魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

比良八荒

2016年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は満月だ。初めて行った土地でも、満月が煌々と昇ってくれば、即座に東西南北が分かる。GPSも磁石も要らない。古代の人も同じように観ていたと思うと、それだけで、何か胸が熱くなるような・・・

あちこちで、桜の開花が宣言されているが、これから、また寒くなるそうで、満開まで、時間が掛かりそうだ。一世紀も生きていないのに、満開の桜に雪が降る光景を何度か観た。春の天気は秋の空より変わりやすい。

関西では、東大寺のお水取りが済むまで春は来ないと言われているが、もっと決定的なのは、3月26日の天台宗の比良八講で、それまでは気が抜けない。
びわ湖に吹き下ろす、強烈な比良颪が吹くのが、その頃で、「比良八講荒れじまい」と言われ、略して比良八荒と言ったりもする。

今日は春分の満月だから、当然、月は天秤座で、土星や火星とも調和で、一瞬は和らぐかも知れないが、何しろ、木星や海王星の基本配置が悪い。まだまだ、世界は大荒れだ。