魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

メット臭

2023年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム

自転車ヘルメットが半強制(努力義務)になる。冬は暖かいし、夏は日よけになるから、被るつもりだが、大きなお世話だと思う。
自転車好きだから、これまで落車した経験は数知れないが、子供の頃、自転車の練習をしていた時におでこを打って以来、頭部は打ったことがない。比較的近年にも、落車してアゴや頬を打ったが、頭ではなかった。

しかし実際、頭を打つ人が多いから、ヘルメットは要るのだろう。だが、それでも大きなお世話だ。
国がヘルメットやシートベルトを義務化するのは、死傷者や病人が出れば医療費もかさみ労働力も減り、少子化問題に劣らない国家的損失だからだ。決して個人を思いやってのことではないが、共同体の一員として、それは理解できる。
国家財政の心配はやぶさかではないが、逆に、個人の自由を守るのも国家の使命だろう。
そうでなくても同調圧力の強い日本では、マスクのように、していない人間を白い目で見始める。努力義務も日本では直ちに強制だ。努力とごまかして、同調圧力を発動し、大方が被れば当たり前のように義務化する。マイナンバー、ETC・・・と、毎度毎度の卑怯者の施策だ。

法律でいきなり強制する前に、NOヘルメットの危険を周知した上で、ボトムアップの法制定だろう。どこかの政党がいきなり主導するこうした強制は、背後に業界の臭いがプンプンする。


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