魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

脱俗の道

2023年03月12日 | 占いばなし

「胎児」の魚座が、「新生児」の牡羊座に変わる現象は、その真裏、180度の「学生」の乙女座が「裁判官」の天秤座に変わる現象に通ずる。
混沌の魚座の真逆は、分析学究の乙女座で、正義の牡羊座の真逆は、判決の天秤座だ。
こうした表裏現象は、一つの現象の裏に隠れているもう一つの側面でもある。

魚座時代の近年の混乱で叫ばれるのは、ファクトとエビデンスであり、これは真反対の乙女座の分析学究の世界だ。つまり、ある現象に対して真反対の基準で対応することが注目される。しかし、これが表裏現象であると知っていれば、もっと重要な着目点を探すことができるようになる。「混沌には分析」という次元だけが問題解決ではないということだ。
占いは森羅万象を俯瞰して考える。将棋盤上の勝敗だけが世界ではないことが大前提だから、時代の空気を醒めた目でとらえ、解決策や生き方を探る。
したがって、その視点と話法は、その時代の常識から乖離している。
滝に打たれて修行するのも、山に籠って霞を食べるのも方法だが、占いの観点を究めるのも脱俗の方法かもしれない。


魚座混乱

2023年03月12日 | 星の流れに

LGBT問題がこれほど世界の大問題になっているのは、海王星・魚座時代の現象で、木星の魚座通過がさらに盛り上げた。木星は元々、魚座の支配星だから、海王星とのWパワーが幕末以来の魚座時代を爆発させた。
世界中で「分断」という言葉が流行っているのも、魚座現象だ。
やたら「分断」と言いたがるが、世界は常に多様な情況が混在しており、何に目を向けるかによって景色は異なる。「分断」そのものは、今に始まったことではない。

魚座は、光と陰、実像と虚像など、「有って無い無くて有る」もので、精神も表わす。「気のせい」が「錯乱」を招く「混沌」の世界だ。
同性愛や逆差別、マスクや強制ワクチン(仮面&薬物=魚座)などの現象が世界を覆い、その反作用で、混沌を正そうとする「境界線」が意識される。
香港やウクライナは「混在と境界」の問題であり、幕末の「開国と攘夷」や、米国での「奴隷解放と南北対立」に重なる現象だ。
これを「分断」と言うなら、その原因は「混沌」であり、人心の「錯乱」こそが本質だ。

そして、その錯乱は情報過多から生まれる。人は概念に無かったことを知ると、思考停止し「一辺倒」や「レッテル貼り」が始まる。短絡理解で叫ぶ「分断」もレッテルだ。
新しい情報が混乱を引き起こす例は、幕末では黒船による国際化。南北戦争は活字情報による気づき。現在の、香港やウクライナはネットによる世界認識。また、LGBTやコロナも身体概念の認識崩壊がある。
どんな時代でも、情報が飽和状態になると、新しい哲学や宗教が生まれる。混乱する大衆に対し、「それは、こういうことだ」と整理してみせると、「正否にかかわらず」大衆は納得し、混乱が収まり、一つの時代が生まれる。

魚座は「胎児」を表すが、次の牡羊座は「新生児」を表し、母子混在から一つのまとまった姿として現れる。牡羊座の象徴「正義」は、一つの形として生まれた価値観でもある。
目に見えるセンセーショナルな時代は天王星の影響だが、人心のムードは海王星の影響が支配する。何が正しいかわからない不安な混沌の時代の次は、妙に爽やかで迷いのない空気に覆われるが、実は、これこそ分断が形となったもので、明治初期の廃仏毀釈や国家的高揚感であり、列強も帝国主義に拍車がかかった。
しかし、前回の混乱が、東西の相互誤解が原因だったのに対し、今回は新旧世代の世界理解のギャップだから、混乱の後には、過剰なまでの産業革命パラダイムの排斥が進むだろう。