今週号の新婦人新聞に載った衣料品ロスの問題、本当にそのとおりだなあ・・と思います。
何もかもあふれているけれど、服も同じです。
価格を安くするために、ベトナムやバングラディッシュで生産する。大量の売れ残り前提。
国内では縫製業は零細で家業でやっている工場で、海外の工場と競り合うので工賃は安い。外国人労働者を雇わないとやっていけないそうです。
リサイクルはいいことだけど、リサイクル工場は飽和状態、その服はどこへ行くのか。
今では中国や東南アジアでも古着は受け入れない。
古着は繊維ごとに分けられて、それぞれ再利用される。
綿はウェスに、羊毛は車の内装に使われるフェルトに・・・。
★ここで問題は、ポリエステル・レーヨン・綿の複合繊維はリサイクル不能で、その一部はプラスチックと共に圧縮して燃料になるというのです。
これは国際的にはリサイクルと認められていないのだそうです。
このことは初めて知りました。
ポリエステルとレーヨン・綿混紡の製品はとても多いではありませんか。
扱いやすいんだけどね。
買う時は安いからといって簡単に手を出さず、買ったら大事に使おうと思いながら読みました。
そいう目で見ると、お孫ちゃんのママは大したもので、お孫ちゃんが育ってくる過程での服はもちろん、おむつカバー、よだれかけやガーゼの果てまで、きちんときれいに、月令ごとに保存してありました。
それをそっくり、お孫ちゃん2の母ちゃんが譲り受けました。
ベビーベッド、おまる、湯たんぽ、おもちゃの数々、おんぶひも、離乳食の食器・・・・などなど、すべてです。
始末の良さにびっくりでしたね。