魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

生々流転

2023年03月14日 | 星の流れに

アメリカの大手銀行が相次いで破綻した。同時に、サウジとイランが「中国の仲介」により関係を正常化した。
これは双子座に半年も居座っている火星の影響だ。この半年、アメリカはカッカして焦りまくって来た。
銀行の破綻は、インフレ抑制に焦って急激な利上げを続けた結果であり、元気な銀行を、事故で死なせてしまった。
また、サウジとイランの関係正常化は、土星が魚座に来たことの影響であり、中国の漁夫の利とアメリカの信用の低下を招いた。

魚座は、カニ座中国にとっての理想や遙かな目標を意味する第九室であり、同時に、双子座アメリカにとっては職業や社会的名誉・評判を表す第十室に当たる。
そして土星は硬直、萎縮、過去、野心、時間などを表す。
土星が第九室に来た中国は、古代よりの理想に目覚め、あきらめと安らぎを得る。
一方、第十室の土星は、個人なら失業や職業上の重責を負うことになるが、国や組織なら、頼られる反面、信用を落とし避けられる。つまり、頼りにならないと思われる。

ただアメリカは、木星がまだ牡羊座にいるし、冥王星は水瓶座で、まもなく海王星も牡羊座に移るから、災いを福とすることもあるだろうし、中国もこれまでの海王星・魚座時代が終われば、夢に浮かれていることも出来なくなる。
星の動きは途切れることなく、生々流転、万事塞翁が馬と言うところだ