っていますが、定時定点ですと聞いてくださる方はいつもほとんど一緒なので、またひとつ気を使うのです。その割には、いつも反省のスピーチで恥ずかしいのですが。でも、新聞もいつもより、念入りに真剣に、集中して読むことになります。

 で、金曜日の朝の宣伝が終わって「ほっ」、そして土・日へ突入です。だから、月曜日は「ベースキャンプ」の安堵感があるのです。
 
 
 さて、朝は、比較的ゆったりな我家です。朝食は、二人だけになって広くなったテーブルに夫と二人で新聞を広げ、読みながら取るのが習慣です。特に夫は新聞読むまとまった時間は殆ど朝だけ、そして二人共通の会話をするためには、我家「赤旗」は2部、必要です。

「ひどいな、・・だってさ。」「え、何面?」
「ね、これってどういうことかな、そう、その記事。ちょっと、山椒の佃煮、どう?失敗しちゃったなあ。」
「信子から連絡あるか? これ、うまいね。何で和えたの?」「連絡ないから元気でいるんでしょ。ジャワ島の地震、ひどいねえ。」

 支離滅裂に見えて、全体としてまとまった会話をしてるんですよ。

 でも、娘が帰省した時、つい、いつもの習慣で新聞を広げると、娘にバシっと言われてしまします。「食事の時は新聞読まないで!」「はーい」です。

 ともだちよ これが私の 一週間のしごとです
 チュラチュラチュラチュララ チュラチュチュラチューララー・・・

 明日は、「火曜日」です。

 

 

 

 
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岡谷・諏訪で党を語る会

2006年05月28日 21時36分05秒 | 活動日誌
 (岡谷市蚕糸公園前で 三沢議員と)


小雨の高速道を走り岡谷市へ。岡谷市を皮切りに、茅野市、下諏訪町、諏訪市と3市1町で、議員と党支部のみなさんと、街頭からのスピーチ、訪問活動、党を語る会にも参加してきました。

 岡谷市の蚕糸公園に着いたら、雨の中、しかも日曜日の9時半という早い時間にもかかわらず、街頭からのスピーチを聞きに、支部と後援会の方が20人も集まって手を振っての歓迎です。嬉しかったです。
 スピーチを始めたらさっと雨があがって陽が差してきました。昨日に続き、今日もお天気が味方してくれました!

 党を語る会は、岡谷と諏訪でとりくまれました。
「ビラはまいたけど、誰も来ないかも。私たち3人だけだったら、訪問活動に切り替えましょうか」との議員の不安をよそに、岡谷では14人、諏訪では12人の参加でした。
 夕食時だった諏訪では、お団子やらカレーやらも準備されていて、和やかな雰囲気。

 どちらでも、戦争体験した方のお話を聞くことができました。
 
 Yさんは、お兄さんが兵隊検査で丙種合格だったので中学にいけたとのこと。甲種合格だったら「水飲み百姓でもあとを継がなくてはいけなかった」と。軍国少年になって、海軍兵学校に入ったが、終戦後食べるものもない時代をむかえ、よくなると思ってがんばってきたのに、国民が苦しんでいるのはおかしいと思ったそうです。共産党に出会って「理にかなっている」と入党したとのことでした。

 また、「党に入った動機はまことに不純で、政治が語れたら女性にもてるかなと思って。今は女房に、離党したら離婚すると脅されているので・・」と爆笑を誘う話しもありました。

 20歳の青年からは教育基本法改悪にからんでの、鋭い質問もありました。よく、赤旗を読んでいる青年で、びっくりしました。いずれ近いうち、党にお迎えしたいものです。

 思い思いに経験を語る中で、今日はおひとりが入党してくださいました。びらまきなど、縁の下の力持ちとしてこつこつ協力してきてくださった方でしたので、支部の皆さんさん、感激で涙の握手でした。

 こんな暖かい人間関係を作れる共産党っていいなあと、私も涙腺が緩んでしましました。
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5・27国民大集会in代々木公園で元気いっぱい!

2006年05月27日 23時20分45秒 | 活動日誌
 (タニウツギ)


「許すな憲法改悪! 守ろう いのちとくらし みんな集まれ5・27国民大集会」が東京・代々木公園で開催されました。主催は実行委員会。
医療改悪、改憲、教育基本法、共謀法罪の4つの悪法を廃案にしようと、意気高く行われました。

 小雨の中、5万人以上が集い、長野県の参加者は800人を越えました。私も、長野市区から出たバスに乗り込んで、バスの中で各団体の皆さんと交流しながら代々木へ向かいました。

 主催者挨拶の全労連議長の挨拶は大変強く、激動の開会中の国会から駆けつけた志位委員長の挨拶には、私は身が震えました。国会でたたかっている志位委員長の思いがびんびん伝わってくる迫力で、私は腹の底から、「やるぞ!」と思いました。

 全国リレートークもそれぞれ個性的で、「こんなことで負けるか!」との情熱いっぱいでした。
 沖縄市から、医療の分野から、保育士の現場から、500人の組合員の合併しない「自立」した農協のたたかい、「教育基本法改悪を許さない」と先生方、北海道からは飛行機で200人の参加で、「九条の会」のとりくみの報告、すでに署名は50万筆と!

 一時スコール的に雨が降りましたが、全体としては苦にならない小雨程度で、お天気も集会を応援してくれました。ただ座ることができず、ずっと立ったままでしたが、立ったままで会場は一杯。5万人の人が座れたたろうか、と思いました。

 裏方は本当にご苦労様だったと思います。驚いたことは、5万人が立つ場所一帯に、青いビニールシートが敷き詰められていたことです。雨でぬかるんでいたからです。いつ準備したのか、大変な労力だったと思います。
 こうした裏方に支えられた集会でした。

 パレードは3コース、外から見れば5万人のパレードは圧巻だったと思います。フランスの30万人のデモってすごかったのでしょうね。

 山口のりひささんは、出先の岡谷市から出発して代々木へ、参議院議員の井上さとしさんは各県を精力的にご挨拶、パレードでは沿道で激励のメッセージを送り続けてくれました。

 今日は元気一杯です。帰りは、碓氷峠が濃霧で高速が通行止め、そのため国道は渋滞、帰宅は10時半になってしまいました。そんなことくらい吹き飛ばす集会でした。

 明日は岡谷市を皮切りに、茅野市、下諏訪町、諏訪市に入ります。 
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国民救援会の美術展のオープニングレセプションに出席

2006年05月26日 23時41分43秒 | 活動日誌
 (鉄線  老健にいる母にも切り花で届けました。一時は垣根に数百の花をつけた、それは見事な我家の鉄線が、事情で庭をかき回したことで全く衰えて10年以上か・・忍耐強く待って、今年は力をつけてまた数百を、いや、それ以上の花つけてくれるかな、との見通しが立ちました。嬉しい!色は、この絵の薄紫、濃い紫、白があります。)


 午前中、長野市で開かれた県年金者組合18回総会に出席、党を代表してのご挨拶のあと、上田市へ。渡辺市会議員とご一緒に、街頭スピーチや訪問活動を行いました。
 別所温泉でのスピーチでは、観光に来ていたらしい5人が、ちょうど帰るところでしたが、車に乗り込むのをやめて「がんばれよ!」と手を振り、しっかりこちらを向いて聴衆になってくださいました。
 時間らしく車に乗り込みましたが、まだドアを開けたまましばらく去りがたいふう・・・いよいよ出発したら、宣伝カーの前をとおり、窓全開で「がんばれ!」と声をかけてくれました。素敵なおじ様集団!

 上田市から佐久市へ移動、夕方6時半からの国民救援会の美術展のオープニングレセプションに出席し、党を代表してご挨拶をしました。
 
 国民救援会は、冤罪も含めた不当な人権侵害の事件や裁判闘争などを支援をし、人権と民主主義を守るためにたたかっている会です。
 歴史のあるチャリティ美術展は、その活動資金を作るためのもの。財政の面でもそれぞれのたたかいを支援しているのです。著名な画家が、救援活動のために絵を寄付して下さっています。

 今日から3日間、佐久の創造館で開催される美術展の、今日はオープニングレセプションでした。
 会期末まで一ヶ月にせまった国会で、共謀法案が審議されていますが、ますます、救援会の存在の重要性が増してきています。

「救援会を大きくしなければ」との信念で、毎回沢山の絵を提出してくださる画家の安達茂人氏が出席、「命の続く限り、絵を通して民主主義に貢献したい。」とご挨拶されました。わざわざ大阪から出向いての出席です。

 実は今日私は、安達茂人画伯に似顔絵を描いていただいたのです。私の似顔絵も3日間、会場に展示されています。画伯は80歳を過ぎた方です。とても静かで誰をも包みこんでくれるやさしさと共に、氏から発するエネルギーは大変なもので、私は圧倒されました。

 さて、明日は「5・27国民大運動」、さまざまな悪法阻止の全国集会に参加のため上京します。自宅を6時20分出発、おやすみなさい。

 
 
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山口のりひささんと、「満天の星」など訪問懇談

2006年05月25日 22時54分07秒 | 活動日誌
 久し振りに長野入りした衆議院北陸信越ブロック予定候補の山口さん、県会議員のみなさんと、千曲市の通所授産施設「満天の星」、上田市のリハビリテーションセンター鹿教湯(かけゆ)病院と懇談を行い、現場のみなさんのごくろうやご要望をお聞きしてきました。
 それぞれ、理事長さん、事務局長さん、事務長さんやケースワーカーなどが対応してくださり、現場で実態を詳しく話してくださいました。

 障害者自立支援法、医療の改悪の影響を受けているそれぞれの現場の話しに、「こんなひどい人間の尊厳を奪うような改悪はいつまでのも許しておいてはいけない」と、あらためて怒りで一杯になりました。

 障害者のみなさんは、お金がなければ授産所で働くこともできない。経営面からは毎日定員の20人きっちり来ないとやってゆけず、病気やさまざまな事情で決してそうはならないから、余分に登録しておくがしかし、5パーセント増、つまり21人になってしまうと、ペナルティで補助金全体が7割にカットされてしまいます。

 介護保険のケアマネの介護計画を立てる人数が35人と制限され、それをこえると事業所にペナルティがかけられるのと同じ考え、しかもケアマネは対応するだけの人数配置がなく、利用者は「ここで7箇所目です。」とたらいまわしにされている状態です。

 どちらも使うなということです。経営は困難を余儀なくされ、利用者の方は、特にお金のない人は徹底的に排除される仕組みです。

 ケースワーカーの方は、「本当にどうすればいいのか、関係者と連絡を取り合ってがんばっているのですが、政府の手先になっている気分になってしまします」と、辛さを訴えておられました。

 夜は、上田市に合併した旧丸子町で開かれた「党を語る会」に参加しました。10人の参加でお菓子を前ににぎやかに行いました。
 49歳の女性がその場で入党してくださいました。拍手と握手!

 Sさんの「今、専門性を生かした仕事を探しています」との話しに驚きました。だって、Sさんは84歳です!足腰も強く、はつらつとしてとても84歳には見えません。
 「若々しさの秘訣は?」
 「それは、共産党に入っていたことだとおもうよ。でなければ、元気にしていられない」とのお返事。

 私も負けずに元気を出さなくては!!弱いものいじめに負けてなるものか!

 
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草とのたたかいの日

2006年05月24日 18時13分21秒 | 活動日誌
(ヒメジョオン  庭の草取りで沢山抜きました。雑草は抜かれる運命なのかな。)


 今日はお休み。朝、老健施設ふるさとに行って、母と小一時間過ごし、4月分の会計を済ませて帰宅。我家では、今はなんとか支払いはできる条件があるけれど、10万円以上の利用料が払える家庭はどれだけあるでしょうか。
 払えずに、しかし、在宅もままならない、在宅だってヘルパーさん、デイケアなどの利用料が払えない。このような方が急増しているのです。許しがたい介護保険制度の改悪です。

 その後は、一日草取りで終われました。毎年の草とのたたかいは、容易なものではありません。でも、草取りは、楽しい。
 だって、やっただけ、きちんと成果が見えるのだから。解りやすいでしょ。

 シャワーで汗を流し、きれいになった庭を満足げに眺めて、やめようと思っていたビールを飲んでしまったこの幸せ!

 これで、夫は苗を植える元気がわくことでしょう。
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朝は教育基本法改悪の訴え、そしてM保育園で子育て講演へ

2006年05月23日 20時04分35秒 | 活動日誌
(元気良く街頭から訴えました。朝の長野駅前です。)




 毎週火曜日、定例の長野駅頭での朝の挨拶は、今日は党県委員会と長水地区委員会合同で、「教育基本法改悪反対」のアピールをしました。
 
 いつもはハンドマイクにしているのですが、久し振りの大きな宣伝カー、16人の宣伝隊でした。
 40分足らずの間にびらを700枚も配れたなんて、朝の忙しい時間帯にしてはすごい。
 永井市会議員の司会で、弁士は、今井県委員長、和田あき子県会議員予定候補、石坂県会議員、そして私の4人でした。

 乗り合いバスの乗客が何人も、心のこもった挨拶を送ってくれたり、車からのてふりなども沢山あって、「共産党が元気でがんばっている姿は、皆さんを励ましているのだなあ」と感じました。

 教育基本法改悪の中身は、残念ながら与党の密室会議と拙速な進め方のせいでまだ知れ渡っていませんが、急速に宣伝、運動を進めなければと思っています。

 宣伝を終え、その足で坂城町のM保育園へと飛びました。
 M保育園は本日保護者参観日、参観のあと、一時間半にわたって子育て講演を行いました。100人に欠けるくらいの若いお母さんが、それは熱心に聴いてくださいました。

 M保育園はピッカピッカの新しい保育園です。2つの園が統廃合されて、新築されたからです。現在園児は140名ほど。統廃合には反対の声も多くあったのですが、新しい出発をしました。
 「目を行き届かせるのに、大変気を使います。人数が多いのと立地条件のため、全体が見渡せにくいのです。」と先生。
 死角になるところがあって、防犯カメラが役立っているとのことでしたが、「こんなものを使わなければならないご時勢は、本当におかしいですよね。」と、園児の安全に気を配らなくてはならない先生の大変さが伺えました。

 緑に囲まれた味のある保育園になるには数年かかるでしょう。旧園舎は、土壁の塀が回されており、何本もの桜の木が木陰を作り、その下で砂遊びができる素敵な環境でした。私は好きでしたね。

 夕方は「県九条の会」の事務局会議に出席しました。毎日県内あちこちで「九条の会」が増えていて、掌握が大変です!嬉しい悲鳴ですけれど。
 6月10日は「九条の会」主催の全国交流集会が行われます。長野県からは36人の参加予定です。
 
 
 
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教育基本法の学習をしました

2006年05月22日 18時32分31秒 | 活動日誌
(ライラック  庭に咲いています。リラともよびますね。)


 県常任委員会の日でした。今日の学習は「教育基本法」でした。

 「憲法九条」の方は、変えてはならないとの運動と世論が大きくなっていますが、「教育基本法」は、与党の密室で協議で、しかも内容も公開せず、なぜ変えるのか、どこがいけないのか、国民に説明もないまま、2ヶ月あまりで拙速にこの国会で採決してしまおうとの構えです。

 ですから、子どもだけではなく日本の未来にかかわる重大問題なのに、世論つくりはいまからです。しかし、「慎重に審議すべきだ」との声は大きくなってきています。

 「時代に合わない」とか、「少年犯罪」やライブドアのホリエモンまで、何でも教育基本法のせいにするという乱暴さですが、はっきりした理由がいえない、そこに国民を欺く魂胆が見えます。
 きちんと実施していないからこそ、子どもが苦しみ、傷つき、自己否定しているのではないですか。犯罪が起きる根底にもそれが横たわっているのです。

 実施の努力をしていれば、国連から「日本の子どもは激しい競争と管理の教育で、殆どの子が発達障害を起こしている。対策をとりなさい。」との再度に渡っての恥ずかしい勧告を受けなかったはずです。

 30人学級の実現も、高校再編問題も、教育基本法の具体的な実施につながる私たち住民の熱意に満ちた運動です。

 さて、改悪の目的は、ひとつは、愛国心の押し付けで、子どもたちを再び軍国少年、少女にして戦争に駆り立てようとのねらい、もうひとつは競争と管理をいっそう厳しくして、「非才、無才」の子たちうを振り落とし文句を言わずに、財界の安上がりな労働者に仕立て上げる、この二つなのです。
 
 基本法を変える考えの中枢にいる、元教育課程審議会会長の三浦朱門氏は、「人間は生まれながらに5つに分類される。天才、秀才、凡才、非才、無才だ。」とし、能力のない子に、時間も金もかける必要はない、とはっきり言っています。「どの子ものびる。たとえ障害があっても人間としての発達は無限」と考える私たちとは180度違う考えです。

 三浦氏のような考えに基づいたほうが、「戦争」や「儲け」には都合がいいのです。

 そのための学力テストも復活しようとのたくらみを持っています。勝ち組、負け具気、自己責任の更なる強化です。


 教育基本法を変える事で、国家権力が思い通りに教育内容へ介入できるようにすなってしまうのです。新たに定められている「基本計画」では、大変細かい目標を20以上も決めて、その実施を強制し、点検までしかねない勢いです。
 
 すでに、「君が代」を歌わなかった理由で先生が処分される不当な事件も起きています。
 子どもたちもすでに指導要領で、「態度」「やる気」が点数化されるなどの評価が先行して始まっており、こうした押し付けがさらに強化されるのです。それも、法律で。

 「教育勅語」の復活といっても、内容的には言いすぎではないと思います。

 内心の自由を侵してゆく、憲法違反の改悪をまかり通らせてはなりません。

 明日の朝の長野駅での街頭演説は、緊迫した国会を受けて「教育基本法」問題で、大勢の参加で大宣伝をする予定です。

 
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