中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

創価学会の方、民主党支持の方をたずねた・「赤旗の編集長はどんな人?すばらしい」

2008年01月31日 20時31分36秒 | 活動日誌
 (薬味いれ   傷がい者の作業所で買ってきました。なかなか素敵なできばえの焼き物です)

 毎月の月初めは、一ヶ月の赤旗や党員の増減の申請をする日です。まあ、党のたな卸しと言うところでしょうか。
 それで、減らしては切ない、選挙にも勝たないから、月末は増勢のために力を注ぎます。

 長野市で支部のみなさんと行動しました。今日はさまざまなお宅へいきました。

 飛び込んだところが学会の方のおうち。共産党の応援で地域を回ってくれたことがある方というので、上がりこんで入党のお話しをしたところ、学会員だとわかりました。結構しっかり時間を取って話し込みました。

 病気の奥さんが熱心な学会員で、だんなさんも「3回に一回は会合に行く」といいます。「学会の新聞は、あっちの学会員とこっちの学会員から2部も来る。ただだけどね。だから、一部はもったいないから近所に回すんだ」

 「公明党は自民にくっついて国民いじめの党じゃないの?」と話したら「国会ではそうなんだが、暮らしてゆくには義理と言うものがあってね、月に3000円、もって来るんだよ。公明党の議員も毎月顔を出してくれる」

 「3000円って何ですか」「なんだかわからないが、学会の支部からかな、女房のところに毎月持ってきてくれるんだ」

 そして「共産党にも、世話になっている。頑張ってほしい」ともいわれます。

 「学会と共産党に同時に入るわけにはいかないです。学会をやめるわけにはいかないのでしょ。だったら赤旗は読んでほしい、これで応援してほしい。でも、赤旗はただではありません」と、赤旗のよさを説明してお勧めしたところ、「いいでしょう」と購読をしてくださることになりました。

 そして「選挙のときは共産党と山口に入れていただける?」「そうだね」とうれしいお返事でした。


(シシユズ  大変おおきなゆずです。ママレードにしたり、お湯に浮かべたりするそうです。中信地区委員会で)

 次は奥さんが共産党の応援をしてくださっている方のお宅へいきました。御夫婦でおいででした。「上がって」とのお勧めで、ここでもお茶とお漬物で懇談。

 「お二人揃って入党していただきたい」とお勧めしたら。ご主人が「オレは関係ない。共産党を応援しているのは女房だ」と。

 「あら、おじさん、どこを押しているのですか、民主党?」「まあ、そうだ」

 それで民主党の話になったのです。この間の「大連立問題」「消費税」暫定税率」は反対しても結局道路は続けたい民主党、恒久法まで考えている・・・・

 「おじさん、戦争になってもいいの。国民がこんな苦労しているのに、裏切るようなことをする政党でいいの?」

 「・・・・上のやつらは、ほんとになに考えてるんだか・・・しかしなあ、野党ではなあ・・・共産党では・・・」と。

 党員にもなっていただけなかったし、赤旗も読んでいただけなかったのですが、しっかりお話しできました。

 帰り際「おじさんではまた。ぜひよろしくね」と言えば女房殿が「あんた、票くらい共産党に入れて応援するってもんだよ」と後押ししてくれました。

 もう一軒ののおじさんは赤旗を高く評価してくれました。 でも、はじめはつれなく「いらない」と言うのです。

「共産党が頑張らなくっちゃ、どうしようもないじゃないか。まともな政党はもうないな。だいたい弱いものをいじめすぎる」と怒りいっぱいですが「新聞?いらない。読まなくても良くわかっている」

 「それでも見て?暫定税率のことをこんなにわかりやすく書いてある新聞はありませんよ。それに、私たちはこの売り上げできれいな政治をしています。その面でも応援してください。頑張りますから」

 「中野さんにそこまで言われれば仕方ない」と購読を約束してくれて、そのあとの言葉に私は感激しました。

 こう言われたのです。「しかし、赤旗の編集長はどんな人なのかね。赤旗はとっつきやすくて、良くわかる。良く調べてある。すばらしい新聞だ。社会新報なんか、てんでだめだ」

 もと社民党系の職場で、役員もやって社民党で頑張ってきたとのことでしたが、赤旗の値打ちを良く知っていらした方でした。

 さてさて、というように面白い方にたくさん出会え、面白いお話をいっぱい聞いてきて、書ききれない。
 結果、私のグループは一日で赤旗4部とまりでしたが、全県的にはどうかな。

 党員は今月46名まできました。明日半日であと4人!何とかしなくっちゃと思いが募っています。
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山田洋次監督「母べい」を観る・法案取り下げ!

2008年01月30日 22時38分06秒 | 活動日誌
                   (テーブルの花 ラナンキュラス)

 18時20分から上映の「母べい」を観にいきました。

 帰ってきても、まだ胸のなかにさまざまな思いが交差して、言葉で表現するにはもう少し時間が必要です。またいつか・・・。

 皆さんもぜひ、ご鑑賞してください。決めの細かい心打つ作品です。

 ちょうど大阪にいる娘からのはがきが届きました。

 学会で横浜に行っており、府知事選投票日の時間ぎりぎりに帰ってきて滑り込みで投票したとのこと。
 ホッとして帰宅してテレビをつけたらもう当確が出て、「入れた人ではなかったので、がっかりした」と。

 母親の選挙もいつでも落ちてばかり、大阪府知事選も落ちた。地方選挙では当選の経験をしてるのだけれど・・。

 「母べい」の時代に戻るようなことは絶対させない。そのためにも、娘たちに国政で「入れた人が当選した」喜びを味あわせてあげたい。

 娘はこの4月、長野に転居してきます。衆議院選挙、もし長野でやることになれば、良く知っている山口さんの勝利で!

 それにつけてもなんというでたらめ与党でしょうか。暫定税率の「つなぎ法案」のことです。自民党からいえば破れかぶれ作戦でしょうか。許されることではありません。

 「母べい」の時代と違うところは、国民が声を堂々と上げることができるし、実際上げていることです。

 そしてたった今、井上メルマガで法案が取り下げになったとの報告! 異例のことだと。市田書記局長の野党協議での提案が、議長斡旋となって実ったとのことです。すごい!
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上伊那地区の駒ヶ根市・箕輪町で行動

2008年01月29日 23時56分43秒 | 活動日誌
 


 伊那市のホテルでいつものように5時に目覚め、「あ、今日は寝坊していいんだ」と布団に包まりました。幸せじゃ!

 9時に上伊那地区委員会に挨拶にいって、早速駒ヶ根市へ移動、午前中は駒ヶ根市で、午後は箕輪町で活動でした。
 駒ヶ根市では馬場市会議員と、箕輪町では小林県会議員といっしょでした。

 新しい党員を迎えましたが、大変感動の入党でした。

 党員のご主人が病気で倒れ、体は一定回復しましたが話す言葉の不自由さが残りました。ですから、外へ出て人様に合うのも億劫になっておられるようでした。
 
 そのご伴侶に入党をお勧めしましたら「私は・・・」と遠慮なさりました。
 
 そうしたら夫君が、不自由な言葉で「入ってほしい」と身振りを加え目で伝えます。
 「いっしょに党員として人生を送りたいですよね」というと、目を潤ませてうなずかれていました。奥さんは入党を決意してくださいました。

 奥さんと夫君と固い握手、「子どもも手が離れ、二人で寄り添う人生になって、入党された奥さんと新たな新婚生活ですね」と言った言葉を、しみじみとうなずきながら喜ばれていました。

 なんて素敵なご夫婦かと、心が満たされ豊かな気分になれました。

 「共産党が好きで好きで、入院中も人を捕まえては話したがっていたのです」という奥さん、夫君は今日の「しんぶん赤旗」を広げ、私に「これを見ろ」との身振りです。昨日の高橋千鶴子衆議院議員の質問の記事です。

 奥さんが「後期高齢者の医療制度、あまりにひどすぎる」と怒りをぶつけたことに自分も抗議されたのです。

 大先輩のと党員のご主人と入党された奥さん、今までの人生そのものも、今日のことでも、私は元気と勇気をいただきました。

 赤旗も5人の方が購読してくれることになりました。「共産党はどうして、赤旗、赤旗と勧めに来るのかね。さんざん取ったよ」といった方がいました。
 
 赤旗新聞の魅力を紙面で説明しましたら、「読む暇なんかない」といいながらも、再購読していただきました。「ぜひ、読んでいただきたい」と切にお願いしてきました。
 義理で取ったが読まないで積んでおいて、赤旗の真価がわからない方もいるかも知れません。それはとても残念!



さて、6時半からは伊那の党旗開き、三沢選挙区候補と共に御挨拶をして皆さんと楽しんできました。
 まじめな一次会のあとは、歌に踊りに、芸達者がたくさんいて、楽しいことこの上なし。すばらしかった。
 しかも、料理は青年が担当、本職肌の料理です!青年セミプロがいたにせよ、メニューと味のすばらしさよ! かなり、準備に時間がかかっていますね。チラシ寿司と巻き寿司だけで4種類です。デザートつきで大満足。

 最後は「山口のりひさ、絶対勝つぞ!」と、みんなでこぶしを上げました。

 

 

 
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飯田・下伊那にて

2008年01月28日 21時48分34秒 | 活動日誌
                 (びわの花がすっかり咲きました)

 青年S君の運転で飯田市へ。豊丘村、飯田市で活動しました。

 昨日の岡谷での演説会は1000人の参加で成功。2月16日の飯田市鼎文化会館での演説会では、元衆議院議員で下伊那出身の佐々木陸海さんがメイン弁士をつとめます。
 そのおさそいもしながらの訪問で、3人の方が入党してくださり、赤旗も3部購読が増え、よかった。
 灯油代と暫定税率のこと、後期高齢者医療制度のこと、年金、消費税と、まったく話題に事欠かないくらいのひどい政治に、皆さんはどうやって怒ったらいいか、憤慨やるかたない状況です。

 ところで、私の飯田市までの移動だけでも、大変なお金がかかります。高速料金だけでも約8000円、ガソリン代に宿泊費と大変な出費です。
 
 単純にお金だけで換算できることではないのですが、でも、この経費がどう捻出されたかを考えると、それに見合った活動をしなければ、と思いますね。
 共産党は、赤旗の売り上げ、党費、そして善意の個人カンパの浄財で活動しています。広い長野県の活動は移動だけでも費がかかる、一生懸命しなければ、と思います。

 入党してくださった方のお話でも、そう思いました。

 お一人は「共産党しかないと思っているし、党員になることはやぶさかではない。でも、赤旗を読むこと、党費を払うこと、この二つがネック。とてもできない」と言われました。生活苦です。

 毎日の赤旗本誌は2900円、日曜版は月800円、それと党費は収入の1パーセントとの一応の決まりがあります。申告制ですが。
 生活苦の場合免除制度があって、例えば党費は200円と決め、赤旗は日刊紙はあきらめ日曜版だけとしても、あわせて月1000円です。

 この1000円が出費できない家庭が増えていることが、現実です。

 ずいぶん話し合いました。そして、入党していただきました。貧乏人の見方の党に、貧乏で苦しんでいる人が入れないなんて、とってもおかしいですから。

 財界から一円のお金も受け取らず、こうした方がたの党費やカンパ、赤旗の売り上げで活動しているのが共産党です。
 
 お金の話になってしまいましたが、身が引き締まる思いでした。

 行動途中地区委員会によって、テレビで高橋千鶴子党衆議院議員の国会質問を見ました。後期高齢者の医療制度のひどさを、青森県での具体例を挙げて追求してくれました。
 桝添厚生労働大臣も福田首相も、まともに質問に答えない。福田首相は、あの歴史上に名高い、岩手県の旧沢内村の、お年寄りと子どもの医療費無料化で村人の命を救った実践を、「初めて知りました」とのお粗末な答弁、こちらがびっくりでした。

 高橋議員の国民の気持ちを代弁した怒りの質問、「そうだ!」と掛け声を上げながら、応援しました。

 県委員会のPチームから連絡あり「41人に到達したよ。50代のお母さんと20代の娘さんも家族で入った。今月の50人目標まで射程距離に入ったね!明日の伊那、よろしく」

 一人ひとりの新しい仲間が、党に元気を与え、勝利への一歩を築いてくれています。
 明日も天気になーれ! 伊那市のホテルにて。

 

 
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新しい仲間の話・国労共産党後援会新年会、医労連共産党後援会の決起集会

2008年01月27日 22時05分27秒 | 活動日誌
                     (ラナンキュラス)

 「一区女性のつどい」での対談の打ち合わせを軽くしたあと、石坂ちほさんといっしょに、1月20日の一区演説会に来てくださった女性をお尋ねして、新しい仲間になっていただきました。
 ご一緒した支部長さんも大喜び、石坂さんも私も大喜び。

 ご主人が会社の関係で社民党をやっていたので、自分も同じく社民党をおしていたが、ご主人が亡くなってからは選挙は行かなくなったそうです。

 でも、近所の共産党の皆さんが、一生懸命チラシを配ったり、集会の案内もしてくれるので、だんだん惹かれて行ったとのこと。何より、面倒見のよい支部長さんを信頼して、共産党を好きになってくださったとのことでした。

 昨年春の県会議員選挙に向けてひらかれたその地域の「市政・県政報告会」には、チラシを見て、友達を連れて参加してくださったのだそうです。昨年の県議選も参議選も市議選も、共産党を応援していただけました。

 「集会や演説会でお話を聞くのが大好きなんです」と、気持ちよく入党してくださいました。

 支部の皆さんのこつこつとした地道な活動が、こうして党への信頼を集めて広がっているのですね。地域の支部の皆さんにはげまされ、また、確信の持てたうれしい入党でした。

 昼からは集会が二つ。

 まず、国労の共産党後援会の新年会でごあいさつ。

 そのあと、医労連の共産党後援会の決起集会で、情勢報告をしました。


(医労連後援会で)

 我家は、真ん中の娘一人除く家族全員が医療労働者です。だから身内意識で「命を守る最前線の仲間の皆さん、北陸信越ブロックで議席奪還のため頑張ろう!」の気持ちいっぱいこめて、報告しました。

 最後に力いっぱい「団結、ガンバロー!!」

 明日は定例の県常任委員会なのですが、私は免除、飯田市と伊那市へ泊りで出かけます。

 演説会を控えてますから、おさそいもしながらの行動になると思います。各選挙区で大きな演説会を次々くんでいるので、小集会はこのところありません。
 
 あの人、この人、党にお迎えしたい方はいっぱいいるのですが、支部だけでは思い切って訴える勇気が出ない、という支部もまだたくさんあります。

 Pチームはその壁を突破するお手伝い班だから、その仕事も「派遣労働」の中身ですね。

 

 
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安曇野市・松本市で。「死ぬ気で入ります」?

2008年01月26日 21時57分15秒 | 活動日誌
                     (ラナンキュラスの後姿)

 午前中は安曇野市、午後は松本市で、2月3日の演説会のおさそいと選挙のお願いやら入党のあ勧めやらで、草深安曇野市会議員、池田松本市会議員、そして支部の皆さんとで行動しました。

 安曇野市でお一人、松本でお一人、二人の入党者を向かえ、演説会の参加者も増えました。

 入党してくださった70歳代の方は「弱いものを助けてください。いつも頼りにしてます。この年になっても、働かなくては首吊りだ。え!入党!とんでもない、だめですよ。なにも勉強していない、私なんか」と、「何を言い出すか」と言わんばかりの驚かれようでした。

 お話ししたら「わかりました。死ぬ気で入ります。えらいことになった」と、「これは読んでおけばいいのですね」と綱領が書いてあるあるおさそいのパンフを受け取ってくれました。
 
 「死ぬ気ではなくて、元気に生きるために入っていただくんです」とうれしい握手をしてきました。
 「死ぬ気で」と言って入党した方は、私は初めての出会いです。清水の舞台から飛び降りた心意気を感じました。


晴天の安曇野市から 北アルプス 常念岳、天井岳など。パノラマなら乗鞍から燕岳までも北アルプスを全部写せたのですが。すばらしい眺めでした。


間近に迫る常念岳

 もう一人の方は、「こんにちわ!」と言って目が合うなり、私たちに向かって「何とかしてください。今度は絶対勝ってください。あんまりな政治だ」とのあいさつでした。

 お聞きすればこの方は、数年前まで職場で頑張っていた方、退職と同時に介護の大変さのため離れていた方でした。
 「大変だからこそ、力を合わせましょう。今、みんなが苦しんでいます」とのおさそいに、「何ができるだろうか」と言いながらも、快くサインしてくださいました。

 もうお一方は「わかっています。今日は妻がいないから、あした、お返事します」。とても仲良いご夫婦なんだそうです。

 いろいろな方とお話しもでき、演説会の宣伝・参加もすすめられ「よかった!」と県委員会に電話したら、Pチームの片所君「ちょうど30人になりましたよ。今、各地区Pチームを激励しているところです」

 むむむ・・・あと最低20人か・・んんん。

 通常国会での党議員団の論戦が、大きな励ましです。
今日訪問した先の読者が言ってくださいました。「一般紙では物足りない。突っ込んで書いていません。何より、赤旗を読みます」

 赤旗」は、国会論戦と国民の思いと運動が、呼吸を合わせて登場している、唯一の新聞だと、私は思っています。

 今日の北陸信越版に載った松本市の小学校での「ゾウ列車合唱」の記事は、子どもたちからの自筆の取材依頼の手紙が、赤旗記者に届いたのです。
 当然マスコミ全部に送ったのだと思いますが、赤旗記者の瀬戸さんは、大変感動して「こんなかわいい手紙をもらって、いかないわけにはいかない」と勇んで取材に行きました。

 裏話を知っていると、いっそう興味深く読めました。

 明日は、「女性のつどい」の打ち合わせ、国労内党後援会の集会、県医労連内連内党後援会で挨拶や情勢報告をする予定が入っています。
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上田市で・綱領の話を全面的に

2008年01月25日 22時11分44秒 | 活動日誌
                 (ガラス瓶と筆を描いてみました)


 上田市で、Y支部のSさんと行動でした。

 訪問したうち2軒のお宅では、ご夫婦で迎えてくださって、上がりこんでの長話しになりました。ご夫婦ともども入党のおさそいをしましたら、多様な質問がたくさん出されました。

 「戦前の歴史は、確かに侵略的ではあったが、それは日本が列強国に勝ち抜くためには仕方のない選択でもあったのでは。馬鹿にされていたわけだから」

 「教育では、あんまりにも底辺の子に焦点を当てすぎて、優秀な子が救えないのでは。世界のなかでも学力が低くなったのでは」

 「日の丸、君が代をだめだと否定して、では精神的柱はどうするのですか」(
否定ではなく押し付けに反対してるんだけど・・)

 「中国は官僚制度で腐っているし、大変な貧富の差だ。革命はどうなってるのでしょうか」
 
「中南米はなにか変わったことをやっても、すぐつぶれるのではないでしょうか」

 「共産党に属すると、その中でしか考えられなくなるのでは?他方が見えなくなるのでは?自由を束縛されるのでは?」
 
 それで結局、結論的には綱領を全面的に語ることになってしまいました。

 綱領は歴史の事実の分析が根底にあって、それは人間のしあわせを求める社会科学、「科学的社会主義」とよばれていること。
 いわゆる「中立」で客観的立場でいるつもりでも、なぜ人が不幸せで抑圧されているのか、その原因を考える指針を持たなければ、それは「評論」にしかならない危険もあり、むしろ不自由な状態に甘んじていることになりかねない。
 自由と組織は相反するものではないにでは・・・との私の考えも述べながら。

 共産党の熱烈なファンで、「戦争は絶対反対、暮らしを守る政治を。自民党も、民主党も問題にならない。まして公明党は問題外」としっかり応援してくださっている方ですから、心地よく懇談できました。

 でも、今日は、内容が難しい懇談でしたね。

 「そのうちいつかは入ります」と、入党はしていただけなかったのですが、貴重な懇談でした。こうして垣根が取れてゆくのかと思いました。


 昼食はインドカレーの店を開拓しました。友達の知り合いの某病院の栄養士さんが「カレー」が縁でインドの方と結婚し、そのインド人のご主人のやっているお店です。

 辛さにランクがあり、私は「bery hot」、4番目に辛いのを頼みました。なかなかおいしかったです。

(このメニューは「レディス」。真ん中にサフランご飯、カレーは4種類のうち2種類選べます。ナンは皮がパリッとしていておいしく、お代わり自由。このあとチャイ、ユーグルトデザートがついて880円。)


 でも、今朝の新聞では、生活保護の5割の方が食を切り詰めて、一日2食の家庭は2割にもなっているとのニュースです。心が痛みます。

 明日は安曇野市と松本市に行きます。
 
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佐久で涙で迎えた入党者、「この日の来るのをまっていました」

2008年01月24日 21時37分18秒 | 活動日誌
 (雲で隠れている浅間山を背に  固まっている私、藤岡君はコートを事務所に忘れてひどく震えてた。)

 朝陽駅での朝の街頭宣伝はふぶきの中、宣伝を終えたら晴れ。なんという意地悪な天気!

佐久地域で、入党のお勧めと党員訪問で歩きました。地区常任の藤岡君といっしょです。彼は昨年の春の県議選で候補者として頑張りました。

 佐久地区は浅間おろしの風が冷たく、「寒い」を通り越して「痛い」一日でした。道はガチガチに凍っており、運転してくれた事務所のS君が、すってんころりの場面もありました。
 風で舞ってくる雪が、まるでダイヤモンドダストのように光っていました。

 でも、ずっと後援会で頑張ってくださっていたMさん夫妻が入党してくださって、寒さも吹き飛ぶようでした。

 Mさん夫婦と親しくしている支部のKさん、仕事で遅れるとのことなので、藤岡君と先にお邪魔してお話ししました。

 昔は、違う政党の人をしょってやっていたくらいの方、「市会議員一人分くらいの票は集める」と言われるように、大変な人脈を持っておられます。人脈を作る日常の「人情あるおつきあい」を心からなさっている方でした。
 この話がまた感動で、いくら聞いても聞き飽きることなく、耳を傾けました。

 Mさん夫婦は、偶然支部のKさんに赤旗を勧められ購読、共産党の演説を聴く機会もあって、Kさんとの深いお付き合いの中で「だんだん、共産党に引き込まれていった」そうです。

 いまは、私たちが恥ずかしくなるくらいのもすごい活動をしてくださっています。「先日、あんた赤旗読みなって近所の人に勧めたさ」と妻殿。
 「おじいちゃんは外でやってくることも多いけど、足場を固めているのは私だよ」と朗らかで屈託ない笑顔で言います。

 「でも、後援会員のままのほうが影響力があるのでは・・。党に入ってしまうと、票もまとめられるか、それが不安だ」と躊躇されていました。

 「支部会議に出ること、党費を納めること、この二つが増えます。日本を、この地域をどう変えてゆこうかと、話し合う本拠地にいてもらえば、もっと後援会が大きくなります。Kさんがどんなに喜ぶことでしょうか」

 それでも、戦争の経験や近所付き合いの話、お孫さんの話などしながら、大分躊躇しておられました。膝に「入党申込書」をのせて、何度も「おさそい」文書を眺めながら。
 
 最後は顔を上げて、「Kさんを驚かしてやろうか」と決意してくださいました。

 そして「遅くなって」と入ってきたKさんに「書いたよ」とMさん。Kさんは、「うれしい!」とぴょんぴょんと小躍りし、M夫婦に抱きつきました。


 「今までだって、裸の付き合いをしてきた。でも、もう、本当に何も垣根がなくなった。こんなにうれしいことはない。この日の来るのを待っていました」と涙を流されました。私たちも、目頭が熱くなりました。

 少し前、長野市の野々村市会議員と一緒に行って入党していただいた方が、こう言っていたそうです。
 「生活保護を受けたいけど、嫌がらせばかりであきらめてきました。でも、私は共産党員になったのだから、もうあきらめません。強くなります」
 
 これを聞いたとき、私は「希望を語り合える仲間がいるって、なんておおきな生きる勇気を与えてくれるんだろう」と、胸がいっぱいになりましたが、今日も、同じように、胸がいっぱいでした。

 このあとも、「さびー、さびー」と肩をすくめながら訪問を続けました。昨日の「エホバ」さんに負けるわけにはいかないわね。

 明日は上田方面です。今月もあと一週間、入党者の目標までちょっと大変。みんなでやれば何とかなるんだから、頑張ろう!

 
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K保育園に発達相談・「エホバの証人」の気迫

2008年01月23日 19時51分51秒 | 活動日誌
 (ラナンキュラス   昨日茅野のKさんにプレゼントしていただきました。花はバラのようで香りも高く、でも茎はポピーに似ている花)


 しんしんと雪が降る休日。午前中は家事。

 午後は、秋に発達相談にのった子どもたちのその後の経過を見ての相談で、K保育園に出かけました。
 
 先生方の努力で、数ヶ月前とは段違いの子の様子に、すっかりうれしくなりました。先生と今後の相談をしました。

 お父さん、お母さんが忙しく、お迎えがおじいちゃんやおばあちゃんの方もいて、なかなか親御さんとコンタクトを取るにも大変だとのこと。せめてどちらかが迎えて上げられる労働条件だといいのですが、厳しくなる一方です。

 人間らしく働けるようにしてゆきたいものです。そのうえ賃金は見合った額をもらえないところが多いのですから。

 前年度の勤労世帯の実収入は、前年度同月と比べて実質2・7パーセント減少とのデータがあります。
 福田首相は、施政方針演説では、貧困に触れないばかりか、消費税増税に意欲を燃やした演説をしました。
 
 福田首相とその仲間たちは、私に言わせれば、庶民の暮らしをわかることができない、共感能力の発達が未成熟で、ある種、異常な発達を遂げた人だと言わざるを得ません。
 
 親御さんたちのご苦労に、心を痛めながらの相談でした。
 
 そのあと、各クラスを回って「こんにちわ!」

 おやつのあとはままごと遊び、長いスカートをはいたり、エプロンしたりで、お母さんになりきってます。「ささ、おちゃどうぞ!」だって。



 さて、自宅に「エホバの証人」の親子が訪ねてきました。
「あ、よくポスターで見る中野さんでしたか。お互い世の中をよくしたい思いはいっしょですね」と言うので、「でも、私たちは政治に関わらないあなた方とは、根本的に考えが違います」と答えました。

 しかし、しんしんと降る雪をものともせずに、知らないお宅でもどんどんと訪問活動をしている彼女らの姿には、すごさを感じました。信じるもののためには、恐れを知らないといった気迫・・・。

 私たちは、綱領を学習して自分の「脳髄」で動くのだけど、こんな日はサボりたくなってしまうではありませんか。あの気迫は学ばなくては、と思いました。

 

 
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諏訪市・茅野市で仲間が3人・井上演説会のお誘い・「病院はなんで追い出すの」

2008年01月22日 23時03分24秒 | 活動日誌
 (びわ   訪問先で一枝いただきました。花がもっと開花したらまたスケッチしようと、ビンにさしてあります)

 
 長野駅頭での街頭宣伝を終えて、8時11分の特急で上諏訪に向かいました。

 守屋市会議員の出迎えで、支部長さん宅で支部の皆さんと合流。

 長野一区の演説会に続いての第2弾は、ここ選挙区4区、27日に井上さとし参議院議員を迎えて岡谷市で開かれます。

 そのお誘いと、入党のお誘いで訪問活動をしました。

 午後も茅野市で、伊藤真知子市会議員、支部のみなさんといっしょに、同じように行動しました。

 諏訪、茅野、岡谷の寒さは、ちょっと一味違いますから、この時期の演説会のお誘いは本当に大変、寒さを押してきてくださる方には、手を合わせたくなるほどです。でも、きていただければ必ず、心は温かくなること請け合い!

 井上さとし参議院議員は、事務所費問題でも、防衛庁の癒着問題でも、総理をはじめ政府与党をたじたじさせる大活躍の人、ぜひ皆さんに聞いていただきたいものです。

 結果、参加者の確認も何人かでき、3人の新入党者をお迎えし、「赤旗」も増えました。


(茅野市から八ヶ岳  走る車窓から)

 入党してくださったお一人は、参議院選挙での街角演説会にも出てきてくださったそうです。「中野さんではないですか。私は知っていますよ」と喜んでいただけました。

 「前は自民党をやっていた。今は、どの党ということではなくみている。共産党は、良くやっている。貧乏人の見方だ。しっかりしている。しかし、社民党とは、どこが決定的に違うのですか」と聞かれました。

 決定的な違いをリアルに話しました。参議院選挙で社民党の候補とした論戦の内容も伝えながら。

 村山内閣のときに「護憲」の旗は降ろした党であること、労働者の見方であったのに、労働法の規制緩和にも賛成したことや、民主党との選挙協力さえ行なっている党で、あまりに節操がないのではと。
 長野県議会では、知事選のとき、改憲派の村井知事を押したのが社民党です。

 「そうなんですか。昔は共産党といっしょにやったのにね」と驚かれていました。

 またほかのお宅では「病院は患者を追い出すんですか。みんな、泣いてますよ」との抗議。
 その方は、国の政策、厚生労働省の責任だと言いながらも、「困っているのに追い出すことはないではないか、おいてやればいいじゃないか」と、ジレンマの怒りをぶつけられました。

 私も医療人だったし、病院のジレンマも良くわかります。そうしたいのは山々だけど、おいてあげられない国の縛りが病院にはあるのです。
 夫の労働を見ていると、こんなに働いても、病院経営の先が見えないなんて、医療政策がおかしい。
 
 医療改革の展望はありますが、今、目の前のこの人をどうするのか、この対応で苦しんでいるのが現場です。

 私は、その現場の苦しみが良くわかる。

 「それいけ、のりちゃん、国会へ!」議席を増やしてほしい!!!
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