m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

カフェ嵯峨野湯

2018-10-14 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど

先日、嵐山で開催されてた台湾祭へ友人Kさんと行ってきた。

台湾料理教室のリュウ先生も出店されるとのことで楽しみにやって来たのだけど、

なんと主催者の都合で急きょ出店できなくなったとのこと。残念・・

会場ではタロ芋スィーツの芋圓のワークショップに参加したり、台湾フードを食べたりしつつ、

その後、嵐山のにぎやかな通りまでぶらぶら歩いてお茶しに行くことに。

 

 

観光客でごった返す通りを歩きつつ・・一度行ってみたかったカフェ嵯峨野湯を思い出してやって来た。

カフェ嵯峨野湯は大正12年に建てられた銭湯をリノベーションしたカフェ。

 

 

店内は真っ白にリノベーションされている。

脱衣所だったスペースにはキッチン、ショップ、待合席が。

 

 

そしてモザイクタイル画!

飲食スペースとの境にはこんなモザイクタイル壁画が左右対称に入れられてた。

切り立った崖の上の灯台?、松林と帆掛け船、岩場に打ち寄せる波がリアル・・

 

 

 

 

 

モザイク画の下に使われてたタイル。

 

 

本来は浴室に入る手前だったスペースもタイル尽くしに。

ガラスブロックがはまった、アールのコーナーが素敵なタイル壁。

玉石タイルが敷き詰められたステップ。

 

 

 

 

そしてモザイクタイルびっしりの手洗いも。

こんなにタイル尽くしだったとは知らず興奮・・

 

 

手洗いに貼られたモザイクタイル。

 

 

手洗い場にはこんな可愛いタイルも一列入れられてた。

 

 

こちらは銭湯時代の番台がそのままレジになってる。

 

 

 飲食スペースにも銭湯時代の名残がそのまま残されてる。

 

 

ガラスブロックが入れられてた内側にはこんなモザイクタイル貼りの浴槽があって、

 

 

ライオンの吐水口も。

 

 

その浴槽の外側に貼られたタイル。

喫茶に入るまで少し待ち時間があったのだけど、あちこちうろうろしてタイルが見れて

有意義な時間?を過ごせた。

 

 

元銭湯とは思えないおしゃれなリノベぶり。

左手前はトイレ。

 

  

ようやく順番が回ってきた。

私たちが案内されたのは元浴室だった喫茶スペースの更に奥。

銭湯は煉瓦造りだったのか、むき出しになった煉瓦が見える。

 

 

テラス席の真ん中にあったタイルで組まれた部分は元足湯だったスペースだとか。

 

 

靴箱など懐かしい銭湯時代のものもインテリアに取り込まれてた。

 

 

注文したおからと豆乳が入っているというパンケーキはしっかりボリュームがあった。

 

  

アイスティーも美味しい。

氷がまたすごかった。

 

 

これはワークショップで作った台湾スィーツの芋圓。

蒸したタロ芋と紫芋にわらび餅粉を入れてまるめて作った。

台湾のお店ではこねて棒状にしたものを切って作るらしい。

 

 

家に帰ってきて茹でて食べたらもっちりとした食感で美味しかった。

またサツマイモとわらび餅粉を買ってきて、作ってみよう~

 

 

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企画展・和製マジョリカタイル―憧れの連鎖 がINAXライブミュージアムで始まります!

2018-10-11 | 美術館・ギャラリー他

私たちの待ち望んでいた展覧会がINAXライブミュージアムでいよいよ始まります。

 

 

【企画展】 和製マジョリカタイル―憧れの連鎖 Japan-made Majolica Tiles―Trail of Inspiration

【会 期】2018年11月3日(土)~2019年4月9日(火)
【会 場】INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室
【休館日】水曜日(祝日の場合は開館)、2018年12月26日(水)~2019年1月4日(金)
【観覧料】共通入館料にて観覧可 (一般:600円、高・大学生:400円、小・中学生:200円)
【主 催】INAXライブミュージアム企画委員会
【協 力】株式会社Danto Tile、台湾花磚博物館、コンフォルト(建築資料研究社)
【展示デザイン】GENETO

※以上リクシルのHPより引用


オープニングイベントとして、台湾花磚博物館の徐嘉彬館長が11月2日17:00~講演に来てくださります。

詳しくはリクシルのHPへ

 

今年の1月にぷにょさんと台湾の嘉義の台湾花磚博物館へ訪れた時に、

そのあまりにも豊富で美しいマジョリカタイルのコレクションと博物館館長の徐さんの活動に感動。

日本生まれのそれらのマジョリカタイルを、台湾で老朽化し、取り壊されていく古民家から救い出し

一つ一つ大切に修復、保存されているその活動に、日本人としても、タイル好きとしても心を動かされた私たちは

ぜひ多くの人に知ってもらいたいという思いから、展覧会を開いて頂く機会を探していた所、

リクシルさんが取り上げてくださることになりました。

今回の台湾タイル博物館の展示はパネル展示になるようですが、一人でも多くの人にぜひ現地の博物館でも生のタイルの美しさ、

迫力を体感して頂きたいなあと願っています。

 

 

 

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岐阜・タイル巡り【旧伊深村役場庁舎他】

2018-10-09 | 建築巡り・街歩き【その他】

飛騨金山から岐阜への帰り道、立ち寄ったのは旧伊深村役場庁舎。

昭和11年に建てられたこちらの建物はリノベーションされ、今年5月からカフェに生まれ変わり、再活用されているという。

 

 

残念ながら私たちが訪れた時はイベントのためだったか?カフェは営業してなかったが、

玄関から見せて頂くことができた。

 

 

店内は造り付けの家具があったり、モダンな雰囲気に。

 

 

岐阜へ着いてレンタカーを返した後、お茶しにやってきた、喫茶むらやま。

が、なんと閉まってた;

 

 

庇や2階の円柱にモザイクタイルが使われてた。

 

 

すぐそばの怪しげな旅館、想い出。

 

 

エントランスの円柱にはマーブルモザイクタイルがびっしりと。

 

 

 

 

 

 

この飴釉のタイルもいい色。

 

 

 

 

「想い出」

 

 

結局駅ビルで最後にお茶して解散することに。

駅ビルの中はモザイクタイルでデザインされた床が素敵だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2階へ上がると、また違ったパターンのモザイクタイルでデザインされてた。

 

 

 

 

 

 

さすがタイル県!岐阜。

粘土工業所のタイルにはじまり、駅ビルのタイルで〆。

今回も2日間どっぷりと濃いいタイル旅ができた。

ご一緒してくださったみなさんありがとうございました。

 

これでしばらくは子供の受験が済むまでちょっと遠出は自粛かなあ;

 

 

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岐阜・タイル巡り【飛騨金山のタイル歩き】

2018-10-07 | 建築巡り・街歩き【その他】

飛騨金山の町歩きの続き。

福寿美旅館の向かいには明治8年に建てられた木造三階建ての建物、清水楼が建つ。

以前は老舗のうなぎ屋さんだったが、現在は住居として使われているそう。

こちらは残念ながら非公開。

 

 

金山の町には生活に密着した共同通路である小路がいたるところに残されていて、

それらは「筋骨」と言われて親しまれているそう。

「筋骨めぐり」マップなるものもあって、筋骨めぐりのガイドさんもおられるようだ。

 

 

清水楼の隣の筋骨を行くと、地元の人たちが使用している湧き水の出る泉がある。

仕切りで分けられていて、一番右側が飲み水として、次の仕切りは野菜洗い用、食器洗い、

と分けられてる。

 

  

タイル尽くしの元商店?

 

 

2階のフェンス下にも

 

 

玄関周りにも、縦長のモザイクタイルが貼り巡らされていた。

 

 

元料亭らしき建物。

 

 

驚くほど細い筋骨もある。

 

 

川沿いの筋骨を歩いていると、こんなタイル貼りの床の廃屋があった。

 

 

モザイクタイル貼りの小さなかまどが可愛い。

 

  

台所だった場所なんだろうか?床の玉石タイルがほんとに色とりどり。

 

 

 

 

 

 

 

筋骨を上から見たところ。

 

 

モザイクタイルもちらほら見かける。

 

 

 

 

 

 

ミントグリーンのモザイクがかわいい建物。

リノベーションしたらおしゃれなお店になりそうだけど・・

 

 

 

 

ショーウィンドウ下のタイル

 

 

 

先ほどのタイルと同じで黒一色のパターン。

 

 

 

細かい型押し模様の入ったグラデーションなモザイクタイル。

 

 

一旦、道の駅まで車で移動して昼食を食べた後、引き続き散策開始。

飛騨金山駅。

 

 

かわいかった美容室の扉周り。

モザイクタイルのポーチに緑のドア、レトロでポップな木の絵が可愛い。

 

 

ポーチのモザイクはピンクと水色の市松模様に黒の縁取り。

 

 

腰壁にはこんな模様の入った飴色のタイルが貼られてた。

 

 

こちらは医院跡の建物のよう。

 

 

クリーム色のタイル貼りの外観。

木製のサッシのガラス窓が残る。

 

 

 

  

玄関のたたきに、モザイクタイルが貼られてるようだった。

 

 

隣に新しく建てられた医院の壁面のタイルも味わいのあるもの。

 

 

こちらは玄関周りに貼られてたもの。

 

 

旧公民館か何か?存在感のある建物が。

 

 

 

 

馬瀬川にかかる境橋。

 

 

川の水も澄んでいてきれい。

 

 

長~いモザイクタイル塀。

 

 

かすかなのラインの入ったモザイクタイル。

 

 

丸モザイクも。

 

 

 

レモンイエローがさわやかなチップタイルの貼られた柱。

 

 

 

 

 

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大阪倶楽部で生きた建築ナイト2018に参加したけど・・

2018-10-05 | 建築巡り・街歩き【大阪】

昨夜は、大阪倶楽部でイケフェスとの連携プログラム、生きた建築ナイト2018の講演会があって行ってきた。

しかし、先週子供に移された風邪が咳喘息へ移行していて、いつ発作が起きるかひやひやもので、

会場の一番後ろの端の方の席に陣取って聴いてたけど、やはり最初の辺りで咳が止まりそうになくなり、退場;

その後、外の席で聴いてたけど、またしても発作が・・で結局すごすごと帰ってきた;

 

 

玄関ホールの魔除けの邪鬼の噴水。

 

 

 

 

講演会の会場は4階のホールにて。

梁とハンチの漆喰装飾が華麗な天井。

 

 

八角形の照明

 

 

階段踊り場のステンドグラス。

 

 

 

 

美しい階段手摺

 

 

 

 

燭台型照明の

 

 

足元にも華麗な装飾が。

 

以前一般公開へ訪れた時のレポ→

 

 

あまりこの辺りを夜に通ることがないので、夜景の美しさに驚いた。

 

しかし、新しい薬もいまいちで咳が酷くて、先々週からせっかく本格的に?筋トレを始めようとしてたのに

これじゃいつまでたっても運動もできない~~

 

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岐阜・タイル巡り【飛騨金山の銭湯跡】

2018-10-04 | 建築巡り・街歩き【その他】

飛騨金山のメンバーがチェックしていたもう一つのスポットは、この銭湯跡。

昭和63年まで営業していたという銭湯は、現在男湯の方だけ開放されていて、中まで見ることができる。

 

 

引き戸を開けると、年季の入った木製のロッカーがずらりと並ぶ。

この辺りでは2軒あった銭湯のうちの一つだそうだけど、こじんまりとしている。

 

 

ロッカーは番台に置かれてた鍵?でこんな風に引っかけて扉を開けるのだとか。

よそのグループを案内してたガイドさんが教えてくれた。

どのロッカーも共通の鍵なんだなあ。

 

 

鏡の前にはちょっとしたカウンター

 

  

そしてこちらの銭湯の見どころはもちろんタイル。

浴室の手前に付く手洗いはタイル尽くしの手洗いに。

 

 

水墨画のような松竹梅の絵付けのされた渋いタイルを雷紋のボーダーマジョリカタイルが囲み、

シンク中央には染付の本業タイルがはめられていた。

 

  

手洗いの対面には鏡の下に同じようなパターンでタイルが貼られてる。

 

 

こちらは真ん中に富士山、両脇にはなでしこ?の花のような

 

 

よく見ると、水辺に帆掛け船みたいなのが可愛く描かれてた。

 

 

そして浴室の入口前はタイル貼りに。

 

  

赤ちゃんの標準の身長と体重の表

 

 

浴室へ入ると、白と黒のタイルが市松状にびっしりと。

 

 

浴槽には、底には本業タイルがびっしりと敷かれてた。

 

 

 

 

 

入口そばにあった水槽は、隣の女湯とつながっているそうで、

この壁の下から声を掛け合って、物の貸し借りなど(家族で?)

行われていたてのだとか。

 

 

こちらの水槽もモザイクタイル貼り。 

 

 

 

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オリジナルマジョリカタイルでチェストを作るその二

2018-10-02 | 陶芸&タイル作り

前々からタイルチェストを作るために、焼き上がり待ちだったタイルがようやく焼き上がってきた。

一応、石膏彫って型取りして作ったベースに、釉薬を塗り分けて作ったオリジナルのマジョリカタイル。

ダークブラウンに塗ったチェストに使おうと思ってたので、デザインも色合いもちょっと渋目に、

飴釉と黄瀬戸をたっぷり目に掛け、ポイントに均窯を使った。

 

 

地模様にとハンコを数カ所押してたのだけど、釉薬をたっぷりかけ過ぎたせいで、ほぼ模様は埋もれてしまった;

くどさはやや軽減されてよかったかも。

 

 

チェストは前の続きで、それぞれの扉にタイルを囲むためのモールディングを4本×6を製作して扉へ貼り付け。

ハンドルは100均のアンティーク風のものを使用、蝶番は木材も重めでタイルも付くので、ちょっとしっかり目のものをチョイス。

そしてタイルを貼り付ける箇所以外は塗装した。

 

 

タイルを家具に貼り付けた後はマスキングテープで養生して目地入れ。

 

 

 

 

 

そしてようやく完成!

リビングで細々したものを入れるために使おうかと・・

その前に陶芸教室の作品展にこれを出品するかも

持ち込みが大変だけど、、

 

 

またまたこれも前から焼き待ちだった、娘作のコーギーの置物。

 

 

伏せの姿勢で、足裏の肉球がポイントだそう。

毛並みがちょっとマットな釉薬だったため、隠れてしまったみたい。

 

そして今日はセルフリフォームコムから「第34回セルフリフォームコムコンテスト」

で5位入賞のメールが届いた。作品は「タイルのマントルピースを作る」→

久しぶりに投稿した作品なのでうれしい。3000円ゲット!

 

ちなみに以前の入賞した作品

「洗面所リフォーム・チェスト製作」→

モルタル造形で多肉ポット付ミニハウスを作る」→

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