「昭和の森の桜を守る有志の会」が樹木医の山本さんを招いての研修会を行い、区長さんはじめ十数人が参加しました。
コロナ禍ですので今回は少ない人数でと、お誘いは控えました。
これが大変すばらしい内容で、感動してしまった。
地元の昭和の森の桜はとても見事、住民のだれもが誇りに思っています。
桜の景観を見れるように工夫して新築したお宅もあります。
しかし、もう老木で弱ってきている木もあり、区の方にも、我々のところにも、何とか守ってほしいとの要求が上がってきていました。
昭和の森は一昨年、いちばん御玄関口の当たる、桜が沢山ある場所を市がつぶそうとしたときに、大変大きな運動で食い止めました。
ですから、いっそう桜がなくなっては悲しいのです。
市の対応では先が見えません。
我々としても、どう守っていいのかわからない。幼木を育てることかな、くらいしか思いつかない。
そこで、我々も学習して対策を考えようと、計画した研修会でした。
大変冷たい風の吹く中、桜を初め公園の樹木を実際に観ながらの研修は1時間以上にわたって行われました。
市の公園緑地課に、こんな素晴らしい知識を持っている樹木医のような人を配置すれば、公園のつくりも変わるだろうと実感しました。
たとえば、桜や松は日当たりが好きで根で呼吸するから、根が外に出ていてほしい。
昭和の森の駐車場の桜は、根元にツツジの垣根を作っているが、まずはそれを取り除くことが肝心と。
幹に苔のようなものが出てきているのは、新陳代謝が悪くなっている証拠、弱っている証拠。
一か所から花芽がいくつ出ているかが大事で、弱ってくると1つしかつけない。たとえば城山公園の桜は、一つだけ。
毎年肥料をやることで3つ、4つ、5つと確実に増えてくる。
昭和の森の桜の多くはソメイヨシノ。
ソメイヨシノは挿し木で増えているクローンだから弱い。寿命も長くはない。実もならない。しかし、手入れ次第で長生きできる。
などなど、学んだことを書き出したらきりがない。
いちばん衝撃だったのは、植樹のことです。
日本の樹木を守る流れは「植樹」だそうです。
いいことではないか、と私は思っていましたが、山本樹木医は「1000本を植樹するより、100本だけでいいから手入れをきちんとする方がいい。
植樹しても、多くは枯れてしまっている。植樹祭がイベントになってしまっている」とのお話でした。
なるほど。そうだったんだ。
昭和の森の桜は、まだまだ手を尽くせば長生きできるとのこと、展望が湧いた研修会でした。
「幼木を育てて交代すればいいのでは」なんてとても単純な考えでした。
500年、800年生きてきた老木を守るためにも頑張っている樹木医の山本さんの根底には、命を貴ぶ深い考えがあるんだなあ・・・と感じ入ったことです。
ばんざーい!!
羽田次郎統一候補の勝利です。
北海道も勝利!
詳しくはまだわかりませんが、勝利は確実です。
菅政権に痛打をあたえましたね。
羽田次郎さんの当選のインタビューでは「国民民主とも話し合いを続けて、野党統一を強くしていきたい」と、いい答えでした。
さあ、次は衆議院選挙です。
朝ドラの「おちょやん」
今週は一平が浮気で子どもまで作ったことが原因での離婚話。
私は、朝ドラでこんな話はみたくない。
映画なら、途中でいろいろあっても完結するまで見れるから流れの中で捕らえることができるが、朝ドラはどう展開するのか、待たされる。
私は浪花千恵子さんのことは何も知らない。オロナインの宣伝で、名前だけは知っていましたが。
インターネットで検索してみました。
そうしたら、一平のモデルの渋谷天外は相当な破天荒の人物だったらしい。
浮気は、浪花千恵子さんが言うには、
「20年の結婚生活で浮気は何十人、いや100人以上」
しかも、お金は女に使うので家には持ってこない。借金もすごいものだったそうです。それを全部浪花千恵子さんが支えた。
また、役者としても夫と同じ劇団にいたから、誰もやりたがらない役をみんな引き受けたのだそうです。
浮気相手にこどもができたことが原因で舞台もぎくしゃくし、離婚するにいたったが、その時、舞台の事で傲慢な夫に初めて口答えしたそうです。
それを知ったから、朝ドラも冷静な見方ができそうです。
そんな苦労をしても、自分の人生を切り開いてきた浪花千恵子さんて、すごい役者さんだったんだなあ・・・と感慨深い。
ジェンダー平等の考えが広まっている現在では、考えられない人生ですね。
それに、元夫の渋谷天外さんの意志を継いだのが、藤山寛美さんだったのですね。知りませんでした。
しかし、テレビでのおちょやんの早口には、ちょっと参るな。
聞き取れない時がある。
それに、もう少し全体に深みがあるなあと感じるドラマにしてほしいなあ・・と思うのは私だけかな。
今日も一万歩歩いた。
羽田候補押上げのチラシまきです。
滝沢市議のエリアの全戸配布の最後の地域でした。これで基本的には我がエリアは終了。
今日も結構、お会いできた人がいましたが、「共産党さんですか。ご苦労様」と言っていただけたときは、嬉しかったですね。
「コロナはどうしてくれるの。戒厳令ばっかり敷いてもね」
「ほんとにそうですね。収まらない原因を考えなくては。飲食が悪いだけでは解決しませんね」
そんな話ができた方もいました。
私は、菅政権を理解しかねる。「人間であるならば」と思うと、どうしても理解できない世界に入ってゆく。
こんなにも人の命を軽んじられるものなのか。
今の瞬間にやっていることが、地球の生命、人類の生命を危ぶむことなのだとわからない人種なんだということが、想像できない。
コロナの検査を積極的に広げないことも、原発再稼働、汚水を海に流すことも、沖縄辺野古にしろ‥‥挙げればきりがない。
なにかで読んだが、権力をもつ人間は「儲け」のとりこになって思考回路が変ってしまうようだ。
金色夜叉の寛一さんやクリスマスキャロルのスクルージーとは、まったくレベルの違う「金のとりこ」です。
資本主義のもたらす産物ですかね。
今回の参議院補選に始まる秋の国政選挙も、行われてる地方選挙も、まさに人間の尊厳を守る戦いになっていると思います。