欧米を巻き込んだ、米民主党の老大統領の頑なな筋道論に、行き場を失い、暴発した。
ロシアではない。81年前の日本だ。
今、世界はロシアの出方に驚いている。「まさか」こんなことまでするとは思わなかった。
日本は、他人事のように制裁することになったが、世界は、目の前の惨状の向こうに見える犯罪者の心理も理解すべきだろう。それが無かったからキレたのではないか。相手に折れよと言うのではない。互いの立場を理解した話し合いをすべきなのだ。
真珠湾攻撃はアメリカの策略にはめられたとする論は、今も説得力を持っている。
今回も、バイデンの謀略論が既に出ている。
しかし、むしろ政治の無策の果てに起こった必然だろう。本当にやるとは思わない現実感の欠如が、鈍感で強引な外交を続けた。
結局、誰も、ことが起こらなければ目が覚めない。
ロシアが怖れ続けたNATOの東進に対して、ロシアが我慢し続けていることを誰も配慮しなかった。これは昔のヤクザ映画の、死と懲罰を覚悟した「健さんの殴り込み」だ。
この状況では、もはやロシアに譲歩することはできない。健さんも、お上の縛に就くしかない。
結局、「五黄の寅」の呪縛からは逃れられなかった。「五黄」は災害、戦争の年と言われる。昭和16年も五黄だった。さらに、五黄の寅は最たるものとされるが、同じ寅でも壬寅はおだやかなので、春の嵐のようになるだろう。なって欲しい。
いずれにしても、これを機に世界は変わる。
今世紀も既に20年が過ぎた。ソ連崩壊から30年。土星は同じ水瓶座にいる。
時代の中身は既に入れ替わっていたが、ついに本格的に新しい時代が姿を現す。
ただし、今日ではない。
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