魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

射手の火

2016年03月16日 | 星の流れに

中国が手名付けているつもりのアルゼンチンが、違法操業の中国漁船を撃沈した。
尖閣沖と同様に、取り締まりの沿岸警備艇に体当たりをし、射撃を受けて沈没。
大方は仲間の中国漁船に乗り移ったらしい。

スペインや、スペイン語圏のアルゼンチンは射手座。火星が射手座にいる今、南米は頭に来やすい。隣のブラジル(魚座?)でも大々的な反政府デモが起こっている。
中国は、例のごとく、様子が分かるまで即応しないが、月がカニ座に入っているから、どう出るかが見物だ。

尖閣沖と全く同じ行動なのだから、日本はアルゼンチンと連携して、「中国漁船問題」を取り上げた方が良い。
尖閣沖の漁船事件を中国軍の意図と見るのは穿ち過ぎだが、中国軍がこれを「奇貨居くべし 」のヒントにして、活用を始めたことは明かだ。

すると、漁民も「体当たり」を英雄的行為と理解し、不法漁業に、偉大な中国政府のお墨付きがとれたと信じるようになった。明らかな軍事行為のベトナム沖のみならず、世界中に出向いている中国不法漁民も、中国軍の先兵のつもりになっている。

中国漁民の「行状」を、南シナ海、東シナ海に見られる中国全体の「意志」として、ベトナムなどとも連携し、国際社会の場で印象づける、逆の「奇貨」とすべきだ。
アルゼンチン、グッドジョブ!  日本には出来ない ♪タンゴ ♪タンゴ
中国がアルゼンチンを丸める前に、素早く手を回さなければならないが、アメリカは選挙中でもあり、日本の外交力のことを考えると、またも、「奇貨」を取りこぼしそうだ。

天安門後に肩入れしても中国の今の有様、ソ連崩壊後にも北方四島を残し、デズニーランドに来た金正男の後も拉致は未解決、糸をつないできたミャンマーもどうなるか分からない。韓国に至ってはグダグダだ。

美しき愚か者なのか  ああ、日本の外交