「昭和の森の桜を守る会」が、市の公園緑地課と懇談しました。
課長はじめ、4人の担当者に対応していただき、とても良い懇談となりました。
市としては剪定や伐採、虫駆除などは責任をもってするが、肥料を施す作業などやっていただければありがたい。
お互い、協力し合っていきましょうとなりました。
とりあえず今年は肥料代くらいは出せるかな、との提案もありました。
また、桜の根元の環境が悪いことも共感でき、これも検討課題となりました。
肥料をやるにしても、公園の桜の全体像をつまむ必要があるし、どの個所から実施してゆくのか、誰がどうやって仕事をするのか、など、いくつかの検討課題も出たので、緑地課、私たちと双方で検討して、夏ごろに再び懇談することになりました。
また少し先が見えてきました。
懇談にさきだって、緑地課の担当者が昭和の森の桜を見てきてくださったということ。
大変うれしいことでした。桜を守りたい気持ちは一緒なのですね。
公園管理は指定管理者がおこなっているので、そことの調整は市がおこなってくれるとのこと。
「守る会」として早速、6月11日に現地調査をすることにしました。
桜の木を数え、根元などの環境状態も1本1本調べてきます。
庭の草花や樹木は、いただいたものが多い。
いや、ほとんどがそうです。
今咲いているヒメオウギアヤメもそうです。
樹木で言えば桜も梨も、ウコギもグミも、つぼみが膨らんできたバイカウツギも、夏をかざるノウゼンカツラも、いろいろな種類のアジサイもライラックもレンゲツツジもグミも・・・すべて頂き物。
草花で言えば、エビネ、ホトトギス、オダマキ、イカリソウ、アマドコロ、テッセン・・・・・きりがないですね。
エビネは、当時白馬村の村会議員だったKさんのお連れ合いの庭から頂きました。
野山の大好きな方で、白馬に住むとなったら家がまだ完成していない時から移住して来たと言います。
「候補者は精をつけたがんばれ」と、ウナギを奮発してごちそうしてくださった。そう、候補者時代の時です。
イカリソウの白は、訪問先のSさんから。
いつのも共産党を応援してくださっている方、「白は珍しい」と言ったら、抜いてくださいました。
ノウゼンカツラは、上田のA保育園の元園長先生のD先生のお宅から。
D先生時代から園長先生は何人か変わりましたが、まだ、私は保育園の仕事をさせていただいています。
ノウゼンカツラは毎年、たくさん花をつけます。
A保育園の歴史を思います。
ウコギは、夫の患者さんが「先生、好きなんだってね」と、わざわざ苗をもってきて自ら植えてくださったものです。
春の若芽の収穫、そしていただくたびに、思い出します。
アジサイは、一本一本、思い出があります。
知事選挙に出たときにいただいたピンクの八重。
故冨森弁護士のしのぶ会で会場を飾ったアジサイは「コンペイトウ」
ガクブチアジサイは、お隣に住んでいた故Hおばあちゃんに「きれいなガクブチアジサイですね」と誉めたら引っこ抜いてくださった。
学童がなくなって一時かぎっ子だった末娘が、時々お世話になった方です。
頂くたびにあいているところに植えてゆくのですから、雑然として決して美しい庭とは言えません。
でもどの木も草花も、プレゼントしてくださった方とその方を取り巻く方々のドラマがよみがえる、大切なメモリーが存在している宝なのです。
庭の草花を見ていると心落ち着くのは、思い出との対話があるからなのでしょうね。
それは明日へのエネルギーでもあります。